表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
112/169

合いの手劇 桃太郎ぽいナニカ

100%嘘です、1%も信じてはいけません。

ボケ「むかし昔ある所にお爺さんとお婆さんが居ました」


ツッコミ「うん、いつ作られたか分からないけど大体が住所だけ確定している物語ってあるよね?」


ボ「お爺さんは山に柴刈りに、お婆さんは川に洗濯をしに行きました」


ツ「この入りは不朽のネタ作で有名な桃太郎だな?」


ボ「お爺さんは手頃な雑木をナタで切り倒し、薪として有効活用します」


ツ「珍し!お爺さんの柴刈り描写、珍し!」


ボ「お婆さんは川に洗濯をする予定でしたが洗濯をすほど溜まっていなかったので、家内を掃除する事にしました」


ツ「ちょ!お婆さんー!それ1番やっちゃいけないドタキャン!」


ボ「何時もと変わらない飽き飽きとした日常を無駄に過ごしていたある日」


ツ「言い方悪い!。それよりも桃は?何処に行ったの?ねえ?」


ボ「お爺さんが山で絞めた熊を、担いで帰ってきました」


ツ「え?お爺さんが?。お爺さん、もしかして凄腕のハンターさんなの?」


ボ「と思ったら、赤い前掛けを身に着けた、おかっぱ頭で泣きじゃくる金太郎もいました」


ツ「ここで金太郎!?あれ熊が…え?お爺さんやっちゃった?」


ボ「と金太郎の泣きじゃくる声で覚醒した熊がお爺さんに相撲を挑みますが、お爺さんはエイヤッー!、と熊を寝技で絞めました」


ツ「お爺さんマジで凄ぇー!?」


ボ「そして始まる宴会」


ツ「待って、話飛んでるから!せめて事の成行きくらい教えて!」


ボ「宴会で盛り上がったお爺さんと金太郎と熊は鬼ヶ島に遠征する事になりましたが、お婆さんを独りするのは不憫と思い一緒に行く事にしました」


ツ「あれ!主人公がいないけど行っちゃう系?しかもまさかのお婆さんも一緒パターン!」


ボ「お爺さんはお婆さんを背負い、熊五郎は金太郎を肩車して鬼ヶ島を目指しました」


ツ「うんうん、お爺さん優しいね…熊、人かぁ〜そっち方面かぁ」


ボ「やがてお爺さん達御一行は鬼ヶ島手前の漁村、竜宮城に一泊する事になりました」


ツ「竜宮城、漁村なんだ、へぇー?」


ボ「竜宮城で一泊したお爺さん達御一行は、有料で購入した若返りの煙、おったま下駄箱を開けました」


ツ「ネーミングセンス!」


ボ「若返りの煙を浴びたお爺さんとお婆さんはみるみる若返り、お爺さんは全盛期の桃の助その太郎に、お婆さんは桃でざーと姫に戻りました」


ツ「いや、誰!。そんな名前の人、知らない!」


ボ「そして元お婆さんの不思議な力で鬼ヶ島に瞬間移動をしたお爺さん達御一行は、鬼と対面し。元お爺さんは…宴の始まりだ、さぁ!俺より強い奴は出て来い!、と鬼を挑発しました」


ツ「元お婆さん、まさかの能力者!。元お爺さん、お約束の戦闘狂!」


ボ「元お爺さんは、鬼達を抓っては投げ、抓っては投げと抓りまくりました」


ツ「元お爺さん、地味にイタ酷い!。リアル鬼の目に涙!」


ボ「戦いに不参加の元お婆さんと金太郎と熊五郎と子鬼と鬼嫁達は、あーでもないこーでもないと楽しく会話していました」


ツ「あれ!鬼達、意外と友好的?」


ボ「こうして元お爺さん達御一行は鬼達と楽しく暮らしました。めでたしめでたし。」


ツ「えっこんなハッピーエンドありなの?」



なんだろう…訳分かんないけど嫌いじゃない感。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ