さすらいのガマンしない男
本作品はR15のエッセンスは含まれてはおりません。
【用意する物】
カウボーイハット
ベストもしくはポンチョ(どちらでも可)
大きめなバックルが付いてるベルトとホルスタ×2
ニンジンと茄子
ズボン(シュッ!としてるタイプ)
ブーツ(出来ればロング)
鋼の心
お客さん
「よう〜そこのアンタ、アンタもここ来ちまったのか?」
片手を上げ挨拶
「ここか?ここは表の世界に出る事が出来ない、心の黒い奴が集まる裏世界R15って所さ…」
「俺か?俺は言いたい事は言う、さすらいのガマンしない男さ」
「さて、挨拶がてらに小話でもしてやるか…」
「とある日、俺は乗馬クラブに見学に行った」
ハットを目深にかぶる
「そこにはお通じが良くないと、嘆いている奴がいてな」
シュッ!と腰に付けたホルダーからニンジンを取り出し
「俺はそいつに…『食物繊維の足り無いアンタにはコイツがお似合いさ!』って美味いニンジンを差し出してやったのさ」
ハットを指先で押し上げ、笑顔
「だが、俺が差し出したニンジンは奴に届かなかった…」
ハットの鍔を下げ俯く
「見知らぬ馬が旨そうにウマウマとニンジンを食いやがった!。俺は思わず手を上げそうになるが馬がブルルと首を左右に振り一鳴き…『それは上手くない』と」
ハットを指先で押し上げ睨む
「俺は思わず両手を上げ降参するが、馬の奴は許してくれなかった」
首を左右に振る
「奴は両手を上げ無防備になった俺のホルスターに入れてある茄子を貪った…これが本当のなすがまま」
首を竦める
「だが、やられっぱなしは性に合わない俺は悔し紛れに奴の名前を聞いた…『アンタの名前を教えてくれ』とな?」
拳を握り締め、少し震える
「奴は『サラ・ブレッド』と一鳴きし優雅に去って行った」
ハットの鍔を掴み、見上げる
「その日俺は乗馬クラブの会員なった、それだけの話さ」
肩を竦め首を左右に振る
⬛⬜⬛⬜⬛⬜⬛⬜⬛⬜⬛⬜⬛⬜⬛⬜⬛⬜
「とある日、俺は行きつけのバーに、雰囲気を飲みに行ったのさ」
ハットを目深にかぶる
「お決まりの誰もいないカウンター席」
その場で歩く
「そこには先客がいた」
立ち止まり顔を上げる
「何かを絞り上げられ、くたびれた容姿のオリーブがな…」
ハットを目深にかぶる
「奴はこともあろうに俺の腰を嫌らしい目つきで凝視しやがった…野郎、俺を狩る気か?」
ホルスターから秋ナスを引き抜き
「だから俺は言ってやったんだ『お前に食わせる秋ナスはねぇ!』ってな?」
ハットを人差し指で押し上げ笑顔で決め台詞
「そしたら奴はこう言いやがったのさ…『ふっ調理もしてい無い生で粋がってんじゃないよ坊や?』ってな」
ハットの鍔を掴み驚愕
「生で秋ナスを出しちまうとは…ふぅ、俺も焼きが回っちまったぜ、せめて火ぐらい通さねぇとなぁ?」
肩を竦めて首を左右に振る
どちらかと言うと海外のコメディアンさんのトークショー…いえなんでも無いです。はい。




