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スプーンマン

この作品にはR15のエッセンスは含まれてはおりません。

ようアンタ、この辺じゃ見ない顔だな…新入か?


まあ、そんな事よりもこの場所の説明が先だな…


いいか?ここは表の世界に出る事が出来無い、心の黒い奴が集まる裏世界R15って所さ


ん、俺か?俺の名はスプーンマン、名前の通り常に匙を握る男だぜ?


気軽にスプーンと呼んでくれていいぜ?


但し…匙と呼んだら加減は出来ねえから覚悟してくれよな?


さて挨拶がてら小話の一つでもしてやるか…


アレは忘れもしねえ、とある日の午後15時


俺は奴に出会ったのさ


奴はおかしな野郎でな?


見た目もさることながら独特の雰囲気を醸し出していやがった


俺はピン!っと来たぜ?


コイツはタダもんじゃ無えってな!


俺は何時ものお決まりの場所で奴に手を上げた時


あの野郎…事も有ろうに俺の一張羅を汚しやがった


…許せねぇ!?


ドタマに来た俺は奴に匙を傾けてこう言ってやったんだよ…


「おい、卵野郎!お前を掬うのは俺の匙加減なんだぜ?」


ってな…


くっくっくっあの野郎、震えてやがったぜ?


『ぷるぷる ぷるぷる』


まるで私を食べないで、って命乞いしているみたいになっ!


ハハハ!…ん?


それで、奴はその後はどうなった?


ほう、アンタ卵野郎がどうなったかを聞きたいのか?


いいのかい?アンタ、聞いちまったら後悔するぜ?


早く聞かせろ?


くっくっくっ、アンタも好きもんだねぇ〜いいぜ!聞かせてやるよ…


俺は自身で磨き上げた匙を使い震える奴に


ひと匙…


ひと匙ずつ…


丁寧に差し込み


奴のアイデンティティーである


あの!


ぷるぷるしたボディーを崩しながら…


奴のご自慢の黒蜜


カラメルを匙で掬い


奴自身と絡めながら食ってやったぜ?


ふふふ


今でも思い出すぜ奴の味を


あの口溶け滑らかな…


おっと!


ここから先は残念ながらR15になっちまうから話す事は出来無いぜ?


どうしてもこの話の先が気になるなら…


アンタも自分で試してみろよ?


奴の味を…


ぷるぷる震える


プリンの味をなぁ?。




はい、アホですね。

匙加減って難しいよね?

クドすぎずあっさりテイスト

適度なボリューム感

後味爽やか

中毒性な

作品が出来たらいいなぁ〜。

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