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色眼鏡に惑わされて

作者: 島下 遊姫

 世界は混沌の闇に包まれていた。

 一歩先の道や光も隣で歩く人も明日さえ見えない。何が起こるのかも、何が襲ってくるかもわからない。ましてや闇に触れたり、吸ったりすればたちまちゾンビとなり、死に至るという恐怖。

 そして、闇は人から人へと死を伝染させる。故に闇に触れぬように皆、家という殻に籠り、闇が晴れるのを待つ。しかし、闇が晴れる兆しは一切見えない。何日も何か月も殻に籠り、日の光を浴びることもできず、終りのない絶望を全身に感じ、自ら闇に触れること選んだ人間もいた。

 闇に恐れず、無暗に殻が飛び出た挙句、闇に染まり、家族や無関係な人間に伝染させる愚か者いた。

 絶望に満ちた世界は酷く息苦しい。それでもなお、人は懸命に生き続ける。死と言う恐怖から回避するために、いずれ来る輝かしい未来の為に。

 この混乱を解決する手段が一つだけあった。世界に漂う闇は魔王であるヴェルズが散布したもの。闇も不滅ではなく、一定の期間が経てば消えてなくなるため、今もヴェルズが世界の中心で散布している。

要するにアヴェルズを倒せば闇は晴れる。

 だが、圧倒的な力を持つヴェルズに戦いを挑む者は誰もいなかった。それもそうだ。戦闘に関して何の技術も経験もないただの人間では到底立ち向かえる相手ではない。

 だから、僕が立ち上がった。勇者の血を持ち、数多の世界を救い、神にも等しい強敵に打ち勝った僕なら戦える。

 勇敢で立派な男だと褒める人もいた。無理せずに頑張ればいいと励ます人もいた。戦える人間がいなくなったらそれこそ世界が終わりだと心配してくれる人もいて、嬉しかった。

 その反対もあった。評判を上げる為に戦う偽善者だと罵る人。過去に一人だけ救えなかったある少女のことをネチネチと責め、お前は使えないから勇者は止めろ、死ねと罵倒する人もいた。一体、僕を否定する人は何なのだろう。別に肯定してほしいわけではない。ただ、みんなを救いたいという願いがあるのに。

 考えても仕方がない。妬みや僻みと言うのは誰しもが持っている感情だ。それを正面から否定するのは違う。僕はそんな意見を受け流し、気を取り直す。

 アヴェルズを討伐の旅に出る前にしっかりと装備を整える。闇に触れないように白銀の甲冑に全身を包み、フルフェイスの兜を被って闇を吸い込まないように対策をする。

 そして、戦ってくれる仲間であるヒーラーの少女のフウ、武闘家の男性のシィーシェイ、魔法使いの少女のキィの三人と共にアヴェルズが待つチナ国へと旅立った。


♢ ♢ ♢


 僕らはチナ国にある魔王城に辿り着き、様々な魔物を倒しながら、最深部の玉座の間にて世界の命運をかけた最終決戦を開始した。


「そんなものか。人間よ」


 剣と膝を付き、僕は前の聳え立つ圧倒的存在を睨む。

 魔王アヴェルズ。黒ずくめの姿に紅に光る不気味な瞳。僕の数倍もある巨大な存在はちっぽけな僕を見下ろしている。


「そんな力で我に勝とうなど、片腹痛いわ」


 耳障りな声でアヴェルズは僕らを嘲笑う。

 僕は背後に目をやる。そこには衣服が破れ、傷だらけの体で倒れている三人の仲間達。

 全員、アヴェルズにやられた。このままでは世界を救えない。今も光を待つ人々の為にも僕は負けるわけにはいかない。

 がくがくに震える膝に鞭打って、無理矢理立ち上がる。


「まだ立つか。愚かな」


「当たり前よ」


「俺達は負けるわけにはいかない」


「そうでしゅ!」


 僕の背後に三人が立つ。だけど、僕らは想像以上にダメージを食らっていてまともに動けない。このまま四人で立ち向かっても簡単にあしらわれる。

 それにアヴェルズに止めを刺せるのは勇者の血を引く僕だけだ。


「お前に私達の力を全てあげる! だから!」


 三人は自分達の残る力全てを僕に託す。

 体の奥底から力が漲る。体が羽のように軽い。

 これなら……アヴェルズを倒せる!


「……またそれか」


 僕はアヴェルズの図体を超えるほどの大ジャンプをする。

 そして、みんなの魔力を乗せた極めし一撃をヴェルズに浴びせる。


「ぐうおっぉおぉお!」 


 アヴェルズは汚らしい断末魔を上げ、真っ二つに両断される。

 これで世界は救われる。そう安堵した時、アヴェルズは怨嗟の言葉……ではなく溜息を吐いた。


「私を倒しても何も変わらない。所詮はただの気晴らしだ。一生、世界から目を逸らしていればいい。それが貴様みたいな臆病者に相応しい。そして、朽ちて亡くなればいい」


 そう言葉を残して、アヴェルズは塵となって崩れ落ちた。

 そして、アヴェルズの消滅と共に闇が晴れ、世界に光が取り戻された。

 僕はこの上ない幸福を感じた。

 このままこの幸福が永久に続けばいい。


♢ ♢ ♢


 魔王アヴェルズが消えてなくなり、世界を覆う闇は晴れた。数年ぶり太陽を浴び、誰もが歓喜した。

 僕達はアヴェルズ討伐の成功と世界が救われたことを祝し、シィーシェイが切り盛りする酒場を貸し切って祝賀会を開いた。


「乾杯!」


 グラスは触れ合わせ、シィーシェイ特性の料理と飲み物を楽しむ……はずだった。

 僕はアヴェルズの言葉の意味が気になっていて祝賀会どころではなかった。何も変わらない。目を逸らしていればいい。これらの言葉は一体何を意味しているのか。

 世界は確かに変わった。闇が晴れ、光が差し込む世界に変わった。

 世界から目を逸らす? 考えても仕方がないのはわかっている。でも……考えだしたらどうも止まらない。誰かにブレーキをかけて欲しい。


「どうしたの?」


 浮きたつ雰囲気の中、一人だけ暗い雰囲気の僕にフウ心配そうには顔を覗き込む。


「早く料理食べないと」


 フウに勧められて、料理の乗った皿を差し出される。

 ……料理? そういえばどんな料理だ? 和食だっけ? 洋食?

違和感が苛まれる。いや、考えるまでもない。どんな料理かなんて見ればわかる。僕は皿の料理を確認する。

 料理だった。それでしかない。料理としか認識できない。

 訳がわからない。考えすぎて目でもおかしくしたのか。こういう時は美少女のフウを眺めて目に保養にしようとする。

 あれ? そういえばフウはどんな人だっけ。まるで聖母のように優しくて絶世の美少女。それはわかっているがそれ以上のことが一切わからない。彼女を認識しようとすると激しい頭痛に襲われる。

 頭が割れそうな激痛に椅子から落ちて地面に倒れる。

 フウは顔を覗き込む。


「大丈夫?」


 再びフウは顔を覗き込んでくる。

 僕はフウを見て、目を疑った。

フウの姿が大和撫子に相応しい黒髪の美少女や金髪碧眼の白人の美少女、ふくよかな黒人の美少女と様々な美少女へと変化していく。それだけでなく、輪郭もどことなくぼやけていて認識できない。

 おかしいのはフウだけじゃない。シィーシェイもキィもだ。シィーシェイはゴーレムのような屈強の中年男性だったり、細身で筋肉質な体の美青年だったり。キィは妖精のような愛くるしい美少女だったり、真逆に魔女のような妖艶な美少女だったり姿を変える。

 まるで今まで認識したものが全て間違っていた。あるいは否定されたような感じだ。

 僕は……今まで何を見ていた? ただ「フウ」だけを見ていたのか?


「フウは……誰?」


 僕が言葉を発した瞬間、世界にノイズが走る。

 床も温もりある木の板だったり、固く冷たいコンクリートだったりと変化する。

 酒場も大衆酒場や西部劇のような内装、アダルティックな雰囲気なバーと認識が変化する。

 段々と歪んでいく世界。近代ヨーロッパのようだったり、近未来的だったり、古代の文化が生まれる世界と認識が定まらない。

 耳に入る風の音や声はテレビの砂嵐のような雑音に変わる。

 人も物も……全てが狂っていき、それがすごく気持ち悪くなって思わず目を閉じ、耳を塞ぐ。

 今まで僕は何を認識していた? フウという女性を美少女として認識していたけど美少女とは一体どういう定義なのか。人によって美しさの認識なんて違う。黒髪こそが美しいと思う人もいれば金髪を好む人もいる。垂れ目よりも釣り目。巨乳よりも貧乳。

 人によって美少女の定義は違う。なら、僕にとっての美少女とはなんだ?

 そもそも僕は誰なんだ? 勇者の血を継いだ選ばれた人間。でも、そんなことを誰かに言われた認識はない。

 そういえば両親は誰でどんな人だっけ? 認識したことなんて一度もなかった。

 両親を認識していない僕は誰から生まれた? 捨てられたという認識もない。誰かに育てられたという認識もない。

 僕はどうしてこの世界にいる? 神直々にこの世界に産み落とされたとでも言うのか。残念なことにそのことを確認する証拠も認識もない。

 何でだろうか。僕は僕自身のことを何一つ知らない。まるで僕が僕じゃないみたいだ。そこにあったキャラクターを無理矢理僕に当てはめて演じているみたいだ。 

 僕は自分すらも認識していなかった。

 『目を逸らすな』という言葉が胸に響く。あれほど思い悩ませた言葉が勇気を与えてくれたような気がした。心を覆った闇を祓ってくれた気がした。

 言葉に後押しされ、恐る恐る閉じた耳と目を開く。

 眼下に広がる世界は闇。でも、そこには恐怖は一切感じなかった。まるで電源の


「気づいちゃったのね。この世界の真理に」


 何もない闇に突然誰かが現れる。闇に紛れており、薄っすら見える人型のシルエットと口調からして女性であると辛うじて認識できる。


「まだ、全てを認識しているわけではないのね。恐らくここにいる理由も覚えていないのね」


 ゆっくりと首を縦に振ると、女性は


「君は選ぶことができる。君中心で回るこの世界に留まるか……目覚めるか」


 突然二つの選択肢を提示してきた。

 困惑する。この世界が現実世界とは違うという認識はある程度生まれた。でも、同時にどうしてここいる理由はまだ認識していなかった。


「まず、説明するとここは仮想世界。君の認識通り、現実世界とは異なるわ」


 仮想世界。


「そうなの。ここは君の想像の赴くままに創造される世界。君自身が君の意志がこの世界と言っても差し支えないわ。現に君は口に出さなくても私と意思疎通ができているでしょう?」


 そういえばアヴェルズとの戦っている最中、フウ達は命令しなくても僕が考えてくれた通りに動いてくれていた。


「彼女達はあなたが生み出したキャラクターの一人。だからあなたの手足のように動く。世界もあなたの築いたシチュエーション通りに回る」


 この世界のことは大体理解した。

 僕はこの世界では神なのだ。世界の行く末もキャラクターの生死も僕の気まぐれで変化し、弄ぶ。

悪い気はしない。

 だけど、どうして僕は仮想世界にいるのか?


「……君は実験に巻き込まれたの。無作為に選ばれた人間の一人」


 実験? 何の?


「一体、人間は何が幸福なのかというのね。人間は多種多様な考えがあるわね。個よりも集団を優先する考え。民よりも社会や国を優先したり。もっと身近な話に例えるなら甘党と辛党やきのことたけのこ。特にきのことたけのこは酷いわね。民族戦争と同等よ」


 確かにそうだ。それが人間だ。他の生物にはない高い知能と言語能力と倫理観を持つからこそ生まれたものだ。誇るべきなはず


「別に人間を否定したわけではないわ。他者の意見というのは例え自分にそぐわないものでも尊重されるべきと実験の発案者は考えているわ。でも、人間は愚か。何十億人もの人間がいて、それぞれが人生を送り、様々な環境や経験を味わっている。近い考えを抱いても全く同じ考えを持つことはありえない。なのに、人間は自分とは異なるものを徹底的に排除したがる傾向がある」


 嫌な話だけど残念なことに事実だ。

 歴史を辿れば自分の意にそぐわない人間を虐殺した独裁者はいた。ただの市民でも村八分や魔女狩り、イジメというものは行われてきた。


「自分と違う意見だから排除。少しミスをしたから排除。自分の思い通りにならないから排除。相手の意見なんて聞かない。例え、排除した相手が命を絶つことになっても気にしない。寧ろ喜ぶ人間もいる。だって、自分とは違うから。規模が大きくなれば殺人や戦争になり、多くの命が失われる。悲しくならないかしら?」


 要するに腐ったミカンの方程式か。


「でも、悲しいことだけど決して悪いことではないわ。時にはそういった自分本位の行動が必要な時はある。自分じゃどうしようもない問題が起きた時とか、他人に責任を擦り付ける。それで平静を保てるならまだいいわ。ただ、傷つく人間がいることと目的を忘れて過剰な批判や排除を行う」

 

それならサンドバックでも作ってストレスを発散するほうが自分にとっても、相手にとっても幸せなのでは。誰も傷つくことはないし。


「それがこの世界を生んだ」


 え?


「自分の世界を作って、そこで都合のいい、認識しやすいキャラクターや世界を作って自分の思い通りに世界が回す。誰も自分を否定も拒絶もせず、全てを肯定してくれる。それが最高の幸福と考えた発案者はこの実験を開始したの」


 確かに自分の思い通りというのはこの上ない幸福かもしれない。

 望みさえ好きな食べ物や娯楽を楽しめる。努力などせずスポーツや武道と言った芸事もできる。自分の好みにあった異性と性行為もし放題。何不自由のなく順風満帆な人生は悪くはないだろう。

 全肯定するキャラクターに囲まれるだけでなく、あえて自分を否定するキャラクターを作り、敵と設定すること。そして、他のキャラクターと共に否定するキャラクターで攻撃することで自分の存在価値を高めることだってできる。

 でも、納得いかない。綺麗ごとだろうが苦しんで悲しみがあるから人生というのは意味があるのでは?

 競う相手がいて、勝つために努力し、目標に達するために自分を磨く。口では簡単だけど実践するには難しい苦しみを味わうことも人生なのでは?

 そして、苦しみを超えた先に簡単に味わえない達成感や幸福を味わえるはずだ。

 また、様々な意見を聞いて自分の見識を広げるのもまた人生の醍醐味ではないのか?


「そうか。君はそう考えるのか」


 理想論だけど。


「言ったでしょ。人に多種多様な考えがある。私は君の考えが聞けて嬉しいよ」


 闇に染まる女性の顔はわからない。でも、声色と雰囲気で笑っているように感じた。


「さぁ、話はもう終わりにしよう。君はこれからどうする?」


 女性の声のトーンがまるで機械音声のように感情がなくなる。

 どうするか。自分の世界を閉じこもり神になるか、人間として幸福と不幸の混じった現実に生きるか。

 ……正直、迷う。神様気分を味わう機会なんてもう二度とないだろう。手放すには少し惜しい。

 でも、この世界にいると僕は僕でなくなると思う。僕自身のことしか考えなくなり、世界も命にも価値を見出せなくなり、考えることや努力することを放棄することになって最終的には人間として決定的な何かを失う気がする。

 それは嫌だし怖い。僕は僕という人間でいたい。


「僕は……誰でもない僕であることを望む」


 現実に戻ることを決意した瞬間、世界を覆った闇が晴れて、光に包まれる。


「……おめでとう。君は紛れもなく君だ」


 誰かの祝福する声が聞こえた。誰かはわからないけれど、ただ聞き慣れた声というだけは認識できた。


♢ ♢ ♢


 ゆっくりと目を開けるとまたしても闇だった。でも、仮想世界とは違って顔面と頭部に妙な重さを感じた。

 目を覆う物体を外す。今度は白い天井と蛍光灯が目に入った。

 僕は目に映るそれを疑う。認識が歪んだら白熱灯にでも変化すると思っていたけどそんなことはなかった。

 外した物体――VRゴーグルを顔の前に持ってくる。家電量販店に売っていそうな何の変哲もない赤色のVRゴーグル。これで僕は仮想世界にダイブしていたのか。

 現実と遜色のないVR空間なんて創作の中での話だと思っていた。現実の技術の進歩は空想よりも恐ろしい。

 ふと、周りを見回し、状況を確認する。無機質なコンクリートの壁に囲まれた部屋。壁に一つずつ窓があり、そこから日の光が冷たい部屋に差し込む。脚を向ける先には大きな鉄製の扉があり、いつでも出ても構わんと言わんばかりに解放されていた。

 四隅には丸い監視カメラが設置されており、絶えず僕らを睨んでいる。

 そして、部屋に大体縦横十個ずつの医療用ベッドが並べられていた。ベッドの上には僕と同じようにVRゴーグルと頭部にたくさんの配線が繋がれたヘルメットを被って仰向けの実験対象者がいた。

 きっと彼らは今も仮想世界の中にいるのだろう。……無理矢理起こすのは違うか。僕とは違って、仮想世界で閉じこもる方が幸福な人もいる。善意の押し付けは人を不幸にする。

 ヘルメットを外し、人一人分の間しかないベッドの間に経つ。

 よく見ると片手で数えられる程度だけど空いたベッドがあった。僕と同じように目覚めた人なのだろうか。

 結局、僕は特別な人間ではない。世界を救ったり、変えられるような勇者ではない。でも、少しでも高い 地位にいて少しのミスでも激しい批判を受けるくらいなら普通の人間の方が気楽だ。

 というかずっとゴーグルをしていたせいか世界が広く感じる。

 僕はゆっくりと出口に向け、歩き出す。

 この後はどうしようか? お腹減ってきたからハンバーガーで食べに行こうか。ラーメンも悪くない。


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