第4話 人殺し
今日もよろしくお願いします
「う〜ん 次は人間かぁ・・・・」
「ん? まぁいいんじゃない
もう 僕たちは人じゃないみたいだし」
「「「えっ?」」」
「えっ? まだ気づいてなかったの?
もう 僕たちは人間じゃないよ?
ステータス見てみなよ」
「わかったが・・・・
本当だ・・・種族が人間じゃなくて魔人になってる・・・・」
「みんなもなってるでしょ?
そういうことだよ 僕たちは人間じゃないんだから
殺してもいいんだよ?」
「いや・・・そういうわけじゃないだろ
殺したらダメだろう?」
「何がいけないんだい
元冒険者くん? 僕たちはもう人間じゃない
じゃあもう人間の法には縛られなくていいんだよ?」
「いや そうかもしれないけど・・・・
なんというか・・・」
「何? あれ もしかして
道徳とかいう洗脳教育を受けちゃったの?
あれはダメだねぇ
なんで 殴られるのを我慢して
なんで 殺されそうなのを我慢して
いなきゃいけないのか?
僕にはわからないよ この世は弱肉強食という
単純な理でできている!!
コミュニケーション能力が高いものはいい思いをし
コミュニケーション能力がないものは社会から死んでいく
身体能力が高いものは栄光を手にし
身体能力が低いものは笑われ
学習能力が高いものは将来を自由にでき
学習能力が低いものはやはり笑われる
この世はそんな理屈でできていると思うんだ
まぁ これはこの教祖のこの僕の考えなんだけどね?
あってるとは限らないよ?
でもねぇ そうやってこの世界はできてると思うんだ?
だからね? 人を殺してはいけないというのは
その人間だけに決められたルールで
そんな思いに駆られたことがない
優秀( 笑 )な者によって作られたものだと思うんだ
僕たちは人間をやめてるんでしょ?
いいじゃないか 人間を殺しても」
「いや〜・・・・
だがな〜・・・」
「もう さっさと決めないとそろそろ時間がなくなってきたよ?
僕はもう殺りにいくよ 付いてくる人はいる?」
「あ じゃあ 私付いていくよ
探知魔法も使えるようになったし」
「うん じゃあ 僕たちは入ってくるね?」
「う〜ん・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あ いた・・・」
「どっちの方向?」
「あっち ここから斜め右の方」
「わかった 行こうか
何人いる?」
「う〜ん 2〜3人ぐらいかな
それより多いってことはないよ」
「わかった それくらいならやれるね」
「そう じゃあ頑張ってね」
「えっ 君はやらないの?」
「いや やるけど
遠くから狙うから
その間にやっちゃうんじゃないかな?って
思って」
「わかった 1人だけ残しとくよ」
「ありがとう
じゃあ 行きましょうか」
「うん じゃあいくよ? 3 2 1
GO」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あ なんかきた
人間かな?」
「えっ?
じゃあ 殺さないと」
「わかった
じゃあ やるか
相手は1人だし」
「じゃあ 私が遠距離から
当てるよ
いくよ ”ファイヤーボール” 」
「あ 当たった
これは死んだかもね」
「う〜ん」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『従僕が人間レベル11を倒しました
創造主と同じ種族を倒したのでCPが2倍になりました!!
レベル10以上を倒しました!!CPが2倍になりました!!
獲得CPは4400です』
『従僕が人間レベル12を倒しました
創造主と同じ種族を倒したのでCPが2倍になりました!!
レベル10以上を倒しました!!CPが2倍になりました!!
獲得CPは4800です』
『従僕が人間レベル15を倒しました
創造主と同じ種族を倒したのでCPが2倍になりました!!
レベル15を倒しました!!CPが3倍になりました!!
獲得CPは9000です』
あっ
また 倒してる
もう お迎え送っちゃったけど
まだ よかったのかな?
まぁ いいか
また 練習続けよう
面 胴 小手
・
・
・
面 胴 小手
『刀術がレベル10になりました!!
よく 努力しましたね!!
刀術が進化します!!
何がいいですか?
・二刀流 ( アーツ付き )
・刀術( アーツ付き )
う〜ん どれがいいかな?
う〜ん かっこよさそうだから
二刀流にしとこ
刀術レベル10が二刀流( アーツ付き ) レベル1に進化しました!!』
うん これぐらいにしとこ
新しい刀は・・・・
これでいいか・・
うん かっこいい
「ただいま戻りました!!」
あっ やっと帰ってきた
今日も楽しかったな
明日は何しよう?
ここまで読んでいただきありがとうございます
よければブクマ 評価などよろしくお願いします




