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とあるダンジョンの探索記  作者: アイネコ
第三章、人々の暮らし
77/206

限界と可能性

マルスのターンです。

※ジェフリーサイドとは違う時系列でお送りしています。





 時を遡ること2年、仁の農地開発が行われていた裏では、白のダンジョンで攻略が進められていた。




「オラーッ!!」

「お? やるニャー」


「我らもいくぞー!」

「「「オオーー!!」」」


 レベルが40を超え、スキルも充実してきたマルスは、白のダンジョン攻略組に混ざり、戦闘訓練を続けていた。


 実戦に優る訓練は無いと、マルスが進言してきたからだが、ミケやレド、リウの主力メンバーが許可したので、同行が決まったのである。


 一応、ミスリル装備を一式与え、ポーションなどのアイテムをタップリ詰めたマジックバッグも与えて在るので問題は無いだろう。


 万が一の場合は、秘薬を使うつもりだが、マルスには無理を為ないようにと言い含めて、送り出したのであった。



 ◇ ◆ ◇



 マルスを参加させ、2カ月が経ったころ問題が起きた。


 マルスのレベルが50でカンストしたのである。


 人間であるマルスはレベル50となったが、そのステータスは低い。



 マルス Lv50

 剣士

 HP:800/800

 MP:160/160

 STR:200

 VIT:160

 DEX:150

 AGI:150

 INT:80

 MND:100

 LUK:85

 スキル

 通常:瞬身、転身、心眼、瞑想

 戦闘:居合斬り、幻影斬、ダブルアタック、短剣LvMAX、片手剣LvMAX、両手剣LvMAX

 称号:剣聖



「うん、強くなったな」

「そ、そうか、そうだな。 だがオレはまだ……、くっそ……」


「ん、そうだな。 悔しいだろうが、人の身では既に限界なのだろう」

「ああ、やはり人間は脆弱なのだな」


「上を目指すことは出来るが、今の時点では無理だしな」

「えっ? オレはまだ強く成れるのか?」


「ああ、魔神の使徒を倒すことだ」

「な、なんだと……」


「使徒を倒せば、おそらくレベル解放が起きる。 俺のようにな」

「ま、まさか、仁殿のレベルは……」


「俺のレベルは今のところ、258だな」

「に、にひゃ……」


「バケモノだよな」




 『始まりのダンジョン』を攻略後、仁のレベルは時間と共に上昇していった。


 当初、なぜレベルが上昇してゆくのかが判らなかった。


 ある日、配下のレベリングを大々的に行ったことで、仁のレベルが大幅に上がり、中止にしたところ、仁のレベルアップも止んだので、レベル上昇の原因が特定されたのだった。


 仁の配下となった者は、仁の加護を受け眷族となり、その配下の成長による経験値が、仁へと流れ込んでいる可能性が大となり、何もしなくともレベルアップが促されていると推測された。


 その後、配下のレベリングを幾度も行い、推測が確信へと変わり、実証実験を繰り返し、断定されたのであった。


 配下が成長し数も増え、そして仁のレベル上昇に還元される事に、違和感がハンパなかったのだが、配下の強化にも反映されていたので、黙認していた。


 そんな中、カンストしていく配下も増え、仁は自分のレベルが99を超え100に至り、その後もレベルアップする事に疑問をもつに事になる。


 『自分のレベルカンストは無いのか?』


 そして、その疑問を神々へと伝えたところ、『魔神の使徒を倒しただろ』と、あっさりと回答があり、仁の疑念は解消されたのである。




「ということが在ったんだ。 だから魔神の使徒を倒せば、マルスのレベルアップ解放の可能性は十分にある筈だ。 だが、魔神の使徒はまだ確認されて無いし、見つけたからといって、マルスに倒せるかというと、そうとも云えないのが実状だ」


 神々とのやり取りはぼかしたが、可能性が無くなった訳ではないと伝える。


「そうか、それもそうだよな」

「だが、望みが無い事でもない。 マルスに渡した『草薙の剣』は神剣だ。 それを十全に扱えるように成れば、道は開かれる筈だ」


「……、なるほど、オレ次第ということだな」

「ああ、そういう事だな」


「よっしゃあー! やってやらあー!」


 やる気を奮い立たせたマルスに、仁は新たな目標を伝える。


「その意気だ。『()()』を目指して頑張れ」

「はあ!? け、剣神……、マジかあ」




 ── ステータス ──


 田中 仁 Lv258

 ダンジョンマスター

 HP:619200/619200(3s=+5%)

 MP:111456/111456(3s=+5%)

 DP.50700/50700

 STR:1032

 VIT:1032

 DEX:774

 AGI:774

 INT:1548

 MND:13096

 LUK:186

 スキル

 通常:メニュー、マップ、テレポート、情報、通信、監視、ダンジョンクリエイター

 召喚LvMAX、作成LvMAX、分解LvMAX、鑑定LvMAX

 魔方陣LvMAX、生活魔法LvMAX、治癒魔法LvMAX

 火魔法LvMAX、水魔法LvMAX、土魔法LvMAX、風魔法LvMAX

 氷結魔法LvMAX、光魔法LvMAX

 MP倍加、MP消費半減、HPMP自動回復LvMAX

 経験値倍加、思考加速、詠唱破棄

 身体向上、知能向上、反応速度向上、回復力向上

 戦闘:光の剣Lv1、光の盾Lv1

 耐性:全属性無効、光属性吸収、状態異常無効、精神異常無効

 加護:異世界の神(不老不死)

 称号:大賢者

 異形たちの王

 勇者(光属性倍加)

 魔を退けし者

 ダンジョンを踏破せし者




明日の更新は、お休みとさせて頂きます。



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