オークキング
すみません、投稿予約に失敗しました。
申し訳ありません、以後気を付けます。
冒頭にステータスを公開しました。
2018.12/6の設定です。
場合によっては、後日変更の可能性があるかも知れません。
ですか、ストーリーには影響しないので、よろしくお願いします。
田中 仁 Lv32
ダンジョンマスター
HP.48000/48000(3s=+3%)
MP.7680/7680(3s=+3%)
DP.50000/50000
STR.112
VIT.96
DEX.96
AGI.96
INT.128
MND.10310
LUK.16
スキル
通常.メニュー.マップ.テレポート.情報.通信.監視
召喚Lv6.作成Lv7.分解LvMAX.鑑定LvMAX
魔方陣LvMAX.生活魔法LvMAX.治癒魔法LvMAX
火魔法LvMAX.水魔法LvMAX.土魔法LvMAX.風魔法LvMAX
MP倍加.MP消費半減.HPMP自動回復LvMAX
経験値倍加.思考加速.詠唱破棄
戦闘.なし
耐性.全属性93%無効.状態異常無効.精神異常無効
加護.神界の神(不老不死.大賢者)
「ちょっ!!なんだこれ!?ふぁ?大賢者だと!」
「どうかしましたか?」
「いや、俺のステータスをな……」
「それが何か?」
「俺の加護が神界の神に変化したんだが、効果に大賢者が追加された……」
「はい?本当ですか?」
「ああ、追加されたスキルが増えてるし」
「それは、おめでとうございます」
「あ、ありがとう……」
(ゼノス様の加護だよなこれ……)
「あの、大賢者とはどの様なものですか?非常に興味があるのですが」
「ダンジョンマスタースキルを除くと、MP倍加と消費半減、HPMP自動回復、経験値倍加、思考加速、詠唱破棄あたりだが、魔方陣てのがよく分からんな、ダンジョンマスタースキルかな?」
「ま、魔方陣!まさか……」
「何か知ってるのか?」
「はい、某が守護していた図書館に読めない本が在りまして、たしか魔方陣と書かれていました」
「読めなかったのか?」
「はい、おそらくスキルの有無で読めないと思い、気になって居ましたので……」
「そうか、ならこの戦が終わったら取りに行こうか」
「そうですな、某も気になります故、お願いします」
「ああ、しかしゼノス様も困った事を……」
「ゼノス様ですか?」
「話してなかったな、俺をここへ導いた神の上司だな」
「そ、それは……」
「うん、これ以上は言えないかな」
「そ、そうですな、それが賢明ですな」
「しかし、いたずらに大賢者とかないよな……」
「悪戯ですか?」
「ああ、俺が居た世界のある由縁に大賢者が在るんだが、この話は忘れてくれ」
「承知しました」
仁は自分の攻撃が明らかにおかしいと思い確認をしただけであったが、まさかゼノス様が大賢者というネタを知っているとは、思いもしなかった。
「ちょっとだけ、テレポートの実験して良いか?」
「はあ、構いませんが」
「うん、ありがとう、ちょっと行ってくる」
すっと消えた仁にリッチは驚いた。
そしてまたふっと現れ、リッチは仰天した。
「なるほど、これは便利だな」
「あ、あの今なにをしたのですか?」
「ああ、テレポートってのは、瞬時に行きたい場所に転移する魔法と同じものだ」
「時空間魔法ですと!ほ、本当ですか?」
「時空間魔法ではなく、ダンジョンマスタースキルだな」
「な、なんと!さ、流石は主、ダンジョンマスターにはその様なスキルがあるとは知りませんでした」
「俺もさっき知ったんだが……」
「でしたな、ぁ……」
「ん?どうした?」
「いえ、魔方陣の本をですな……」
「あ!!なるほど、それだ!あ、でも読む暇がないな、後で取りに行くか……」
「そう…ですな、そうしましょう」
気を取り直して、戦力の確認をしようと思い皆を鑑定する。
ゴブタロ【召喚】Lv28
主人.田中 仁
HP.700/700
MP.36/36
STR.154
VIT.140
DEX.84
AGI.112
INT.36
MND.36
LUK.22
スキル
通常.剛力Lv1.言語化Lv1
戦闘.棍棒LvMAX.痛打Lv3.軽装Lv2
耐性.物理3%無効
加護.ダンジョンマスター(意思疎通)
コボジロ【召喚】Lv27
主人.田中 仁
HP.432/432
MP.42/42
STR.135
VIT.108
DEX.89
AGI.116
INT.35
MND.35
LUK.35
スキル
通常.疾走Lv1.隠密Lv1.言語化Lv1
戦闘.短剣LvMAX.投擲Lv4.小盾Lv8.軽装Lv1
耐性.物理1%無効
加護.ダンジョンマスター(意思疎通)
オッグ【召喚】Lv29
主人.田中 仁
HP.1044/1044
MP.51/51
STR.188
VIT.174
DEX.87
AGI.87
INT.43
MND.43
LUK.43
スキル
通常.剛力Lv1.言語化Lv2
戦闘.手斧LvMAX.兜割りLv1.大楯LvMAX軽装Lv3
耐性.物理4%無効
加護.ダンジョンマスター(意思疎通)
リッチ【従属】Lv29
主人.田中 仁
HP.174/174(8s=+1%)
MP.2320/2320(8s=+1%)
STR.58
VIT.58
DEX.87
AGI.87
INT.232
MND.232
LUK.87
スキル
通常.詠唱Lv6.言語化LvMAX
火魔法Lv6.闇魔法Lv3.召喚魔法Lv2
HPMP自動回復Lv3.復活
戦闘.なし
耐性.刺突半減.物理50%増加.火属性倍加.光属性倍加.闇属性吸収.魔法23%無効.状態異常無効.精神異常無効
加護.異世界の神(闇の祝福)
ウルフ【従属】Lv25
主人.オッグ
HP.400/400
MP.31/31
STR.150
VIT.100
DEX.125
AGI.150
INT.31
MND.31
LUK.37
スキル
疾走Lv5.隠密Lv3.索敵Lv3.統率Lv4
戦闘.牙LvMAX.爪LvMAX
皆も強くなってるなと仁は思った。
だが、ゴブタロ達に言語化が生えてる事に気付いた。
「なあお前達、言語化が生えてるんだが喋れるのか?」
「…………」「…………ァ」
「スイまセン、まダうまクハなせまセン」
「ん?ちゃんと話せるじゃないか、大丈夫だぞ、話さなければ上達しないからな」
「アリがとウ、ゴざいマス」
「気にするな、話しかけにくいなら、お前達どうしで練習すればいいからな」
「ハイ……」
「主はお優しいですな」
「ん?普通だろ」
「そうですな……」
「それよりお前の闇魔法とか、闇属性吸収とか、召喚魔法とか色々とあるが闇の祝福は大丈夫なのか?」
「そうですな、神の加護故問題ありません。主ほどではありませんが、スケルトンなら大勢召喚出来ますぞ」
「マジか!いいな今度見せてくれ」
「はい、分かりました」
「大体皆の強さも分かったし、そろそろ行くか」
仁達は休憩を終え、近隣集落への探索を再開した。
オーク集落へ向かう通路を探し、かれこれ2時間程になる。
先に進んではオークの集団と戦闘になり、何度も足止めをくらい時間が掛かっているのだ。
通路が入り組んでいるのを利用して、仁達を誘導しようと試みているようで、襲われては返り討ちにして追い返し、マップで確認して進み出すと邪魔してくるといった感じであった。
仁だけならば、ひたすら進めば問題ないが、これは戦争なので仁は敵に付き合ってやろうと合わせているだけだった。
既にオークを何体倒したかなど判らないし、仁にはどうでもいい状態である。
唯一レベルが上がってる事がメリットであった。
「ふぅ、もう飽きたな。戦争で飽きたとか酷いが、ただの嫌がらせだろうな、これは」
「そうですな、逃げる時間稼ぎでしょう」
「まったくキングとかジェネラルとか、名前だけの存在なんだううな」
「でしょうね」
「さて、大体の方向も見当出来たし、突撃でもしようか」
「は、お供いたします」
「よし、オッグ達もよろしくな」
「はい、がんバリます」
「ん、死なない程度で頑張ってくれ、レベル上げだと思わないとやってられないからな」
「しょウチシました」
「では進軍開始だ!」
仁を先頭に走り出し、通路を駆け抜けていった。
オーク達を無視して突き進む仁に、後を追い掛けるリッチやオッグ達もオーク達をなぎ倒しながら進んでいく
オーク達は何が起きて居るかも分からず、あっさりと突破されてしまい、仁達はオーク達の集落へとたどり着いたのだった。
仁は集落の前で立ち止まり、叫んだ。
「俺はダンジョンマスター!田中仁という!お前達の主、オークキングに伝えろ!お前は俺の敵だ、堂々と闘え!然もなくばお前ら全てを滅ぼす!これを以て宣戦布告とする!以上!」
「流石です、これで闘わねば王とは云えませんな」
「ん、まあ居ないんだし、ムリだな」
「ええ、ですが此でここの住民は自分達が捨てられたと思うでしょう」
「降伏なら受け付けているからな」
「さて、来たようですな」
「うん、どうなるかな」
仁達は、敵のオークリーダーが近付いてくるのを睨み、返答を待った。
結果は降伏、キングならびジェネラルは本拠地へと逃亡し、自分達は足止めを命じられただけだと言い、敵対する気は無いとの事だった。
「マジでムカつくんだが」
「そうですな、民草など文字通りの扱いなのでしょうな」
「くそ、殴りてぇ……」
「まあまあ主よ、これでここの住民は全て主のものに成ったのですから、良いではないですか」
「う…、お前達はどうなんだ」
「ハイ、キングなど、ワレらにハもうフヨウです、ワレラはあなタサマにしたがイマス」
「分かった、ならお前達は俺のものだ、何か言いたい事はあるか?」
「ハイ、ワレはどうナッテもかマイマせん。ですガ、ドウほうタチにはツミはありマセンおゆるシヲ」
「なんだそれだけか?その程度は判っているから気にするな、それとお前は良くやった、今後もここを任せるからな、頼むぞ、いいな?」
「うぅ……、モッたいナイおことバ、アリがとウゴザいまス」
こうして新たな集落を手に入れた仁達は、集落や周辺の情報を集め、更なる侵攻計画を練るのであった。
その日の夜は、集落をあげての大宴会となり、仁は酒や食糧を提供し、料理を振る舞ったのだった。
翌朝、顔を洗い歯を磨きやっと目が覚めた仁は、リーダーを訪ね朝食を取りながら、今後の事を色々と話した。
「周辺の集落は、放置して本拠地の方に向かうから、ここの防衛は頼むぞ、念の為に物質は置いていくから、好きに使うといい」
「ハイ、ありがトウございマス」
仁達はこうしてキング達が居る本拠地へと向かった。
オークリーダーの情報では、キング達は集落を襲い、支配しているだけの存在らしい。
どこの集落でも同様に、支配して物資を根こそぎ持って行くそうだ。
俺が最初に支配した集落は、遠いから見に来ただけらしい、よく判らんが面倒くさいのか?と思いどうでもよくなってしまった。
謎の多いキング達だが、既に仁の中では討伐対象なので、途中の集落はスルーして、キングの居る本拠地へ直行したのである。
ウルフの索敵で待ち伏せなどを回避して、順調に進む仁達はなんの被害や消耗せずに、本拠地へと到着してしまった。
とりあえずキング達の居場所を探す事にした仁は、集落から死角となる場所へと移動する。
ここなら大丈夫と確認してマップを開き、キング達を探しながら集落の様子を伺った。
どうやら奪った物資で宴会をしているらしい。
予想していた通り、ただの馬鹿だった。
物欲を満たしたいだけで、部下たちなどほったらかしであった。
「想像通りの馬鹿とは、……もういいか、行こう時間の無駄だ」
「分かりました、お手伝いは要りますか?」
「いや、要らないな、全員騒いでいて警備すらしてないし、独りでいってくるわ」
「了解しました。ご武運を」
「ああ、行ってくる」
仁はテレポートでキングの居る場所へと転移した。
突然現れた仁に、オークキングやオークジェネラルは驚き誰何した。
「ギザまドゴガらギダ?ナニものガナノレ」
「俺はダンジョンマスターの田中仁!今からお前らをぶちのめすから覚悟しろ!」
仁は言うと同時に、テレポートで回り込み、キングの顔面に拳を叩き込み、蹴り倒して馬乗りになり、また顔面を殴り続けた。
呆気にとられた周囲のオーク達は、ジェネラルの罵倒で我に返り、仁に襲い掛かった。
仁はその行動を視界に入れながら、キングの顔面を殴り続け、襲撃にあわせテレポートで転移して回避した。
襲撃してきたオーク達の攻撃は全てキングに当たり、キングはあっさり退場してしまった。
「お前ら馬鹿か?俺がお前らの行動に気付かない訳ないだろう?」
「ナ、ナンだ!なにガおきタ!」
仁は喚いたジェネラルの後ろへと転移し蹴り倒して、キング同様に顔面目掛け拳を叩き込んだ。
「こうしたんだよ、判るか?」
ジェネラルは顔面を庇おうと藻掻くが、腕にのし掛かった仁がいて不可能であった。
ただひたすら殴られ、血を垂れ流すジェネラルは気を失い、仁は言い放った。
「ふぅ、スッキリした。後は好きにしろ」
そう言ってテレポートで皆の居る場所へと戻るのであった。
「お帰りなさいませ、お疲れさまでした」
「オツカレさまデス」
「ただいま、終わったよ。いやぁスキッりしたわ」
「それは何よりです」
「んじゃ、帰るか」
「はい、帰りましょう」
仁達は、テレポートで子供達の居る第1拠点へと転移したのだった。
投稿予約自体はしたのですが、最後の実行ボタンを押さず寝てしまい、投稿出来ていませんでした。
以後、気を付けますので、よろしくお願いします。
次回は、土曜日12/8.17時を予定しています。




