プロローグ1
初投稿、初作品です。
宜しくお願いします。
ある日、一つの世界が終わった。
そして、一人の男が旅立った。
「う、うーん…… ん? な、なんだここは?」
何も見えない、見えているのかも判らない、足下にも何も感じない空間だった。
目が覚めて、どれ位の時間が経ったのだろう? かなりの時間が経ったと思うが、なにも変わらない状態が続いていた。
すると、突然明るくなり、眩しさに目が眩んだ。
「ふぁっ!?…… な、なんだ!?」
視界がぼやけているうえに、急な事態に焦り、まごついていると、不意に声を掛けられた。
「すまん、だいぶ待たせてしまったようだな」
「えっ!?」
(な、なんだ? 何が起きてる?)
だいぶ目も慣れてきて、うっすらとだが見えてきた。
目を凝らすと、見知らぬ人が目の前に居た。
「申し訳ない、復旧にかなりの時間が掛かってしまってな、だいぶ待っただろう?」
「えーっと、何の事でしょうか?」
何のことだか分からず、聞き返した。
「あぁ、これはうっかりだな、君たちと、時間の感覚が違うことを、失念しとったわい」
「はぁ…… 失礼ですが、どちら様ですか?」
「私は、君たちが云うところの、神である」
(はい?…… えっ!?)
自分の中の時間が止まった。
投稿当時は、何も分かってない素人でしたので、少しずつ書き直しております。
プロローグ部分は、非常に短くなっており、消して書き直す事も考えましたが、やっちまった事を無くそうとするのもアレなので、可能な限り読みやすいものにしようと思いました。
ですので、プロローグ部分は読まず、飛ばしていただければと思って居ります。
今後も、少しずつ書き直していきますが、大きな修正はしませんので、ご了承下さい。