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悪魔のネタその⑦~マモンの立身~

 注意:以下略


 長かった悪魔ネタもこれにて終了である。


 最後を飾るのは”七つの大罪”において最も新顔な悪魔”強欲”マモンくんだ。

 なおアモンではない。

 超有名漫画デ○ルマンに登場するデ○モン族の勇者アモンとは別人である。

 正直日本だとアモンのほうが有名だが……



○”強欲”堕天使マモン


 堕天使マモン、その語源は古代アラム語でマンモーン。

 意味は、富・財産・不正な財。

 名前からして”強欲”を司る悪魔に相応しい。

 だが堕天使ということは元天使のはず(天使時代はマモエルとか名前のはず)。

 唯一神は、何を考えて自らの被創造物に富や不正な財という名をつけたのか……?

 豆知識だが”エル”とは”神の”を意味して天使の名前の語尾はエルが多い。


 堕天使マモンは天使時代から金銀財宝などお宝が大好きで大好きで大好きで――神を崇めるより天界の道に敷き詰められた黄金を崇めていたらしい。

 堕天使になってもそれは変わらず地の底を掘り金銀を探しているそうだ。

 地獄の建築物を飾り立てるのも彼の仕事らしい。

 根っからの拝金主義者、それが堕天使マモンである。

 堕天した原因は知らないが――唯一神より財宝を崇める時点で天使失格?――地下資源の採掘を人間に教えたとの説があるし案外それが禁断の知識だったのかも。

 


○寄付金を惜しむ人への悪口


 元天使としてどうなんだというほどお金大好きのマモンくん。

 その出生の秘密は『人は神とマモンの両方に仕えることはできない』という聖職者の言葉にある。

 寄進をしないことを信仰心が足りないと非難しているのだが……この富を悪魔と曲解したのがマモンくん誕生の瞬間だ。

 うん、敵対者サタンや傲慢な王ルシファーと同じパターンですね。

 ただしマモンは、元となった堕天使や人間がいないため、とても純粋な敵対者(サタン)だ。

 某一神教最大の敵は案外この拝金教マモンなのかも。

 ほら、宗教改革の原因も教会に拝金主義が蔓延ったという話もありますし。



○某一神教自前の悪魔


 魔王サタンを筆頭に吸収合併や引抜など異教出身者の目立つ”七つの大罪”の中で唯一マモンだけが某一神教から創造された悪魔なのだ。

 拝金主義を悪魔化させたそれは数多の神話で行われた現象の神格化に等しいと私は考える。


 ただしマモンのルーツについてはアマイモンという悪魔だとする説もあったりする。

 アマイモンの”ア”は、強調のための言葉で本来の名前はマイモンとなりマモンに似ているからだろう。

 だがマイモンの意味はギリシャ語で”凶暴さ””苛烈さ””熱望”……なんか武闘派っぽい。

 個人的な意見だがアマイモンとマモンは別悪魔だろう。



○創作ネタ


・借金を踏み倒される悪魔


 金銭と引き換えに人間の願いをかなえる守銭奴悪魔マネーモン。

 しかし願いをかなえたのに支払いを踏み倒されてしまう。

 抗議すると『だまされる奴が悪い』『悪魔との約束なんて守る必要はない』と追い払われる。

 マネーモンは叫ぶ『人間どもは悪魔だ!!』と……

 マネーモンが復讐に走るか、拝金主義に絶望するかは不明。



・採掘に勤しむ悪魔


 人間に絶望したマネーモンは、勤労に勤しむことにする。

 真面目に金や銀を採掘する。

 しかし金銀を掘り出したところ『そこはオレの土地だと』人間たちが襲い掛かってきた。

 はたしてマネーモンは大事な財宝を人間たちから守りきれるのか!!



・いつの間にか……大魔王?


 複数の魔王が存在する異世界。

 しかしマネーモン以外の魔王達は、神の座から堕とされた元神や神の座へ至らんとした人間。

 純粋な神の被造物で魔王なのは彼一体。

 他の魔王が神を天より引き摺り下ろし成り代わろうとして破滅する中、彼だけが超マイペースで金策に励む。

 いつの間にか最後の魔王になって……大魔王に祭り上げられてしまう。

 神と敵対する気なんてこれっぽっちもないマネーモンは頭を抱えることに。

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