表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

第6話 サヨナラ

「クジラいる?」

「分からないな」


「こっからじゃ見えないねえ」

「ちょっと、あかりくっつきすぎだよ」

「ごめん」

 原っぱ近くの茂みに潜んで、僕らはクジラがどうなっているか観察した。

 昨日クジラは最後に姿を消してしまった。


 消えた幽霊はどうなるのだろう?

 赤い眼をして気が狂ったように暴れまわったら、もうそこからは戻れないのだろうか。クジラはもう僕ら以外には誰にも見えない悪霊のままさまよい続けるのだろうか?

 よく分からないけどそれでも、まだ何かができると信じたい。


 ようやくあのクジラの思いが分かったんだ。

 もう少しで助けてあげることが、できるかもしれない。


 少し焦燥感にかられながら、いつもの野原を見ていると空で何かがキラリと光った。

「あっ!!あれ見て!!」


 あかりが指し示す方向にクジラがぽわっと、ゆっくり漂うように浮かんできていた。体中、何かにぶつかったような痣だらけで随分疲れているように見える。

 今はどうなのだろうか、どんな状態なのだろう。


 また襲われたらどうしよう・・・・・・そんな不安が僕の胸をよぎる。

 上手くいくのだろうか、何かひどい勘違いをしていて、そもそもこんなことを始めたのが間違いじゃなかったのだろうか?


 なによりも、またクジラが暴れだしたら、今度もあかりをちゃんと守れるのだろうか?

 昨日の決意も、揺れる心境に思わずかき消されてしまいそうだ。


 そんな僕の気持ちが、表情に出ていたのだろうか?

 あかりが僕の方をしばらく見つめると、突然僕を抱きしめた。


 うわわわわ、何するんだよ!!

 あわてる僕に、柔らかくて暖かい、優しい匂いがする。

 ギュッと当たる胸の感触が心地いい。

「大丈夫、青ならできるよ」

 静かに僕は、何を、いったい・・・・・・


「いつだって、青になら」

 あかりがそうやって僕に言った。

「だから自分を信じて、クジラを助けるんでしょ」

 どこか遠い世界にいるような気持の僕に、そんな声が聞こえてくる。


「うん、頑張る・・・・・・」

 心臓がはじけそうだ。恥ずかしさの余り、あかりを突き放すようにしてしまう。


 空を見上げると、クジラがキョトンと僕らを見ていた。

 思わずクジラと眼を合わせてしまった。

 もうだめかと思ったけど、クジラの眼は正常だった。


 あの真っ赤な色ではない、前に原っぱの空を悠々と飛んでいた時と同じだ。


 これなら、うまくいくかもしれない。

 僕の心の中に安度が広がる。


 それから僕は、学校の部室から拝借してきたギターアンプを取り出した。

 そんなに大きくはない電池式のやつだけど、他の機材も合わせてここまで持ってくるのには随分と辛く、ばかばかしいぐらいに重かった。


 コネクタをセットしてスマホとアンプをつないで、少しでも大きな音が出るようにする。


 眠い眼をこすりながら、昨日徹夜で頑張った。改造版ホエリンにアンプとマイクをセットする。

 今度はクジラにメッセージを送れるようにしてみた。

 文字を打ち込めば、それに対応した声が流れる。周波数を上げてあれば、あのクジラにも聞こえるはず。


 それに加えておまけの機能も色々とつけてみた。

 なんかもう最後の方は自分が何をしているのかよく分からなかったけど、とにかく気合で完成させた。

 さあクジラ救出大作戦3号の始まりだ。


 僕はアプリを起動すると、言葉を紡ぐ。

 スマホの小さな音は、このアンプ便りないながら何とかしてくれる。


「こんにちは!」


 僕にはクジラの鳴き声はさっぱり判別がつかないけれど、きっとこいつには届いたはずだ。生まれて初めての、仲間からの言葉。


 クジラはしばらくキョトンとしたような表情をして、僕らを見ていた。

「ええっ?」そんな驚きの声が、アンプから沸き上がる・


 僕の言葉はクジラの声に、クジラの声は、人工的な音声へと変換される。

 ついにクジラと会話ができるなんて、ドキドキする。


「僕の言葉がわかるの?」


 それから、何か堰を切ったかのように大声で泣き出した。

 ホエリンガルが、その声を拾う。そして今はその声が人工的な音声に変換される。よほど驚いているのか。

「うおお、友達だ、うおおお」


 クジラの大声がアンプから立ち上がる。馬鹿みたいに喜んでいる。そんなに寂しかったのだろうか、まるで踊るかのようにして、空を跳ねている。

 いくらなんでも喜びすぎだよ。


 喜ぶクジラに、さらに何かを言ってあげようと、僕はホエリンガルを手にした。

「私もやってみたい!!」


 あかりが僕のスマホに手を伸ばしてきた。

 うんいいよと、僕は答えて、あかりに使い方を説明して文字を入力してみる。する。したけど

「うーん、分んないよ」

 機械に弱いあかりにはさっぱりなようだ。

 しょうがないので、僕が文字を入力する。


「遊ぼうよ!!」

 たどたどしくキーが押され、クジラに言葉を届ける。

「うおおおおお、いいよ」

 テンションの高いやつだな・・・


「こっちへおいでよ」

 クジラはそう言うとものすごいスピードで空を縦横無尽に泳ぎ回り、あっという間に遠くまで行ってしまった。アンプを持ったままではとても追いつけない。


「うわああああああいいいいいいいいいいいいいいいいいいい、ゴオオオオオオオ」


 あまりにも遠ざかってしまうと、声が拾えなくなってしまう。

 それに僕らの声も届かなくなる。全くほんとにはしゃぎすぎだよ。

 クジラを追いかけるようにして、結局僕らは原っぱの隅から隅まで走り回った。

 飛び回るクジラに翻弄されっぱなしだ。


「ゼイゼイ、はあ、はああ」


 いつも元気なあかりもさすがに息が荒い。

「つ、疲れるね」

「う、うん」僕も走りまわって呼吸がしづらい。


 こんなことをしている場合じゃない、クジラに一体全体何がしたいのか聞かないと。けど、今までずっと一人ぼっちだったクジラのことだ、もしかしたら、こうして遊ぶことが目的なのかもしれない。

 そう思ってまたしばらく付き合っていたけど、まったくもってクジラが、満足して成仏していく様子は見えなかった。


「楽しかったー?」

「うん!」


 クジラは陽気で楽しそうだだ、いいことだとは思う。けど大事なのはそこじゃない

「おおい、なにがしたいのお?」

 クジラの声で大声を出して呼びかける。

 しばらく考えるようなそぶりをみせると。


「よくは分からないんだ・・・・・・自分でも」

「でも、海がみたいな」


 ここは何かが違う、青くて広くて泳げるけと、海じゃない。

 何かが違うんだ。僕は海に帰りたい。


 もう一度あの場所に帰られれば、きっと。


 随分と複雑なことをクジラは言った。

 色々なことが、少しずつ分かってきて、もうあと少しで全部が解決しそうだ。


 クジラを海まできちんと誘導して、連れて行かないと。でもいったいどうやって。


「そうだよ、マリオカートだ!」

 あかりがまた変なことを言い出した。


「クジラの前に立って海まで先導するの」

 歩きで、アンプを持って??無理だよ、今日やってみたみたいによほど近くないと聞こえないし、離れたらクジラは僕らを見失ってしまう。

「青が自転車をこいでさ、私がクジラを呼ぶの」


 そうすれば、きっとうまくいくよ。

 あかりはなんだか楽しそうだ。

 一番近い海まで何kmだっけ・・・・・・まあ頑張るか!


 今日は走りまわったり、クジラと会話できる機能を付けたりでもうくたくただ。すさまじく眠い


 上手く寝付くことができなかった。けどとにかく、これで最後だ。次の日、アンプと、小型の集音マイク、それからホエリンガルを用意して緑色の自転車をこぎながら原っぱまで来た。


 いつも時間通りには間に合わない、あかりを待ちながら暇つぶしの話し相手は空のクジラ


 この一か月近くで色々なことがあった。僕は一人で、こもっているだけだったけど

音楽や色々な物を通して、誰かと関わることができた。

 それだけで、ずいぶんと僕の意識は変わったような気がする。


 誰からも認められない僕が、ネットの空間を通して世界中へ音楽を流すことができた。

 バンドを初めて不器用な人間関係を築き始めて。

 そしてあかりに会うことが、最後の決定的なことだったように思う。

 空から僕を呼ぶ声がする。


「今日は何をするの?」

「内緒だよ」

「教えてよお」


 なんかこのクジラ可愛いな。

 青空の下、吹きぬける風に身を任せているとあかりが来るのを待った。


 ごめーん、と豪快に寝坊して遅刻したあかりがあわてて駆け寄ってきた。怒ったふりをして小突きながら機材同士をセットして、アンプにホエリンガルをつなぎこむ。


 白い雲と緑の自転車、黒いクジラに、透明な空気。

 何もかもが清々しい。

 よいしょ、とあかりは小さくうなずくと僕の自転車の荷台に腰かけて、手は僕の肩と背中にまわす。

 肩には小型のアンプを背負って。クジラが迷わないようにつなぎこんだスマホからは一定期間でクジラを呼ぶ声がする。


 さあ行くぞ!!!最後のクジラ救出大作戦だ。

 真夏が最後の力を振り絞ったような、爽快な天気の中。

「気持ちいいなあ」

 静かで透明が空気が流れ続けていく。


 そんな中で僕らの叫び声と、風の轟音、そしてそれら全てをかき消すかのようなクジラの鳴き声。


「うおおおおおおおおおおおおおおおおお」

「海へ行こう!!!!」

「うわあああい」

 青空の下、海へ通ずる山をぬけて、都会を離れた田舎道を自転車は走る。


 澄み渡った空気、青い空、白い雲、どこまでも続くかのようなあぜ道を、悪態をつきたくるなるぐらい、重い自転車のペダルを漕ぎながら駆け抜けていく。

 こうしているとまるで、世界中が空で満たされているようだ。

 ふと後ろを振りけると、道が後ろへ後ろへと余計な過去のように過ぎ去っていき

どこまでも伸びていくかのように見える。


 僕らの後をクジラは全力で追ってくる。迷わないように、こっちだと時々声で先導しながら目的地を目指す。


「まってよおー」

 遠くから響くクジラの声と、近くから聞こえるクジラの言葉。


 空に広がる飛行機雲、それをたどるかのようにして飛んでくる。

 僕らは互いにひとりぼっちだったけれど、どうしてかこうして出会うことができた。


 木々に遮られて僕らの姿が見にくいのか、クジラがあさっての方向を見つめてきょろきょろしている。

 時々後ろを振り返りながら、走っているから僕の運転も、大分心もとない。

 僕の肩に手をかけて、あかりがスマホを振り回しながら、クジラを呼ぶ声がする。


「おおい、こっち、こっちだよー」


 こちらに気づいたのか、あわてて駆け寄る。けど逆光にまぎれてクジラの姿を一瞬見失ってしまう。


 まぶしさに目を細めると遥かに高いところから、一気に急降下してくるクジラが起こす強風に煽られ、自転車が倒れそうになってしまう。


「ざぶーんん!!!!」

 いたずら好きなやつだな・・・

 自転車の隣に並ぶようにしてクジラが、空を泳いでくる。


 森を抜け、林をすぎて、草むらの匂いが急に途切れると、急斜面を抜けて一気に広くなる。

 遥か下に、一面の光景が広がっていた。


 ああ、海だ!!!


 みんなが同時に叫んだ。

 坂道を下るようにして、雲と青空を背景にして遠くに海が広がっているのが分かる。


「あそこがゴールだね!!!!」

「競争しようよ」

「いいよお!!」

「ほら、青もっとスピードでないのぉ!!」


 無理だよ、これ以上は!!


 暴れる髪をかきわけて、ひたすら無心になってペダルをこぐ。

 海の横をすぐ走るコンクリートの広い道を、遠い夏の雲をバックするかのように僕は駆け抜ける。最高速度で下る坂は重力を忘れさせ、後ろのあかりの重みも、もうほとんど感じない。



 風を切り裂くようにして、ものすごい低空飛行でクジラが僕らを逆に先導する。

 負けないように僕も全力を出す。自転車はもうガタガタと今にも壊れるんじゃないかというような音を立てて、必死に風に抵抗している。


 足がバラバラになりそうなぐらい、全力で漕ぎながらクジラを追い越す。


 よしやった、と思ったその時にクジラが上空から突っ込んできた。

 浜辺の片隅にものすごい勢いで、僕らは到着した。

「いちばあああんん!!!」


 浜辺にブレーキの軋む音がこだまする。


 ものすごい勢いでクジラは空から海へ目掛けてダイブするとそのまま海上を滑るようにして、天空へ上り一回転し、雲をひるがえしたまま僕らのそばへと降りてきた。


「ああ、もう一度ここに来ることができた、ありがとう!」

「どういたしまして」


「なんていったの?」

あかりが僕に訪ねてくる。


「ああ、海はすばらし・・・・・」

「どうした?」

 クジラが急に黙ったまま動かなくなった。


 急にホエリンガルにノイズが入り、アンプからザーザー、ガリガリという

ひどい音がする。

 クジラが急に身悶えはじめ、ああ、ああ、と悲鳴を上げる。

 あかりが息をのむ。


 まただ、またクジラの眼が真っ赤に染まる。


「がんばれ、後ちょっとだもうここまで来た、こんなとこで終わっていいのかよ!」

 僕の叫び声がほんのわずかでも届いたのだろうか。


 クジラは“あはは”、と笑うと、地面に倒れ伏すようにして、空から落下し海岸に激しい音を立てて転倒する。

 砂塵と、轟音にまみれて、思わず眼を閉じのけ反る僕ら。

 ゆっくりとした言葉が、ホエリンガルからこぼれ落ちる。


「そうかあ、そう言えば、前もこうしていたんだっけ」


 浜辺で傷ついたまま、僕はそうかゆっくり乾いて、そこで僕は死んでいたんだな

 クジラが寂しそうにつぶやいた。白く透明で透き通った眼。

 あかりが真剣な表情で僕の後ろからクジラを覗き込む。今にもその表情は泣き出しそうだ。


 ありがとう。ずるずると体を引きずりながらクジラが海へと進む。

 全部思い出してきたよ

 そうだった、そうだったんだな僕は、こうして仲間と一緒に、泳いで、もう一度海の中で。


“誰かと一緒に笑いながら海の中を泳ぎたかったんだ。”

"競争したり、しながらさ"

 ようやく願い事がかなったよ、ありがとう。

 クジラはそう言うと空を見上げて


 大きく、大きく吠えた。いつまでも。そして少し浮かび上がると


 ふわりと、空を目指して 姿は次第に、薄くなり、今にも消えてしまいそうだ。

 ゆっくりと、壮大な空から、光が射す。まるでクジラを迎えに来るかのようだ。

 白い光に包まれて、何もかもが飲み込まれていく。


 僕はこうして最後に君たちに逢うことができた。

 本当にそのことに感謝するよ。


 クジラの声にならない言葉が僕らの脳裏に囁きかけてくる。

 もう、これからは一人じゃなくて、誰かと一緒にいられるといいな僕は静かにそう思った。

 隣であかりが、グズグズっと泣きじゃくる。

 青い空が白い光に包まれ、やがてクジラは消えていく。いつかのように、海辺でみる夕焼けは、神様がくれたご褒美のようにきれいだ。


 僕らはずっとそこでぼんやり空を見上げていた。

 何かを成し遂げたはずだけど、心の中に何か寂しさみたいなものが、ぽっかりと空洞ができたような気持もそこには存在していた。


 夕闇が少しずつ迫る中

「帰ろうか?」

 どちらともなしに僕らはそう言った。

 あかりの手を取って歩き出す。いつの間にか距離はほんの少しずつ縮まっていく。

 泣きはらしたせいか、あかりの眼もクジラみたいに真っ赤だ。


「あれ、そう言えば、青いつの間にか私がいなくてもクジラが見えていたんだね」

「いまさら、遅いよ・・・」

「えへへ」

 照れ笑いをするあかりがすごく可愛かった。


 ゆっくりと帰り道をたどる。全力で駆け抜けた坂道、次第に遠くなる海の空、ススキを揺らして風が少し、僕らの頬をなでる。

 あまりにも足が痛かったから、帰りは自転車からおりて、あかりに歩幅を合わせるかのようにゆっくりと歩いた。

 白いガードレールに、急な坂道、来た時とは逆の道をたどる。


「ついにやったね」

 初めは、こんなことになるとは到底思わなかった。

 でも、なんとかなったんだな。

 クジラを助けることができた。僕のそんな思いが伝わったのだろうか。

 あかりがそう言うと僕の方を向いて。

 僕も振り向いてあかりの方をみつめる。

 もうあかりしか見えないよ


 僕もあかりもお互いにくっついたまま、適当に自転車を押していたから、自転車は派手に横転した。


 アンプやらなんやら、機材が地面にばらまかれる。

 うわあああ、とあわてる僕を尻目に、あかりが大変だあーとまったく緊迫感なく叫ぶ。おなかの底から笑い声をあげながら、いろいろ起こすのを手伝ってくれる。泥のぬかるみに足を取られて、機材も僕らもドロドロだ。


 あかりと並んでふと見ると、夕闇に僕の影がひとつ伸びていた。

 たったの一か月足らず色々あったなあと、そう思う。


 笑いながら、家路を目指す。


 あの原っぱにクジラはもういない、けどあいかわらずあそこは僕らの大事な場所だ。

 色々なことがあって、僕は少しだけ成長した。

 不器用な人間関係を作って、音楽以外にも夢中になれる何かと、誰かのために自分がこんなに必死になれるなんて思いもしなかった。

 できないこと、苦手なこと、つらいこと、そんなことから目をそむけず、少しだけ前に進むことができた。

 家に帰ったら、また音楽を作ろう。

 幸せなクジラと、女の子をテーマにして。


 ふと、空を仰ぐと、まるで誰かがそこから、話しかけてくるようだ。

 物悲しい気持ちになりそうではあるけれど、はらり、はらりと吹きぬける秋の風と手のぬくもりが教えてくれる。

 僕には大事な人がいることを。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ