2026年6月14日 地震体験イベント (文章練習)
6月14日
外出先で起震車を用いた地震体験イベントが開催されていた。
興味本位で体験したく思い、スタッフの方に当日参加の是非を問うたところ参加ができるようだったので、待合列に並んだ。
それなりの列となっており、10分以上待ち私の番となった。
待ち時間は直射日光が当たらずとも、暑さに体が蝕まれ続けた。
備え付けられた階段を上り、車内の椅子に腰を掛けた。少し座って待っているとスタッフの方から、強い揺れが発生するので近くの椅子や机につかまってほしいという内容の指示をもらった。
言われた通り机の端に捕まると、それを見計らったように「始めまーす」といった感じの合図が行われ、車内のモニターに動画が映し出された。
動画内で揺れが発生すると同時に車内のセット全体が揺れ始め、モニター近くの7セグメントの表示は6Lとなっていた。
揺れが始まった瞬間、思っていたよりも体が強く引っ張られた。
しかしながら不思議と恐怖や不安といったマイナスの感情は薄く、どこか他人事のように感じた。
故にこそ、揺れているときの気分は正に、テーマパークのアトラクションのそれである。
本物の地震であれば、きっとこんな余裕はなく、取り乱してしまっていたことだろう。
あくまでも体験イベントということで災害を現実として捉えることができず緊張感が欠けていたのかもしれない。
きっと、揺れているときに机から手を放していたら椅子から放り出されていたことだろう。
そしてそれは、スーパーなどの商品にも同じことが言えるはずだ。
きっと棚から飛び出て、売り物にならなくなるものが発生するのだろう、と。
故にこそ、災害が発生する前の備えは大事で、普段から備蓄品の用意はしておかねばならないということを改めて理解できたように思う。
普段から災害の備えをしておくという当然のことではあるがそれを実体験を通して、意識することができた今日は良い日であった。




