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禁忌の魔法
ー魔導1世紀、神は人々に魔法を与え人々の生活をより豊かな物にした。地を開拓し、火を起こし、水を産み、風を吹かせる。これら全て神の祝福である。ー
これはこの世界の常識である。
赤子から老人に至るまでこの世界の教えとして語り継がれている。そしてこの魔法について行なってはならない禁忌というものが存在する。
1 つ、知性ある生物を魔法により従えることを禁ずる。
2つ、死んだものを生き返らせることを禁ずる。
3つ、生命なきものに生命を与えることを禁ずる
これら禁忌を犯したものには、神からの罰が下り一切の魔法の行使ができなくなる。ただその禁忌の魔法を除いて。
そして魔導9世紀、神を信仰するもの達により結成された魔導教会によりこの禁忌を侵した魔法使いは神の教えに背いたものと禁忌を犯した魔法使いの命を奪っていった。
殺戮を行った魔導教会に恐れを抱くものもいれば、その考えが正しいと言うものもいた。
次第に魔導教会の教えがこの世に浸透し禁忌を犯すことそれ即ち命を落とすことであるという世界になった。
そして魔導11世紀、魔導教会は神の祝福である魔法の術式を改変することを神への冒涜としその行為を禁忌とした。




