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運命に惑うケモミミBL長編♂愛情深ハイスペ狼×恋歴難美人オネェ猫『ロドンのキセキ◆翠玉のケエス◆輝石ノ箱ヨリ◆芽吹』全31話  作者: 偲 醇壱
◆ The SUN:U ◆

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Drop.030『 The SUN:U〈Ⅲ〉』【4】

「愛してるよ。――法雨さん」

 その愛に、また一筋と頬を濡らした法雨は、両の手をそっと雷の頬に添えると、最愛のオオカミに微笑む。

「アタシも……、――アタシも、心から愛してるわ。――雷さん。――こんなアタシを、こんなにも愛してくれて……、――本当に有難う……」

 そして、共に愛を贈り合った二人は――、そのすべての想いを注ぎ合う様にして、互いを引き寄せ合った。

 ✦

「――ふふ。もう……。――せっかく眠れそうだったのに、――あまりに幸せすぎて、また目が冴えちゃったわ」

「ははは。それは悪い事をしてしまったな」

 その最愛の人を二度と手放すまいとするかの様に、強く強く抱きしめ合いながら、幸せを贈り合った二人は、その後――。

 ようやっとその身をシーツの中で休めると――、身を寄せ合っては、そのかけがえのないひと時の中、くつくつと笑い合う。

「ねぇ、雷さん」

「ん?」

 その中、微笑む雷の胸元に手を添え、輝く金色で見つめると、法雨は続ける。

「アタシのクリスマスはね、眠るまで終わらないの。――だから、雷さん……。――今日は、もう少しだけ、こうしてお話ししていて……。――この幸せを、もっと強く、この身に刻み込んでおきたいの……」

 その法雨に、雷は、目を細める様にして愛おしげに笑むと、その――低くも、酷く酷く優しい声で、彼の願いを包み込む。

「君が望むなら、ぜひそうしよう。――そうだな……、それじゃあ……、――今から……、――俺たちのこれからの事について、話そうか……」

 法雨は、そんな雷に、愛を込め――、

「とっても素敵ね……。――えぇ。――ぜひ」

 と――、陽光煌めく笑顔を贈った――。

 

 

 

 

 

Next → LastDrop ✦ Drop.031『 The WORLD:U 』

 

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