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おまけ:ストーカーズ

 私はあの男に助けられた。

 助けられてから3ヶ月がたった。

 どうやらあの男はクエストに飽きたらしい。

 おいおい、かっこよかったアイツはどこに行ったんだよ〜。

 ん? カッコイイ?

 私あの人の事好きだと思ってるのかなぁ?

 いや、そんな訳ない!

 どうしちゃったんだろう。私。


「はぁー」


「お疲れの様ですね」


 爽やかボイスで話しかけてきたのはイケメンな高身長男性。


「またあなたですか」


「これもまた運命」


この男は大輔を追跡して一週間後位からほぼ毎日あっている。


「あなたのような美女は私にお似合いだ」


「もう聞き飽きました。もうちょっと口説き文句にレパートリー増やしたらどうですか?」


「アタックした人に説教食らうなんて…猛省します」


「よろしい。というか本当にすごく会いますね。もしかして『ストーカー』だったりします?」


 ……ん? なんでこの人震えてるんだろ。

 もしかして当たっちゃった?

 えー、だとしたらキモっ。


「マジですか」


「バレたらしょうがないですね」


「え? そうゆうの本当に勘弁してくださいよ?」


 え?!なんか顔近いんだけど!


「耳を貸してください」


「え?あ、はい」


(実は僕、ある任務であの男を追跡してるのです)


 へー。そーなんだー。


(すみませんが極秘任務なので絶対口外しないでください)


 「へぇ。それでは早く仕事に就いてください」


「はい!それでは!」


 なんか、忙しそうな人だったな。



 この時、この女はその男が王直属の騎士であって、自分と同じ人の尾行をしているなんて知りもしなかった。

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