トレイル出発
アーサーとクリスを忘れていた俺たちはとりあえず洞窟に向かった。
「おーい!忘れるなぁ!」
そう言って追いかけてきたのはアーサーとその後ろにクリス。
うるさいので馬車を止めて事情を聞くことにした。
「どうした?」
「どうした?じゃねえよ!置いていくなよ!」
「いや、優先すべきを優先したまでだよ」
「普通はさらわれてる方を優先するだろ」
「いやあ、キャラ固まってきたねえ」
キャラを操作している玉田大輔。
自分でも思うけどこういう才能(ラノベを人より読んでるだけ)はあると思うんだよね。
うん。
クリスが立ち止まって下を向いている。
「クリス行くぞ?」
「俺、やっぱ残る」
「てか、まだ連れていくとも言ってなくね?」
アーサーがふざけた事を抜かすから拳骨を1発いれた。
そしたら30センチくらいめり込んだ、地面に。
「俺はこの世界で美味しいものを探す。この腹を満たしてくれるものを探すんだ。それを元の世界に戻ってパピーとマミーに共有したいんだ。これまでありがとう。俺は大輔が来るまで何も出来なかった。実際、国に追われることになっても、国から出られなかったのは事実。」
すまない。それは多分俺たちのせいだと心の中でつっこむ。
「それに気づかせてくれたのはお前らだ。旅をしてるのを聞いて本当にすごいと思った。感謝する 」
「分かった。また会えたら会おう」
「See you again」
アーサーを持って、馬車の車内に入る。
「それじゃ、出発!」
これ言うの何回目だろ。
こんにちは!Kartianです!
今回はお別れ会ですね。
多分出会った人の中で初めて連れていかないことになったんじゃないでしょうか。
次の投稿は明日1月5日(金)22:00です!
お楽しみに!




