表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/61

女の救出 part1

 さーぁて、今日はお買い物日和だぜ!

 ジーナはしょうがないので一緒に住むことにした。

 あーあ、絶対これはハーレムになるパターンだとか思ったでしょ?

 こんな簡単に女の子をお家に招待して。

 でも大丈夫。お金がある程度溜まったら出てってもらうしもちろん他の人は入れるつもりないから。

 どうだこれで!


「大輔〜? お腹空いたぁぁ。ねえ、なんか食べよ!」ニコニコ


「いーや、まだだ。と言うか何言ってんだ。今さっき朝ごはんくったばっかりだろうが! まだ朝の8時だぞ!!」


「いいじゃん! ケチッ!」


「なんと言われようがダメなもんはダメ!」


 なんかめっちゃ親みたいじゃん。

 こういうキャラじゃないのに……。


「きゃぁーーー!」


「なんだ!?」


 裏路地の奥の方から声がした。

 すごい行っては行けさそうな気がする。

 しょうがねぇ。見捨てるのも俺の人物像にあってねえしな。


「ジーナ。ちょっと行ってくる。ここで待ってろ」


「え? ちょっと!」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 なんと薄暗い裏路地は洞窟と繋がっていた。

 繁華街の所にまさかこんな場所があるなんて、どうゆう事だ?


 とりあえず女の子を助けよう。

 何から? ん? 分からん。

 とりあえず進もう。


「大丈夫かぁー!?」


 生存確認するための掛け声がこれかよ!

 いやもうちょっと良いの考えろ。


「誰かいらっしゃいませんか?」


 いやおたくの家訪問したけど誰もいませんでしたじゃないよ!

 そんなツッコミを入れていると目の前に大きな扉が。


「明らかにここだな。おし、とーつにゅうっと」


 高さ10メートルもある大きさの横開きの扉を上から開けてしまった。

 そして、その部屋の中に傷ついた女の人が拘束されていた。


「ッ!? 大丈夫か!!」


 返事がないが確実に気づいてはいるみたいだ。

 そして、拘束具を解いた。


「ちゃんと俺のこと分かるか? って初対面か。えーっと、声は出せるか?」


 女は首を横に降った。


「OK。もう安心してもいいぞ」


 女は一瞬緩んで泣きそうになった。

 そして笑顔でありがとうって言っていると思った。


 ……が違ったみたいだ。

 その事を気づいた時には遅かった。

 彼女が言いたかったのは顔を険しくして……


『逃げて!』


 もっとも俺が最初から気づけばよかったのだが、俺も敵がいないと思って帰って終わりだと思った。

 俺は強者の余裕が彼女の心との距離を遠くしていたのかも知れない。

 彼女は声にもならない声を俺にぶつけようとしたが、俺にはその言葉は届かなかった。


 結果、俺は斬られた。

 こんにちは!Kartianです!

 すみません!! ガチで1時間間違えてましたァ!!

 本当にごめんなさい。


 今回は大輔の甘さを表現してみました。

 次の投稿は明日10月14(土)の22:00です!

 次回も救出編なのでお見逃し無く!

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Twitterのフォローをよろしくお願いします!
@Kartian_Isekai
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ