表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

神様(仮? 自称?)

 あれから一体どれほどの時間が経過しているのだろうか。時間を全く知ることができていないせいか、気がおかしくなってしまいそうだった。


 だが、静寂は次の瞬間に何ともあっけなく終わりお告げることとなる。


『スゥ〜〜〜』

『ワァーーーーーーーーーーー』


「うっ!!」


 キーーーーン


 突然のあまり、自分の身に何が起こったのか理解できずにいた。脳がフリーズし、思考が麻痺してしまう。


 そこから数分経過し、ようやく、耳元に鼓膜が破れそうなほどのボリュームで叫ばれたことを理解した。いや、実際に破れているかもしれない。念のため確認しておこう。


「あー。あーー」


 よし、問題ない。無事聞こえているようだ。とりあえず一安心。


「しっかし、誰だよこんな非常識な真似をするマヌケは。運悪かったら難聴、失調だってありえたかもしれねぇよ、ったく。まじで、事と次第によっちゃただじゃ済まさ、ねえ、ぞ••••••?」


 なぜか眼前には今まで見たこともない綺麗な白の布をまとい、後光? のようなものがさしていて、なぜか張るほどないくせに背伸びして偉そうにしている幼女の姿があった。


『ふふん、やっと我に気付いたか。無礼な奴め。全くもってけしからん。本当なら不敬罪で手打ちにしているところだが、我は温情であるからな。特別に許してつかわす。』


「(何だこいつ?)」


見るからに胡散臭そうなやつだった。


「(あんまりこういうのとは関わりたくはないんだけど、この際仕方ないか。はぁ〜、めんどくさ)」


『何だ? 聞きたいことがあるのなら、特別に許そうではないか。言ってみよ』


「(ふぅー。よし‼︎)」


 決心し、思い切って聞いてみる。


「お前誰だよ」


 しばらくの沈黙の後


『ふむ。そういえば言ってなかったな。うむ、よかろう。』


 もったいぶった口調で


『我は神じゃ』


 またその場を静寂が支配した。


「(え? は? 今なんて言った? 噛み、髪、紙••••••あっ紙か)」


『違いわい! 新聞紙とかの紙ではなく、女神とかの神じゃ! 全く、どこまで失礼なのじゃ』


「いや、俺は別にそんな設定を聞きたいんじゃなくてな


『設定ちゃうわ』


 光牙はそこでふと疑問に思う。


「いや、待て。俺は口に出してなかったよな』


『ふん。お主の心を読むなど造作もない。』


「お前神か!」


『だからさっきそう言ったであろう』


 神(仮)は疲れていた。


『まあ、もういい。我は神、創造神じゃ』


「いや、だから名前は?」


『名を尋ねる時は、まず自分から名乗ると習わなかったのか?』


「そういえば、そうだったな。俺は、灰城光牙(かいしろこうが)だ」


『見ず知らずの人に名乗るのはチョット』


「おい」


『冗談じゃ。そう怖い顔をするな」


「じゃあ、とっとと名乗れ」


『名前はないんじゃよ』


「何であんなこと言った」


『お主の反応が面白そうだからの。グフフフ』


「(こいつ、ムカつく)」




次あたりで、ようやく転生します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ