出会い
歩きながら、思い出話をした。今思うと智也とは小学校からずっとクラスが一緒だった。そういえば入試も一緒に行ったし、中学なんて班まで一緒だった。あの時は何も思わなかったが、今更ながら俺たちってすげぇ。あ、喧嘩もしたことないな。
なんてしゃべってる間に到着。高そうな店だな…。俺はセレブじゃねっての!と、一人で突っ込みながら。店の中はきれいで、人も多かった。智也に案内され席に着く。女子達はもうすでにきていて、俺の顔をブランド物を見るような目で品定めを始めた。
(こーゆー奴、キライなんだよな…。あーもぅ!俺の顔見るな厚化粧ども!あれ、一人だけ違うタイプがいる…)
「智ぉ!智のツレ超格好いいじゃぁん!あ、あたし、美夏でーっす★」
「ちょ、美夏!!抜け駆け無し!あたしは麻由でっす♪」
品定めの結果、俺は合格らしい。
「アハハ、仲良くね。俺は崇史。よろしくね、美夏ちゃん、麻由ちゃん。」
俺は満面の作り笑いで仲裁をした。
「「キャー―――ッ!!」
ほぅ…女という生きものはこんなにも軽いのか。ったく最近の婦女子は…。ま、軽いのは…えっと…ミナとマヤだっけ?だけだろう。
「崇史は学校で王子さまって呼ばれてんだぜぇ!」
「マジ?最高じゃん!顔も体系もモロ美夏のタイプ〜〜!!」
ブ、ブリっこだ…!智也…あんまりそゆこと言うな…。ところであの違うタイプの子はなんて名前だろ。めちゃくちゃ静かな子だなぁ。
「ほら!香代もなんかしゃべりなよ!あ、香代って学校一モテんだよ〜〜!可愛いっしょ?運動も勉強も一番なんだから!」
「え、ちょ、麻由ちゃん…やめてよぉ…私モテないもん…」
香代って言うのか…控えめだなぁ。誉められてんのに。
「あ!なぁ、智也。あと一人まだなん?俺気になって仕方ないんだけど。」
「あぁ、もうすぐ来ると…おっ、来た来た!おぃ、隼太!こっちこっち!」
なんと!そこに現われたのは…
あーもぅスイマセン………読みづらくてスイマセン…台詞ばっかでスイマセン…主人公性格悪すぎですね、はい。