表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/132

それは月明かりの下で

「そして、ウィル王子を捜して追っかけてきたリミー王子は……」


 月明かりが差し込む中、すやすやと気持ちよさそうに寝息を立てたメルにウィルは優しく微笑む。


 小さな頭にそっと触れると、彼女はふにゃふにゃと言いながら寝返りをうつ。


 その姿はとても愛おしい。


(あともう少し……)


 そして、ゆっくり窓の外を眺めて思う。


 あともう少しですべてが叶う。


 海の音に耳を傾け、ふうっと息を吐く。


 そして、また、いつものように側に置かれた本を開く。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ