玉響の賛歌
旅に出ようと思いついた時、最初に僕が考えたのは楽器を見繕わねばということだった―――。
1人の風変わりな吟遊詩人が、魔物の跋扈し、奇跡が実在する世界を旅ゆく物語。
何気ない邂逅を繰り返しては、時に旅の道連れを得たりもする。喜び、嘆き、楽しみ、怒り、憎み、愛す。傭兵崩れの男、炭焼きの里の少女、国を追いたてる英雄、死罪を待つ老人。
それら全てが詩となろう。
歩いて、馬を駆けて、一休みして。時には魔導機車や船に乗ったりもして。
竪琴をつま弾けば、玉響の賛歌は高らかに。
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ファンタジー紀行文?連作短篇のような感じになるでしょうか。完結未定。
色々な人が入退場しますが、風俗等は根拠があったりなかったりします。作者の妄想設定の中で、明らかにそれはおかしいのではというものが出てきたら、ご指摘いただけるとありがたいです。
よろしければぜひご覧下さい。
幕前 旅支度
2021/07/20 15:33
(改)