第漆話 ミサイル発射
渡慎
身長175cm
体重62kg
年齢23歳
階級准尉
詳細
防衛大陸海空陸戦隊合同統一軍科で紅蓮崎とは同期。
亜久斗と同様に紅蓮崎をからかっている。
どんなに貧乏な人でも、どんなに金持ちな人にも、世界中の人々には嫌でも明日が来る。
「ふあぁ〜あ。4時半か。早く起きしすぎたか。掃除でもするか。嫌だけど」
ゴシゴシ グシュグシュ
「くせぇぇぇぇ。うんこぐらい流せよ!!汚ええな。」
ズブズブ ジャアー
「ふう、約一時間半。そろそろみんな起きるかな?」
ガチャーン
「よう。お前今日早いな。」
「先輩のせいですよ・・・」
「まあ、早起きも体にいいことだし、掃除もみんなのためになることだぞ。俺に感謝しろ。」
「したくないです。」
その時
ウウウウウ
「!!」
突然大きな音でサイレンが鳴った。
「緊急事態発生、緊急事態発生。露中朝がこの島と中東東南アジア同盟に向けて1000発以上もの弾道ミサイルを発射。到着は約7分。中国大使からは中東東南アジア同盟に宣戦布告と。直ちに迎撃態勢を整えよ。なお、これは訓練ではない。繰り返す。緊急事態発生、緊急事態発生。露中朝がこの島と中東東南アジア同盟に向けて1000発以上もの弾道ミサイルを発射。到着は約7分。中国大使からは中東東南アジア同盟に宣戦布告と。直ちに迎撃態勢を整えよ。なお、これは訓練ではない。」
「まじかよ!!・・・・」
「おいっ、紅蓮崎っ!!ぼうっとするな。」
「はいっ。」
そのころ 国会議事堂
「何い!!露中朝が中東東南アジア同盟にミサイルを発射だと!!すぐに迎撃しろ。すぐさまに対馬ミサイル基地と尖閣諸島ミサイル基地、竹島ミサイル基地、沖縄ミサイル基地、中東アジア諸国のミサイル基地にも命令しろ。北京、香港、上海、天津、青島、大連、平壌、ソウル、モスクワ、サンクトぺテルブルク、ウラジオストクに核融合爆弾搭載大陸弾道ミサイルを発射させろ。」
対馬ミサイル基地
「発射!!」
バシューン バシューン バシューン
淡路島 午前6時4分
「いいか?たぶん奴らは、ロシアが開発に成功したN2爆弾を使ってくるはずだ。N2爆弾は窒素を1,700 ℃、110万気圧で圧縮するとできるポリ窒素が使われている。ポリ窒素はヘキソーゲン爆薬の5倍以上のエネルギーを持つといわれている。しかし、100発以上がここに向けて打ち込まれているから、一発でも破壊すれば、周りに被害が及び、他のミサイルもまきこまれる。大陸弾道ミサイルは迎撃しにくいが、これなら成功の可能性がある。残り3分。国の興廃は貴様らにかかっている。わかったか!!」
「はい。」
「到着2分前です。」
「対空ミサイル発射!!」
バシューン バシューン バシューン
「当たれよ!!」
ドカーン ドーン ドーン
次の瞬間
ピカッ
「うわっ!!なんだこの衝撃は!!くそ!!これで終わりかよ。畜生。」
そしてこの島が光につつみこまれた。
次の話でタイムスリップします。タイムスリップまで長ったらしくしてすいません。