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第肆拾肆話 亜空間システム

今回は亜空間システムについて説明します

10月29日 首相官邸 

12時前後



「またこのメンバーですか・・・」

「このメンバー以外信用に置けないので。では昨日の続きをしましょう。昨日話した亜空間システムというのは・・・海軍大臣説明してくれ。」

平面の机に3Dで浮かび上がって表示されるのを見て大草司令長は亜空間システムのことよりも、こちらに興味を示してしまった。

「ちゃんと聞いててくださいね。えーとですね、この亜空間システムというのは、たった一隻の小型輸送艦でどれだけ効率よく物資を運べるかというのを追求した結果考え出された案で、もうすでに試験済みで実用化にもさほど時間がかからないと。簡単にいえばこのシステムとは指定された空間に異次元の空間を作り実際に運べる物資の何十倍もの物資を運べるようにする。仕組みは・・・・地球空洞説って知っているでしょうか?磁力線というのは北極から地球の外を回るようにして南極へ向かい地球の中心を突き破るようにして内核を通り北極へ戻る。オーロラというのは一番地磁気が強いところで現れます。つまり磁力線からすると南極と北極が一番地磁気が強くなります。オーロラというのは一種のプラズマです。ついでに地磁気を生み出しているのは地球内部の核です。したがって地磁気が強い核では大量のプラズマが生れます。アメリカ軍がかつて膨大な予算を使って研究したプラズマの溶接実験によるとプラズマを発生させるとそこに亜空間が生まれると。確証のためプラズマで包んだ物体同士を近づけたら互いをすり抜けたそうです。地球内部に作られた亜空間は通称シャンバラと呼ばれチベットと深くかかわりがあるそうです。他にはアガルタとも呼ばれてます。この亜空間を作る時の条件を満たした装置を艦に取り付け、輸送を効率よくしようということです。簡単にいえばこの時亜空間に物資があるため重量は重くならず通常の速度で走り続けられます。以上。」

「ということだ。副総理。・・・・・・ところでCERNの買収はどうなっている?」

「現在スイスとフランスと交渉中です。ある程度経済支援をしてくれたら・・・」

「成程。では陸、海、空、大臣そういえば淡路島にあったあのでかい戦艦・・・信濃といったな。あれを近代改修する。近代改修案としてエンジンの交換、大きさの変更、武装の交換などだ。陸海空の技術力をすべて合わせて近代改修せよ。その他各技術者・戦闘兵士から派遣する人員を陸海空で決めよ。」

「はいっ!!」

「それと、大草さん。あなたにも言ってもらいます。交渉人としてですけど。あと、淡路島にいる人たちにも来てもらいます。」

「光栄です。もちろんそのつもりでいました。」

「あなた方に来ていただく事は、パラレルワールドとかした地球の日本にいる彼らが納得していただくにも必要ですから。」


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