第肆話 要塞島 淡路島
ここでは、登場人物について書く予定です。
紅蓮崎海
身長177cm
体重68kg
年齢23歳
階級准尉
詳細
ヘリと戦闘機と750ccバイクの免許を持っている。
防衛大陸海空陸戦隊合同統一軍科を卒業している。
北緯34度 東経134度 ここに位置するのが淡路島。(間違っていたらすいません)総面積592.17km2。 かつては総人口147,359人だったが、今では軍人、民間人両方合わせて300万人を超えている。軍人だけでも95万人を超えている。(現在の軍人は陸軍370万人 海軍185万人 陸戦隊60万人 空軍140万人いる。まあ、徴兵制度だから多いのは当たり前である。この島にいる軍人は陸海空陸戦隊合同統一軍といい、この島特別に作られた軍でどの軍にも所属しない独立軍である。たまに定員オーバーでほかの軍に回されることや、梶原中隊みたいに、陸軍に回されたのに、定員が減って戻されることがある。また、ここにいる軍人の中で陸空や陸海等の両立ができる陸海空陸戦隊合同統一軍軍人が増えてきている。)
見たところまともな都市も発電所すら見えない。実を言うと発電はすべて風車による風力発電と水車による水力発電、太陽光発電でまかなっている。そして、臨時首都ということを考えて都市はすべて地下に移されているし、この島独自のネットワークもできている。
地下にはその他に、研究所や資源さえあればミサイルだって戦車だって弾薬だって、わざわざほかの国から部品を輸入しなくてもすべて1から作れる巨大工場だってある。大量の資料館。軍の基地も山の中に滑走路や陸軍基地、島の中に洞窟を作りドックと造船所と海軍基地がある。一つ一つの山の中に隠されたガメラレーダー。山の山頂内部に隠された大量のミサイル発射機とミサイル。山に洞窟を作ってその中に隠された榴弾砲、戦車、自走砲。
島の周辺海域の海底とこの島の地下130階に作られたメタンハイドレート採掘場(この島は地下最大130階、深さ800メートルまである)。この島の建設費用は26兆にも上る。(2025年の軍事費の約54パーセントに当たる。)
2013年から2024年の11年の歳月をかけて作り上げた要塞島である。言い方を変えればこの島だけで一つの国と対抗できるほどである。なぜ政府が、どうしてここまでしてここを重要拠点として考えたか?
原因は、アジアの軍拡競争だ。特に中国。貧乏なくせに世界でアメリカ、ロシアに続きイギリスを抜いて軍事費が多い国である。(それだけあるなら、国民に回すとか、道路を整備したり、国の景気回復に使えっての!!)
そしてこの島は都合がよい島だった。仮想敵国を露中朝としているため西側が狙われるのは避けられない。
淡路島は本州と四国を結ぶ大動脈である。ここが取られた場合、四国に援軍も送りにくく、撤退もしにくい。
しかしここを要塞化すればここから援軍を送れるし、撤退を支援できる。そして今は日本の艦や戦闘機、40トン以上の車両の約9割はメタンハイドレートエンジンに変えられている。ちなみに装輪駆動の車両は電気に変えられている。ここはちょうどメタンハイドレートが取れるため、燃料に心配がない。現地調達が可能なのだ。それがこの島の重要性なのだ。
配備されている装備は
陸上戦力 約40万人
戦車(新旧合わせて)836両
装輪車(新旧合わせて)3840両
装軌車940両
施設科車両240両
航空機659機
火砲120門
その他
MLRS179両
海上戦力 約35万人
強襲揚陸イージス航空戦艦 大和級3隻
イージス巡洋艦 榛名級12隻
強襲揚陸艦 春風級6隻
揚陸艦 愛鷹級 9隻
ヘリ空母 ひゅうが級6隻
航空母艦 赤城級6隻
潜水艦 伊‐800級18隻
その他艦艇60隻
航空機123機
航空戦力 約20万人
第6世代戦闘攻撃機F-3 370機
第5世代戦闘機心神T-C 490機
第5世代戦闘機F-22Raptor 240機(2010年の日本での反乱が起こる前に、経済危機に陥ったアメリカが商売目的で輸入&ライセンス生産を許可してくれた。)
偵察機心神T-R 140機
ヘリ720機
その他航空機240機
車両120両
(ほとんどの装備は地下に格納されている)
「すげ〜な。島の洞窟のドックの艦艇やこの島自体にも驚いたが地下にこれほどの車両、機体、施設があったとは・・・」
「こらー!!紅蓮崎いぃ!!よそ見しないでちゃんとやれ!!馬鹿やろー」
「すいません!!藤浪少尉!!」
訓練の最中でも周りにみとれてしまう紅蓮崎であった。
如何でしたか?
さすがに配備されている部隊の規模がでかくなりすぎました。反省中です。