第参拾捌話 第一次世界大戦終結
やっと第一次世界大戦が終わりました
次は現代に戻ろうと思います
1915年3月
中東に待機していた大日本帝国特別軍が極東侵攻作戦のため満州へと戻された。
1915年4月
弾薬補給を終えた後(5.56mm弾とかこの時代でも作れそうな範囲)大日本帝国陸軍
30000人と特別軍1個師団12000人による総攻撃がかけられた。
爆撃機による主要施設の爆撃のあと機械化された部隊による電撃作戦。
ロシアも現代兵器(この時代から言えば未来か)も出してきたが、なにせ、今に比べて整備はかかるし、金もかかるし、うまく量産が出来ない状態だった。そのためかあっけなく極東を取られてしまった。そんな中、現代兵器を量産するのに金がかかりすぎて、国民の財政を圧迫し、財政難になったロシアは部分的に分裂しロマノフ朝ニコライ二世は処刑され、内戦状態になった。そして、レーニンが社会主義によりロシアを統一。歴史道理にソビエト連邦が建国し、(建国したのは史実と違い1915年10月である)やはり史実道理停戦をした。
その後、日本はヨーロッパでの戦争は参加せず、代わりにアメリカが確実にヨーロッパ戦線での同盟国を追い詰めていった。フランス、ブルガリアなどは次々に裏切りここは史実道理ドイツが最後まで戦い敗れた。その年は1917年の10月だった。皮肉なものだ。
もともとの原因は日本×ロシア・清だというのに。
1918年6月
ヴェルサイユ条約が調印された
領土・賠償問題に関するもの
・ドイツから全海外領土・海外植民地を没収する。
・清国は遼東半島、山東省、満州の権益を日本に譲る。
・チベット、東トルキスタンを強制独立
・ドイツならびにその同盟国(清)は賠償義務を有する(ドイツの賠償額は1320億金マルク) 後にドーズ案、ヤング案、そしてローザンヌ会議によりドイツの賠償額は30億金マルクにまで軽減さ れたが、ドイツにとって大きな負担であることには変わりなかった。
軍事に関するもの
・ラインラントの非武装化。
・徴兵制禁止
・航空機・戦車ならびに戦闘車両・重火器・潜水艦・航空母艦・化学兵器の保有禁止。
・9ミリ口径の拳銃やベルト給弾式の機関銃も禁止された。
・兵器の輸入禁止。
・参謀本部の解散。
・陸軍は総兵力10万人以下、将校4千人以下。
・海軍は戦艦6隻、軽巡洋艦6隻、駆逐艦12隻、水雷艇12隻。かつ戦艦の備砲は11インチ以下、排水量1万 トン以下、軽巡洋艦の排水量は6千トン以下、駆逐艦の排水量は800トン以下、水雷艇の排水量は200ト ン以下。
などなど。一部は変えられているがほとんどが史実道理で突き進んだ。
この戦争により、日本は大損害を得たが、その分満州、遼東半島、山東省、そして極東を手に入れた。