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第参拾壱話 第一次世界大戦編〜第二次旅順総攻撃〜

久々の更新です。

1914年 10月26日 第二次旅順総攻撃

乃木大将率いる第日本帝国陸軍第三軍と第二日本国による第二次旅順総攻撃が開始された。

「二十八糎砲発射!!」

ドーン ドーン ドーン

山に対して撃ったって効果がなさそうだ。彼らは未来の技術を使い山の外側ではなく中に立てこもり闘っているのだから。

「乃木大将そろそろ時間です。」

「前進全軍!!」

「ウヲオオオオオォォ!!」

ダダダダダダダダ

「ぐああああ!!」

旅順203高地の機関銃陣地から毎分500発のマキシム機関銃により十字砲火を喰らい、肉が裂け、血糊が飛び、何もかもが砕けた。

「無駄な攻撃を。地の利を使えよ」

「馬鹿だな。さすが日本軍。」

「このままいけば、勝てるな。」


「乃木大将!!」

「突撃では機関銃陣地に全く効果がありません。」

「仕方がない。少しづつ進み、塹壕を作って…」

「無線機からです(第二日本国製)。攻撃中止令が。その場で待機してほしいとの。」

「解ったと伝えてくれ。」

「はっ!!」

結局第二次旅順総攻撃も日本軍の敗北に終わった。


ダダダダダ 銃弾により飛び散る砂と寒さが襲ってくる。

「だめだ、全く効果なし。」

「永島さん。敵さんのトーチカを探してる方が被害が出ます。かといってヘリによるエアボーンだと飛んでいて正確ではないし、対空ミサイルに狙われる可能性があるかもしれない。どうしますか?」

「ここは、戦闘爆撃機による支援を望もう。」

「F-3ですか?」

「そうだな。そうそう、そんな大量の機体を使わなくていい。操縦技術のうまい人を集めた精々一個大隊を出してくれ。」

「解りました。」


「・・成程。なら俺の部隊を出撃させる。紅蓮崎を呼び戻してくれ。」

「はいっ!!紅蓮崎、地佐山大隊長がお呼びだぞ。艦に戻れ。」

「なんで?」

「いいから早く行け。」

「はいっ!!」



「紅蓮崎少佐、ただ今戻りました。」

「おう、遅かったな。はやくF-3に乗れ。」

「はいっ!!」

「今回の作戦は、俺たちで、F-3戦闘爆撃機バージョン(速度が半分になっている。マッハ1.5位)に乗って旅順に支援爆撃を行えと。」

「成程。爆撃が利くのですか?」

「どうやら誘導大型地中貫通爆弾を使うようだ。例えとしてイラク戦争で使われたバンカーバスター爆弾みたいなものだ。まあそれ以上に強力だけどな。」

「でもイラク戦争で使われたバンカーバスター弾はたしか・・・失敗作で・・・貫通力と破壊力が不十分じゃ・」

「国産の爆弾だ。そんなへまはしない。」

「そうですね?」

「おっと時間だ。乗るぞ。」

「はいっ!!」

こうして俺たちの爆撃による第三次旅順総攻撃が始まるのであった。


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