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第弐拾肆話 日清戦争終結そして新たなる敵

1894年 8月下旬

第二日本国軍の援軍により、朝鮮半島で優勢を保っていた清朝軍(主に朝鮮連邦軍)は160年後の未来の軍事力を持っているからとはいえ、それ以上の軍事力を持っている軍には敵わず黄海海戦、蔚山戦争、第二次平壌戦争で敗北し朝鮮半島の権益は日本の物になった。

そして9月上旬

清の領土を侵攻する鴨緑江作戦が発動された。山県有朋率いる第一軍(大日本帝国から新たに援軍が来た)が渡河作戦を開始し、未来の朝鮮軍を破ったという情報により恐れをなした清国軍は我先にと逃走を図り、

日本軍は九連城を無血で制圧した。この作戦成功により、日本軍は初めて清国領土を占領した。

その後旅順攻略、山東作戦・威海衛作戦 。そして下関講和条約。

「先輩、ようやく戦争が終わりましたね。」

「そうだな。」

「でも、意外と早く終わってくれて助かった。こちらにも多少であるが死者が出てしまった。こんな歴史のはざまでは死にたくなかっただろうな。」

「深沢少将・・・そうですね。」

「俺たちのおかげで、旅順の虐殺はなかったが、これからどうなるか予想しづらい。俺たちもこれから進歩はしていくが、他の国ではそれ以上のスピードで進歩していく。そしたら、他の国が力を見せつけて虐殺をする可能性がある。そして戦争になったら今回以上の死者が出るだろう。今回でも38名の死者が出た。」

「…」

「何を言いたいか分からないかな?これからは帝国主義を抜け出して、アジア全体、いや世界全体を統一し第二日本国がトップに立ってリードしなければならない。第二次世界大戦のような悲劇を生みだしてはいけないのだよ。」

「そうですね。頑張りましょう。」

「・・・・(無理だな。そんなうまくいくはずがない。世界を統一なんて無理だ。)」




そのころ ロシア

「大変だ。このままではアジアの権益がなくなるどころではない。我々の領土も脅かされるぞ。」

「大丈夫でしょう。そこまで侵略するほどの力はない。」

「知らないのか。30年前、当時の我々の艦隊を沈めた兵器。水兵が言った。あれはロンギヌスの聖槍だと。

その兵器が使われたら・・・我々は・・・。」

「それを対処するために我々がいるのでしょう。」

「そうだったな。彼らと同等の力を持つあなた方がいたな。」

「そうですよ。我々がいれば強気の立場でも大丈夫です。」

「ありがたい。」


ついに日清戦争が集結しました

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