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第弐拾参話 日清戦争編〜第二次平壌戦争〜

その頃 江坂少将を指揮官とした北進部隊は平壌を目の前にしていた。

「そういえば、タイムスリップしたと思われる朝鮮連邦軍は平壌にいるんだよな?」

「そうですね。」

「どうするか?」

「なにがです。」

「お前ら…さすがに歴史のはざまで死にたくないだろ?」

「そりゃそうですけど。帰れることなら帰りたいですけど・・・」

「まあどちらにしろ、元の世界でも戦争が始まってるけどな。」

「・・・そう考えればそうですね。生き残るとしたらこの世界の方が生き残りやすいですね。」

「まあ、そうだが・・・いや、心神T-Rに偵察を頼もうかなと・・」

「それはいらないでしょう。あのAH-64Dアパッチ・ロングボウのAN/APG-78ロングボウ火器管制レーダー(FCR)システムを超えたといわれる鳳凰のガルダレーダー(ガルダはインド神話の聖鳥で鳳凰との類似が指摘されているため日印同盟の時日本と印度の親密な関係を気づくためにとガルダを取った)さえあれば偵察機はさすがに要らないでしょう。」

「そうだな」

「江坂少将!!」

「どうした?」

「20式戦車のC4Iからです。鳳凰が敵を探知したと・・・」

「そうか。ありがとう。砲兵にその情報を送ってやれとパイロットに伝えてくれ。そして、敵部隊に砲撃と。」

「はっ!!鳳凰パイロット。聞こえるか?」

「聞こえている。だれだ?」

「20式戦車C4I担当だ。敵情報を砲兵に送ってくれ。」

「了解。」



「砲兵聞こえるか?」

「ああ。誰だ?」

「20式戦車C4I担当だ。鳳凰から情報送られてきたか?」

「ああ。」

「そこに向けて砲撃しろとの命令だ。」

「解った。」


「迎角65度。発射!!」

ドゴーン ドゴーン

FH-70が14門、280mm榴弾砲12門の合わせて26門が火を噴く。

その頃 平壌

「いや〜日本軍が瞬く間にやられていく光景は楽しいな〜」

「そうですね。金総書記。」

「楽しくて仕方がないな〜アハハハハ。」

しかし、次の瞬間。

「あれはなんだ?」

「・・・あれは?」

「ついに日本軍に裁きを下した私に対する神のプレゼントに違いない。」

「何を馬鹿なことを。あれは榴弾砲の弾」

ボカーン ドカーン 正確無比に次々に車両に当たっていく砲弾に敵はパニック。

「何なんだ!!いきなり砲弾が着弾してきやがって。正確すぎるぞ。旧日本陸軍にこんな砲があったのか?」

「違います。あれです。彼らも私たちと共にタイムスリップしてたのです。」

「そうだったのか。」

そして、ドカーン

「グワアア」

「チクショオ。撤退だ。北上するぞ。」

「撤退するところなんてありませんよ?」

「いいんだ。武器を持ってロシア帝国に見せて保護してもらうんだ。とにかく生きるために撤退しろ〜」

「はいっ!!」

そして今度は30分もしないうちに勝利を果たした。そしてその一時間後には朝鮮半島全土を占領して、朝鮮の権益は日本の物になった。


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