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第壱拾伍話 訪問隊

艦魂を出したら批判らしき感想が来たので多分もう出ません。(出るかもしれませんが)

1964年 8月6日 朝6時

「う〜ん、いい天気だ。150年以上前の江戸湾は埋め立てもなく綺麗だ。」

「もうそろそろだな。」

「先輩、起きてたんですか。」

「まあな。紅蓮崎。」

「はい?」

「みんなに伝えてくれ。揚陸準備をしてくれと。」

「はっ!!」



そのころ 江戸城

「将軍様!!」

「どうした?勝?あわてて」

「江戸湾に見たこともない船が。」

「欧米の蒸気船か?」

「違います。木の柱もなければ帆もありません。煙すら出ていません。」

「なんだと?すぐに馬を回せ。」

「はっ!!」


そのころ 揚陸艦内部

「おい、紅蓮崎!!日の丸の旗を振ってやれ。」

「はいっ!!」


江戸湾 

「日の丸の旗を振っている。どうやら敵ではなさそうだ。」

「どうします上陸させますか?」

「心配はいらないと思うが?」

「そうですかね。」


「LCAC発進。」

ゴオオオオ 約40ノット(だいたい70Kmぐらい)のスピードで海面を走るホバークラフトを見て。徳川家茂をはじめとする江戸幕府の人々が唖然としている。

「勝!!あれは何だ?」

「初めて見る物でして・・・解りません。」

「欧州の蒸気船でもここまでの速さは出ないぞ。」

「はあ・・・」

ガアアアア 二隻のLCAC(日本軍の改良版。実際は70トンしか載せられないが、日本軍の改良版で、若干速度が落ちたが、そのデメリット以上にメリットの方が上で約90トンまで載せられるようになった。)のハッチが開いた

一隻目のほうは20式戦車2両 もう一隻のほうは装輪式装甲戦闘車両ファミリー。揚陸し終わると、また、揚陸艦に戻っていく。そして残りの物資を揚陸しに来る。さて、ここで装備について説明しよう。


20式戦車

全長 10.89m

全幅 4.70m

全高 3.7m

重量 42トン

速度 96km

主砲 130mm滑空砲

副武装 車体取り付け型40mm機関砲

    12.7mm機関銃

    小型SAM(エンジン部分にスペースが開いてしまったため、左右に縦に4発ずつ計8発付けてる)

    チャフ発射機4×4

装甲

四段階装甲(一段階目、キュービックジルコニアと鉄を混ぜ合わせたジルコニアメタル装甲。二段階目、

強化アクリル装甲。この二つを合わせた約15mmの装甲を三重にあわせた装甲にAllキュービックジルコ

ニアの10mmの装甲の三段階の55mmの装甲の下に衝撃吸収材を20mmを足した約75mmの装甲。)

詳細

10年前に配備した10式戦車は車体が小さすぎて、中国軍の使っている125mm滑空砲に装甲が破壊され

てしまうのでは?という疑問と破損した装甲の変えようの装甲がたくさん出たら費用がかかるのではないかという二つの疑問が出て、さらに石油価格の上昇に運用費が大きくなると予想した新政府は10式戦車250両で生産中止。(35両ばかだが淡路島にも配備されている)メタンハイドレートエンジンの異常なささとガソリンエンジン以上のパワー、キュービックジルコニアと鉄を混ぜたジルコニアメタル装甲が予想以上の防御力が出たことを期に、10式戦車のデータをもとに作られた戦車である。形的には似ているが、130mm滑空砲にされたため、車体が一回り大きくなっている。相当な防御力が得られたことにより、重武装 軽量化 重量にとも合わない大きさ。そのおかげで砲弾スペースがとれて大量の弾薬や、音楽プレイヤーや電源コードの取り付け、人員輸送、クーラー設備など乗用車と変わらない性能になっていた。



装輪式装甲戦闘車両ファミリー


15式機動戦闘車

全長 7m

全幅 2.7m

全高 3m

重量 26トン

速度 125km

主砲 105mm砲

副武装 40mm自動躑弾銃

12.7mm機関銃

装甲

20式戦車の装甲のパターンと一緒で、厚さが3分の一の装甲。

詳細

89式装甲戦闘車等はキャタピラで速度が速くないとか、空輸が重すぎて無理なのでとか老朽化が激しくなってきたのでという事と対戦車戦闘という事で開発された。エンジンは電気エンジンになっている。


17式近接戦闘車

全長 7m

全幅 2.7m

全高 3m

重量 20トン

速度 150km

装備 40mmテレスコープ機関砲

   12.7mm機関銃

装甲

20式戦車の装甲のパターンと一緒で、厚さが3分の一。

詳細

89式装甲戦闘車以上に老朽化が激しい87式偵察警戒車の後継として開発された。車体自体が15式機動戦闘車と一緒だが、装備が減ったため速度が上がった。国産40mmテレスコープ機関砲を搭載し、使用弾種は徹甲弾と調整破片弾の二種類のテレスコープ弾が用意され、状況に応じて迅速な弾種切替ができる。この車両には二パターンがあり、87式偵察警戒車の後継型の「偵察型」と89式装甲戦闘車の後継型の「人員輸送型」があり、前者は対地センサが装備されている。


ついでに、15式機動戦闘車の車体を流用した車両のパターンがいくつかあり、17式近接戦闘車もそのひとつである。その他に、「迫撃砲搭載型」と「補給車支援型」と、「指揮通信車型」と「対空機関砲型」のパターンがある。


ついでに今使われている小銃は18式小銃といい、2018年に配備され始めた小銃である。89式よりも2kg軽く、弾薬は5.56mm弾で、資源節約のために弾の先はジルコニア粒子をつけて破壊力を増している。

そしてグレネードランチャーは標準装備で、銃口の先は白兵戦用に刀になっている。


「勝よ。あちらの人たちは?」

「解りません。ただ、日本人だということは解ります。」

「あなた方はいったい?」

「申し遅れました。信用してもらえるか解りませんが、未来の日本。つまり、時のかなたの日本から来たということです。それと、あなた側の人を預かっています。この人です。」

「永島!!」

「お久しぶりです。勝さん。」

「この方が言っていることは誠の話か?」

「はい。そうです。そしてこれから起こる日本の悲惨な歴史改変のために来て下さった人たちです。」

「・・・・(来たくて来たわけじゃないが・・・)」

「そうか。」

「物わかりが速くてうれしい限りです。私たちは今から162年後の日本、2025年後の日本から来ました。

これが、その証です。」

「何だこれは?」

「戦車と呼ばれるものです。戦う車と書きます。よろしければ乗りますか?」

「乗させてくれるのか?」

「勿論です。こっち系は…亜久斗。乗せてやれ。」

「はいっ。かしこまりました。」

ブオオオン ブウウウ

「おお、すごい。この大砲みたいのは何だ?」

「そのとうりです。名前は違いますが大砲です。正式名称は、滑空砲です。威力を見せてあげましょうか?」

「でもどうやって?」

「ほら、ちょうど大砲を積んだ蒸気船が来ているじゃないですか。」

「まてまて、あんなものに撃ったら、戦争を仕掛けられて・・・植民地化に。」

「それを防ぐために来たんじゃないですか?」

「でも・・・」

遅かった バーン ドーン ボカーン

「亜久斗・・・やっちまったな・・・」

「俺知らねえ。」

「お前の責任だろ。将軍様が震えているぞ。」

「さあ?」

「まあ問題ないだろう。このようなことをするために来たようなものだからな。」

「どうもです。」

プルルル プルルル

「はい、こちら紅蓮崎。」

「紅蓮崎君か、大変なことになった。」

「どうしましたか長官?」

「淡路島にある高性能水上レーダーが、感知したのだが太平洋にアメリカ艦隊、オホーツク海にはロシア艦隊、東シナ海には、フランス、イギリス、オランダ、の三か国連合艦隊が、全部で合計約100隻が日本に向かってきている。」

「俺のせいか。で、どうすればいいのですか?」

「君たちはそこから動かないでくれ。どこに行くかはこちらで支持するから、そこで待機だ。それと、今度は、日本各地に高速ミサイル艇を送ることになった。君たちも敵海軍を全滅させない限り、帰ってこれないかもしれない。」

「!!・・・・解りました。俺は、逃げません。これが、俺のせいでこうなったのだから。俺は迷わず引き金でも何でも引きます。」

「よし!!その意気だ。みんなにも伝えてくれ。」

「はいっ!!」


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