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第壱話 プロローグ

2010年 9月 東京 夜9時


暗闇の中走る鉄の籠がある。迷彩服を着た人たちが歩いている。自衛隊だ。


「突入開始!!」


指揮官のその言葉と同時に隊員達が国会議事堂に突入する。


「全隊員に告ぐ!!国民の税金をむさぼり尽くし国民を苦しめてきた悪の枢軸はその中にいる!!ここにいる政治家たちを一人残らず全員殺せ。これは命令だ!!」


指揮官は言う。



国会議事堂陥落!!  自衛隊は立ち上がった 政治家たちに制裁を!!


次の日の新聞はこのような見出しで一面が埋め尽くされた。


なぜこのようなことになったのか?それは2007年までさかのぼる。


2007年 サブプライムローン問題を背景に、アメリカの住宅バブル崩壊を端に発して世界金融危機


その後世界各国で金融危機に陥り、ゼネラルモー○ーズを始めいくつもの会社が倒産し失業者があふれかえった。


日本も例外ではない。


2009年 補整予算問題。国営マンガ喫茶を立てる。ばかばかしいことをいった首相はとっても有名である


その後、立ち直れない景気に、税金10%まで引き上げ。そして15%、20%まで上げられた。


2010年 更に不景気は続き、国民は限界に達していた。そのくせに政治家たちは高額な給料、ボーナスをもらって、高級な料理を食べていた。つまり税金を上げたのは景気を立て直すのではなく、自分たちの給料が下がるのを防ぐためである。


そして、東部方面隊 第一師団師団長山口翔平(やまぐちしょうへい)陸将はそれを見て

「我々自衛隊は国民の平和を守るためである。そして政府は、国民のための政治を行うことではないのか?国民は苦しんでいる。国民の平和を守るため、苦しみから抜け出させるため我々は政府を潰す。」


そしてみごと政府は倒れた。


しかし、政府がつぶれた=政治が行えない。ほんのしばらくではあるが、いつもよりひどい状況が続いた。けれども、それはすぐに消えた。


陸上自衛隊幹部を中心に、日本の政治改革が行われた。後の「平成の政治大改革」である


・農業、漁業の国営化


・高校生まで義務教育。ゆとり教育の廃止。


・衆議院、参議員廃止。すべての党を解散。政治は大統領、首相、+59人の政治家で行う。寝ている政治家がいたら即首。財産没収。公務員は役職に関わりなく給料35万+サラリーマンと同じボーナス。


・消費税40%まで引き上げ。かわりに直接税・間接税の廃止。そして老後は国家が面倒を見る。


・憲法第9条の破棄。再軍備。志願制だけではなく徴兵制と志願制を両方とも導入。


この5つだ。


これを2013年までに改革を終えたのである。


1つ目の点で農業漁業の国営化により馬鹿な人でも職業が見つかり、食糧自給率が上がった。


3つ目の点ではたくさんの政治家を減らし、給料も下げたため、予算が浮き始めた。


4つめの点では一見高そうに見えるが、そのかわり間接税の廃止により問題はなかった。


5つめの点は世界各国から批判が来た。アメリカは日本政府に再軍備をするなら日米同盟を破棄すると。


しかし新政府はこれを徹底無視。その後、ト○タなど自動車会社やSO○Yなどの電気メーカーに軍需産業を始めさせて、さらに軍人の数を増やしたことによりほとんど失業者はいなくなり、国際社会では孤立し始めたが、世界で一番早く不況を抜けた。


その後、日本各地で電気自動車の普及、メタンハイドレートの商業化、風力発電の普及。そして核融合炉の開発。日本は第二次高度経済成長にはいった。



そして物語は2025年から始まる




初めまして

オーレリア解放同盟です

どうでしたか?

ついでに言っておきますがタイムスリップするまでにしばらくかかるのでよろしくお願いします

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[一言] まじでこうなってほしいわw
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