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第8話 フードコート戦争 四回戦

  第8話 フードコート戦争 四回戦


「市川の言う通りこの学校は少し変わってる。その一つが食堂の件だ。なぜ俺らも含めてメニューを一切変えずに頼んでしまうのか。ちょっと調べてみないか。」

「まさか伊藤君がそんなことを言うとは、、、」いつも何を考えているかわからない市川がこの時初めて動揺していた。今思うとこの時と卒業式ぐらいだけだった。

「そんなに驚く話ではないだろ。」

「いや、ついさっき全く同じことを言っていた人がいてね。」

「誰だ、そいつは。」

「葛城が5限の初めに、」

「ふっふっふ。話は全て聞いていました。これも何かの縁です。一緒に探ってみましょうよ。市川さんも伊藤さんも、」

(コイツがいると厄介なことが起きる気がするが、全ては記事の為に。)

「分かった。明日から行動開始だ。」


放課後


「正直、葛城についてどう思う?」

「俺の印象だが、アイツはよく色んな友達と話しているのに何故葛城について評判にならない。どこからどう見てもアイツは女子だろ。」

「やはり、伊藤君もそう思うか。確かに葛城は内部生だし、友達も多いはず。なのに周りは平然と話している。僕らだけが女子だと思っているのかそれとも皆んなそれを理解しているのか全く分からない。(きっと男だよね、、、、)」

「葛城については置いといて、とりあえず明日から食堂の調査してみるか。」

「了解」

今日の放課後は風が涼しく、夕陽がとても光っていた。


次回予告 フードコート戦争 五回戦

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