表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/31

第3話 乱入してきた男

 第3話 乱入してきた男

 

 放課後、家に帰る途中一本の電話が掛かってきた

「伊藤!!事務所に来てくれ」

俺は学生であるが学生でない。というのも、中学生ぐらいに校内新聞を書いた際に、出来が良かったのか、プロの編集者にスカウトされ、編集事務所に所属している。この編集社は、いわば週刊文春みたいな事をしているが芸能人を追うのではなく、身近な事件などを追う仕事である。いわば、記者である。例えば、とある学校の闇や、とある事務所の横領を見つけ記事にするといった仕事である。高校生であるが故に仕事などは任されていなかったので、クビになるのかと思った。いや、そうなる運命だったのかもしれない。

18:30に事務所の最寄駅に到着した。春であるにも関わらず、外は微かに夕陽がさしていた。

(俺はこの1年間夢を見ていたのだ、そうなる運命であるにもかかわらず、街の様子が綺麗に見える。誰一人として悪くない。ただ小さい者には何も出来ないというだけだった)

19:00に事務所に到着し、編集長に会いにいった。そこで言われたことに絶句というより久しぶりに笑みが溢れた。

「伊藤君には、この学校の事を調査して欲しい。どうやらこの学校には不可思議なことが多く起こると言われている。今年こそはこの学校を調査したいと私達は強く思う。この仕事を君に頼みたい。」

「僕に、ですか?」

と編集長は資料を見せながら俺に言ってきた。とても見覚えのある、学校だった。


次回予告 フードコート戦争 開会式

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ