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本気になった天才の所業【書籍化作品】  作者: 方丈陽田
二章:最後の魔王編
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エピローグ中編―歓迎会

前後編なんて言ってないぞい。

 式典を終えた後、雫は帝宮の奥、天帝の血族が暮らすプライベート空間へと招かれていた。

 一度たりとも世間に公開された事のない場所に緊張しつつ、案内された部屋へと向かう。


「碓氷 雫、参上しました! です!」

「どうぞ」


 ノックの後に名乗りを上げれば、許可の言葉が返ってくる。


「失礼します、です」


 なんとなく言葉が怪しくなりながら、扉を押し開く。


 最初に感じるのは、かぐわしい香り。

 芳醇で魅力的な香りが、鼻を、そして胃を刺激してくる。


 見れば、中には大きな机が設置されており、その上に大量の料理が並んでいた。


「よく来てくれました、雫さん。我々は貴女を歓迎します」


 奥に座っていた天帝が、にこやかに告げる。


「は、はい! あ、有難う御座います、です」

「そう緊張なさらずとも結構ですよ。

 公の場ならばともかく、私的な場でまで礼儀作法を求めるつもりはありませんから」

「え、えと……あの……」

「とはいえ、そうすぐには慣れませんか。

 追々という事にしましょう。

 ……さて、それはともかく、本日はささやかながら、雫さんの歓迎会を催そうと思いまして。

 こちらに招待させて貰いました」

「こ、光栄! です」


 天帝の他に並ぶのは、《千斬》五郎と《怪人》ナナシだけだ。

 他の面子はいない。


「残念ながら、香織さんと武さんは帰られてしまって。

 人徳のない帝で申し訳ない」

 軽く頭を下げる天帝。

 その姿に、雫は慌てる。

 仮にも天帝の位にある者が頭を下げるなど、有り得ない事だと彼女にも分かる。


「そ! そんな事ねぇ、です! 大丈夫、です!」


 何が大丈夫なのか。

 何を言えば良いのか分からず、ただ混乱する雫。

 そんな彼女の様子に、天帝と五郎は初々しいと微笑む。


 ナナシは、なにやら装置を料理に突き刺してしきりに何かを確認してばかりだが。


「……毒物反応、爆発物反応、共に無し。おかしいでありますな」

「何がおかしいんだ、このクソ黒子」


 脇の扉を押し開き、コックコートに着替えた美影が、カートを押して入ってくる。


「ミカ? です?」

「おっすー、雫ちゃん。

 昇格、おめでとおめでとー」


 雫には和やかな笑みを浮かべて祝福の言葉をかけ、次いで表情が冷たく見下す物へと早変わりして、ナナシへと極寒の視線を向ける。


「で、おいコラ。何がおかしいんだよ、言ってみろやコラ」

「ちんちくりんが毒を仕込まないなど、どう考えてもおかしいでありましょう?

 何を考えているのか、怪しい人間でありますからな」

「ねぇ、鏡って知ってる? 持ってこよっか?」


 火花散る。


 一触即発の剣呑な雰囲気に、雫はおろおろとして年長者二人を見る。

 しかし、二人は我関せずの様子。仲裁に動く様子はない。

 どころか、意識の上に載せてさえいない。


「いやー、美影さんの料理はいつ見ても美味しそうですねー」

「全くです。

 味だけでなく、見目も美しく、香りも良いとは。

 いやはや、実に見事ですな」


 手放しで褒める老人二人。

 戸惑う雫の様子に気付いた天帝が、彼女を手招きして席に促す。


「さぁ、貴女の為の宴です。こちらに来て、楽しみましょう」

「え、で、でも……?」


 今にも殴り合いに発展しそうな女衆を見遣る。

 天帝もちらりとそちらを見るが、すぐに視線を雫へと戻し、


「いつもの事ですから。放っておけば良いのです」

「体力が有り余っているのだろうよ。

 腹が空けば勝手に収まる。放っておけ」

「な、慣れ過ぎ、です」


 とはいえ、常識外れには、雷裂の研究所で経験済みである。

 スルー力はそれなりに鍛えられているので、そういう事ならば、と気にしない事にして席に座る。


「こちら、お飲み物のメニューでございます」

「あ、ども、です」


 給仕がすかさず、水の入ったグラスを置き、次いでシックな装丁のされたリストが渡される。

 当然だが、アルコール類の部分は除かれた特別仕様だ。

 雫はそれを一瞥するが、特に悩む事なく決める。


「みかんジュースをくれ、です」

「かしこまりました」


 一礼して去っていく給仕を尻目に、天帝が訊ねる。


「お好きなのですか?」

「好きか嫌いで言えば好き、です。

 でも、そうじゃなくて、思い出の味なんだ、です」

「ほう。思い出、ですか。それは良い物ですね」

「です」


 己の運命が変わったあの時。

 雷裂へと連れられて行くあのリムジンの中で飲んだ味だ。


 人によっては、大した事ではないと思うかもしれないが、雫にとってはとても強く記憶に残っている事である。

 以来、彼女は何かにつけて、それを口にする。

 今の充実の始まりを噛み締める様に。


 戻ってきた給仕によって、雫の手元のグラスに、オレンジ色の液体が注がれる。


 準備ができた所で、天帝が自身のグラスを掲げる。

 彼が持っているそれの中身は、琥珀色の梅酒である。


「では、新たな同志に……乾杯」

「頼もしき戦友に……乾杯」


 次いで、五郎がグラスを掲げる。中身は透明な焼酎だ。


「か、歓迎、ありがとう、です。乾杯……です」


 咄嗟に言葉が出てこず、ただ真似してグラスを掲げ。

 三人が揃って一口目を呑んだ。


「さぁ、存分に楽しんでください。

 美影さんの料理は絶品です。堪能しなければ損ですよ」

「こんな時でもなければ、味わえないからな。遠慮などするな」

「いただく、です」


 並ぶ料理は多岐に渡る。

 和洋中といった代表的な料理は元より、何処かの民族料理の様な物まで、実に様々だ。


「! うめぇ! うめぇ、です!」


 美影とはすれ違いばかりで、雷裂の研究所では主に美雲と刹那とばかり会っていた。

 だから、彼女の人となりはあまり知らない。


 しかし、二人から漏れ聞こえてくる噂くらいは耳にしている。


 曰く、適当人。本能に生きる娘。取り敢えず何も考えていないんじゃないか。

 などなど。


 そんな話ばかりだ。


 故に、この味は予想外である。


 これまでの人生、味覚神経も傷付いていた為、あまり味の違いの判らない自分ですら、問答無用で美味しいと感じられるインパクトが、この料理にはある。

 それを彼女が作り出したという事が、正直、意外にしか感じられない。


「ふっふ~ん。少しは見直してくれたかな!?

 あのクソトカゲの所為で、カッコ悪いとこ見せちゃったしねぇ」


 自分一人ではズタボロになって負けていた。

 それ自体は予定調和、彼我の実力差による当たり前の結果ではあるが、それをこれから妹分になる娘に見られていた、というのは些か格好悪いと言わざるを得ない。

 なので、挽回のチャンスを窺っていたのだ。


「超うめぇ、です!

 これ、ホントにミカが作ったのか、です?」

「あったりまえよぉ。お兄の胃袋を掴む為に真面目に修行したんだから。

 そう、つまりこれは、愛の味……!」

「愛! これが、です!」

「ふふん。君も男を捕まえたかったら、料理の一つも覚えた方が良いんじゃない?

 若さはいずれ衰える物。

 年取った時に男を捕まえておく秘訣は、自分の元に帰ってきたいと刷り込んでおく事だと思うけどね」


 美影が頑張った一番の理由である。


 今は、刹那は愛してくれている。

 だが、それが自分が〝若い〟から、ではないと誰が言えようか。

 刹那は理性の皮を被っているが、その下は本能の塊だ。

 番の基準に、繁殖可能である事、という事項が設けられていないなどと、美影は根拠なく信じてはいない。


 いずれ、年老いて子供を産めなくなるだろう。美しさや可愛らしさも失われるだろう。

 その時に、刹那から捨てられてしまう。

 そういう可能性に思い至った彼女は、別の魅力を持って彼を繋ぎ止める事を決意したのだ。


 その結晶がこの料理である。

 最近は、単なる趣味になりつつあるが。


 宴は盛り上がる。

 極上の味に酔いしれながら。


~~~~~~~~~~


「はふぅ……。美味かった、です」


 暫くして、用意された机上の皿が全て空になり、食後の甘味も堪能し終えた。

 鱈腹になった雫は、満足の吐息を漏らしながら、食後のお茶をゆっくりと啜る。


「はい。お粗末様でした」


 綺麗に食べ尽くしてくれた事で、美影も大満足である。

 これだけ美味しそうに全部を食べてくれたのならば、作った甲斐があるというものだ。


 食後のお茶で一息ついていると、少しばかり真面目な雰囲気を作った天帝が、雫へと語り掛ける。


「さて、雫さん。少しばかり、真面目な話をします」

「! はい! です」


 慌てて居住まいを正して向き直る雫に、苦笑する。


「そんなに大真面目に聞かなくても良いですよ。

 今後の貴女の運用について、です」

「運用? です?」

「はい。貴女は通常の魔王と違い、かなり特殊な能力をしています」

「……です」


 本人の戦闘能力はほぼ皆無だ。

 超能力を得た事で身体強化は出来るようになったが、これまでの人生で戦闘どころか碌に運動も出来なかったのだ。

 その戦闘能力は付け焼刃程度の物であり、一般魔術師にも組み伏せられる程度の物だ。


 純粋化した魔王の魔力をひたすら叩き込む事で、相手を自己崩壊させる、という攻撃手段もあるにはある。

 だが、敵を強化する事にも繋がる為、本当に最後の手段に近く、また不発に終わる可能性も高い。


 そう考えると、雫本体の戦闘能力は、本当に無いに等しいのだ。


「自覚はあるようですね。

 なので、少々、窮屈かもしれませんが、常に信頼できる護衛を傍に置いてもらいます。

 差し当たっては、美影さんですね」

「よろしくよろしく~」

「よろしくお願いする、です」


 同性で、年齢が近く、確かな実力もあり、何より逃げ足が世界で最も速い。

 勝てない相手はいても、逃げられない相手などほぼいないと言える彼女は、護衛としてはとても優秀だ。

 精神的に現状で満たされている以上、幻属性で操られでもしない限り裏切りを心配する必要がない、というのもポイントの一つである。


 ヒラヒラと軽く手を振る美影に、雫は会釈を返す。


「とはいえ、彼女も重要戦力であり、雫さんの護衛として常に貼り付けておく訳にも行きません」

「分かる、です」

「はい。なので、これから専属の護衛を選出し、絆を深めてもらいます」


 絆、親愛の情というのは馬鹿に出来ない。

 時として、絶対的な基準である損得勘定すら超越し、自らの命すら投げ出させてしまうのだから。


 そこで、美影が手を挙げる。


「あっ、それはうちから推薦があるよ。

 実力はまだまだだけど、人間性は信じても良いんじゃないかな。

 多分」

「ほう。そうなのですか?

 では、そちらは任せてしまいましょうか。

 ああ、その方の情報は纏めて提出してください」

「うい」


 そう言う事になった。


「では、もう一つ。

 雫さんの魔力供給は非常に強力なものです。

 魔王の皆さんに魔力を補給できる、という点だけでも脅威ではありますが、一時的な物とはいえ、一般魔術師をも魔王化させるという利点は、恐ろしい切り札と言えます」

「あ、有り難う御座います、です」

「しかし、欠点も。

 魔王の皆さんは良いのですが、一般魔術師の方々は埒外である魔王の魔力に慣れ親しんでいません。

 その為、そんな物をいきなり供給されれば、扱い切れずに自己崩壊、端的に言えば破裂してしまいます」

「……です」


 今回の俊哉もそうだし、以前、魔王化した《嘆きの道化師》もそうである。

 彼らも、魔王の魔力を扱い切れず、自己崩壊現象に晒されていた。


「なので、手足を作ります。

 来月から高天原神霊魔導学園が再開します。

 そこで、雫さんの魔力に耐え、扱う訓練を積む、新課程を設定します。

 ついては、その協力をお願いします」


 言われ、雫は首を傾げる。


「何を、すればいいんだ? です?」

「まぁ、当面は純粋化した魔王魔力の提供くらいですね。

 最終的には、雫さんを中心とした特別部隊、という形にしたいとは思いますが、まずは魔王魔力を扱える様にならなければ、お話にもなりませんから」


 最悪、部隊化せずとも、慣れた者を個々で動かしても良いだろう。

 だが、どうせならより効率的効果的な形を取れれば、と考える。


「理想はその形なので、雫さんには部隊指揮、運用の勉強もして貰います。

 大丈夫ですか?」

「大丈夫だ、です。勉強は得意なんだ、です」


 病床生活は暇だったのだ。

 あまりにやる事がない為、暇潰しに勉強している事が非常に多くあり、実は座学は学年トップを独占している雫である。


 自信満々に答える雫に、天帝は満足げに頷く。


「それは良かった。

 では、後日、担当の者を紹介しますので、頑張ってください」

「はい、です」

「以上で、今後についてのお話は終わりです。

 詳細は後に文書で送付しますので、確認しておいてください」

「分かった、です」


 頷く。

 物分かりの良い雫に、天帝はにこやかに微笑みながら、話を続ける。


「さて、もう一つ。大切な話があります」

「です?」


 他に重要な話があるのだろうか、と首を傾げると、とても俗っぽい言葉が飛び出した。


「お金、お給料の話です」

「で、出んのか? です?」

「当然、出ます。名誉職などではありません。

 国防を担う最後の砦なのですから、寝返りを防止する為にもきっちりとお支払いしませんと」


 それはそうなのだが、今まで穀潰しであった雫には、縁遠い話だった。


「基本給は、年間で10億に設定されています」

「じゅう! おく、です……?」

「はい。

 ああ、これはあくまで初期の設定です。最低ラインですね。

 貢献度や本人の希望次第で、柔軟に昇給には対応しますので。

 ……ええと、歴代の《六天魔軍》の最高額は幾らでしたっけ?」

「確か、1300億ほどだったかと」

「せん!」


 想像の外、まさに桁違いの金額である。


「そ、それは出し過ぎなんじゃねぇのか? です」

「そんな事はありません。

 こういう表現は気に障るかもしれませんが、貴女方は国家戦力における最終兵器なのです。

 前時代の兵器を例に挙げれば、原子力空母はおおよそ5000億。

 戦略爆撃機でおおよそ2500億。

 戦闘機のような小型の物でも、一機当たり100億程度はします。

 それに比べれば、むしろ安過ぎるくらいです」


 基本給のままであれば、半世紀勤めても、支払う金額は500億である。

 それで国家の安寧が維持できるのであれば、安過ぎる値段だ。

 そうと考えている為、希望次第で相当な昇給を認めているのである。


「なので、遠慮なく受け取ってください。

 いらない、と言うのでしたら、適当な慈善団体にでも寄付しても良いでしょう。

 実際、香織さんはほとんどを適当な場所に寄付しています」


 第二席《金剛》国枝 香織は、一般家庭の出身であり、金銭感覚も一般人の範疇内だ。

 それ故に、巨大に過ぎる金銭は身を持ち崩すと感じて、常識的な金額だけ受け取り、残りは全て無償の寄付している。


「ミカは、どうなんだ? です」

「僕? 僕は全部、家に丸投げ。

 なんかの開発費とかにでもなってんじゃない?」


 雷裂の資産が気持ち増えているだけだ。

 美影はその行方を把握していない。

 彼女の場合、強請れば誰かしらが用意してくれるので、自分の金銭という物を持つ必要がないのだ。


「他の皆さんも似たり寄ったりですね。

 一番、ヘンテコな使い道はナナシさんでしょうが……」


 天帝が黒の怪人を見る。


「ヘンテコとは失敬でありますな。

 自分は自らの職務に忠実に、己の資産を使ってまで励んでいるだけでありますよ」

「まぁ、役に立っているので良いとしましょう」

「何に使ってんだ、です?」

「ふふふ、ひ・み・つ、であります」

「知らないなら知らない方が良いと思うよ。

 あれ、知って気にし始めると、疲れるから」

「すっげぇ気になるんだけど、です。何なんだ、です」


 見渡すが、皆が視線を逸らした。

 どうやら誰も答える気はないらしい。


「簡単に言えば、ちょっとした組織の運営資金という所ですが、まぁ本題はそこではありませんので、流してください。

 ……それで、話を戻しますが、10億という金額はあくまで基本給です。

 ここに、功績、貢献次第でのボーナスが加算されます。

 まぁ、出来高制みたいなものですね。

 更に、雫さんの場合、将来的には部隊指揮、つまり軍人にもなって貰う予定ですから、その分の給与も出る事でしょう」

「……どんどん増えていくな、です」

「お金に目が眩んで亡命しました、なんて言われても迷惑ですから。

 国の面子にも関わりますので」


 結構、切実な話である。


「繰り返すようですが、《六天魔軍》は国家の最終防衛ラインです。

 いざという時に機能しません、では困るのです。

 なので、不満があれば、幾らでも遠慮なく仰ってください。

 可能な限りの便宜を図らせていただきます」

「命と義務の代価、です」

「そういう事ですね」

「安いのか高いのか、ウチには分かんねぇ、です。

 でも、貰えるもんは貰う、です」


 元より、やる気はあるのだ。

 だから、貰える物は貰っておく。

 それだけの金額があれば、今まで支えて、守ってくれた家族への恩返しにもなるだろう。

 美影の様に丸投げしてしまっても良い。

 きっと、水鏡の当主なら上手く使ってくれるだろう。


「はい。遠慮なくどうぞ」


 言って、天帝はにこりと笑顔を浮かべる。


「碓氷 雫さん。ようこそ、天上の世界へ。心から歓迎します」

「よろしく、です」


あっ、後編は10時に投下します。

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