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本気になった天才の所業【書籍化作品】  作者: 方丈陽田
二章:最後の魔王編
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《地母》の目覚め

「ウ、オオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォ――!!」


 魂の雄叫びを上げて、渾身の一撃を打ち上げる。


 天に向けて一直線に奔った極大の閃熱は、丁度、魔竜との中間で咆哮と激突する。


 互いが互いの威力を弾けさせ、周辺へと被害を撒き散らしていく。

 朝鮮王国軍どころか、仲間――日本帝国軍にも被害が及んでいるだろうが、今の俊哉にはそれを考慮しているだけの余裕はない。


 閃熱と咆哮は、一見して拮抗しているように見える。


 しかし、そこには明確な差があった。


 閃熱が、咆哮を徐々に押し返しているのだ。

 威力の面で、俊哉の一撃は魔王ヴラドレンのそれを上回っていたのである。


 喜ばしい事だ。


 だが、俊哉の冷静な部分は、警鐘を鳴らしていた。


(……届かねぇか!)


 確かに、威力は上回っている。

 だが、こちらが何もかもを込めた渾身の一撃であるのに対して、向こうは牽制程度の手加減をした攻撃なのだ。


 致命的なのは、攻撃の持続時間。


 もしも、威力の差が圧倒的であれば、接触の瞬間に相手の攻撃を貫いてしまう事も出来ただろう。

 だが、差は微々たるもので、圧倒できる程の物ではなかった。


 であれば、あとは持続時間が物を言う。


 完全に押し切るまで攻撃を、威力を維持したまま継続できるのか。


 答えは否である。


 ほぼ確実に、こちらが先に息切れを起こすと、俊哉は判断していた。


「ぐぅぅぅぅ、っ、手伝えッ、アホ師匠ッ!!」


 片手間程度であろうと、魔王である美影が手を貸せば、天秤はこちらへと傾く。

 傷付き、疲労している彼女であろうと、それぐらいはできるだろう。


 そう思った彼は、背後の美影へと救援要請を出す。


 だが、


「ふがっ、……ふえ? あっ、ね、寝てないよ? 全然寝てなーい!」

「使えねぇな、このクソバカは!」


 これだけの閃光と衝撃が猛威を振るう中で、まさかの居眠りを決め込んでいた。

 信じられない行動である。


 いや、それだけ疲弊していたのだろう。

 だが、だからと言って、


(……寝られるか、普通!? この状況で!?)


 人間のやる事ではない、と思ったが、そういえば人間じゃなかったな、と思い直す。

 少なくとも、流星の速度で大地に叩きつけられて碌に傷付かない生物は人間ではない。


 どうやら美影の助力は期待できないらしい。

 元からあまり期待はしていなかったが。


 だが、そうなると、もはや打つ手はない。


 既にこちらは全力を出している。

 これ以上は何をどう足掻いても出てこない。


 いや、最後の手段は残されている。

 ここから底力を超える力を引き出す手段は残されてはいるが、それは本当に最後の選択肢である。

 実質、自殺と変わらない。

 少なくとも、俊哉はそう考える様な手段である。


(……どうする!?)


 悩んでいる内に、自身の攻撃の勢いに陰りが見え始めた。

 小さく細くなり始めた《天照》は、咆哮に負け、押し返され始めている。


 もはやこれまで。


「チッ、仕方ねぇか……」


 きっと死ぬよりはマシだろう。

 そう願って、俊哉は最後の手段を使う事を決断した。


~~~~~~~~~~


(……駄目そうだね、これは)


 薄く目を開けて、周囲の状況を観察しながら、美影はそう判断した。

 魔力の絶対量に圧倒的な差がある以上、最も油断がある初撃で圧倒できなければ、俊哉にはどうあっても勝ち目はなかった。


 美影の見ていた所、攻撃を放つその瞬間までは、確かに初撃での勝ち目はあったのだ。


 だが、放つその寸前で、魔竜ヴラドレンは魔力の上乗せをした。


 俊哉の《天照》が、自身の咆哮を上回り得ると刹那の判断を下したのだ。


 その分析力と決断力は、流石は最古にして最強の魔王と言えよう。

 超能力を感じられない以上、俊哉のそれはBランクの魔力を数倍した程度のエネルギーにしか感じられない筈だ。

 だというのに、即座に危機感を持ち、慢心する事無く叩き潰しにかかったのだから、称賛する以外にない。


 だが、と美影は思う。大人げないな、と。


 どうせ、俊哉の攻撃はヴラドレンの咆哮と衝突し、威力が減衰する。

 完全体の《天照》でさえ、魔竜の竜鱗は貫けないだろう。精々、少し表面を焦がす事くらいだ。

 威力が衰えた状態なら、猶更である。


 それが分かっている癖に、これである。

 届かせる事さえさせない。


 油断がない、と人は褒め称えるだろう。

 大人げなく余裕がない、と美影は嘲笑するが。


(……まぁ、トッシー君にも反省すべき点もあるけどね)


 打ち上げる閃熱を見ながら、彼女はそう評価する。


 俊哉の《天照》は、極太の閃熱として放たれている。

 全域を、とは言わないが、ヴラドレンの咆哮を広範囲にわたって迎撃していた。


 馬鹿じゃないの? と彼女は切って捨てた。


 自分の身を護る為だけなら、収束させて範囲を限定させる事で威力の向上を目指すべきだ。


 制御できずに、広域に拡散してしまった、とは美影は考えない。


《天照》の起点となっているのは、義兄の作った傑作である。

 その機能は俊哉の戦闘スタイルに合わせて細かく調整されており、間違っても制御に失敗するなどあり得ない。


 ならば、この拡散は俊哉の意思だ。

 自覚の有無はともかくとして。


 おそらく、日本軍を守ろうとしたのだろう。

 意識してか、無意識なのかは分からないが。


 アホめ、と貶す。


(……自分の身すら守れない未熟者の癖に。

 他人の心配なんてしてる場合じゃないよ、トッシー君)


 まずは己の事を万全にして、その上で余裕があれば、初めて周りを見渡すべきだと断じる。


 とはいえ、その心意気は買う。

 美影自身はそういった感情に疎いのだが、そうした行為が尊ぶべきものであるという事ぐらいは理解している。


 なので、手助けをするべきだとは思う。


 だが、彼女はしない。


 何故ならば、待っているから。


(……さて、お姉? お膳立ては十分だよ?)


 遠く離れた地にいる姉に、内心で問いかける。


 彼女たちには、ちょっとした狙いがあった。

 どう転んでも良い、という程度の物であるが、成功すれば儲けものだという、そんな狙いが。


 今の状況は、その狙いがピタリとはまる、絶好のタイミングである。


 あとは、向こうの状況次第だ。


 美影には、それを知る術はない。

 解放状態の彼女には電子機器は使えないし、幻属性魔力による精神通話はその魔力を持たない以上相手次第だ。


 故に、狙い通りに事が進んでいるのか、分からない。

 分からないなら分からないで構わないが。


 所詮、どう転んでも良い程度のつまらない賭けだ。

 別の機会を待っても良いし、今に拘る必要もない。


 故に、間に合わなかった場合、成功しなかった場合に備えて、準備をする。


 少しずつ黒雷の密度を上げ、迎撃準備を整えている内に、俊哉の《天照》の勢いが衰え始める。

 やがて天秤は決定的に傾き、どうしようもない暴威が降りてくる。


(……間に合わなかったかぁ)


 仕方ない、と諦めて、俊哉に代わって迎撃しようと手に力を籠める。


 と、そこで異変を感じ取る。


 俊哉の雰囲気が変わった。

 何処か、覚悟を決めたような、そんな雰囲気。


 既に渾身を振り絞り、底力を出し尽くした彼が、何の覚悟を決めるのか。


 死を覚悟したのか、と一瞬思う。

 だが、すぐに否定する。

 そんな生易しい教育はしていないと。


 ならば、何を?


 そう考え、すぐに答えに辿り着く。


(……あいつ、魂を消費して強制覚醒を!?)


 超能力が魂に刻まれた能力である以上、そのエネルギーを注ぎ込めば、より強力になるのは道理だ。

 その理屈を利用して、死の間際という強力な負荷に魂を晒す事で、急速成長に繋げてきた。


 それを意識的にやろうとしている。


 だが、それは諸刃の剣だ。


 この世に無限など存在しない。

 それは、魂とて同じ事。

 使い過ぎれば、そこには摩耗が発生し、取り返しのつかない代償を支払う事となる。


 刹那ならば、問題ないだろう。

 魂を弄る能力すら持っている彼ならば、どうとでもなる。


 美影でも、きっと大丈夫だ。

 彼女は慣れている。

 自身の物に限り、という条件付きだが、正確な匙加減で消費する事が出来る。


 だが、俊哉にはまだ駄目だ。

 彼は超能力を得てから、僅か二か月程度である。

 それで正確な魂魄操作を覚えられるほどの才覚もない。


 訪れる結末は、考えるまでもない。

 失敗し、代償が生まれる。


(……大馬鹿がッ!)


 そんな覚悟を決めさせる状況に追い込んだ事を棚上げにして、美影は心から罵る。

 そして、張り倒してでも止めようと、空へと向けていた矛先を彼に向けた瞬間――。


 それは来た。


~~~~~~~~~~


「駄目、です!」


 第一研究所内で、悲痛な叫びが上がる。

 雫の叫びだ。


 彼女は、研究所の中で、半島の地で起きている戦闘状況をリアルタイムで追っていた。


 最初は安心して見ていられた。

 下馬評通り、日本帝国と朝鮮王国間の戦力差は大きく、寡兵ながらも帝国側は優勢に事を進めていた。


 時折、危ない場面も見受けられるが、なんとなく本人たちは楽しそうにしているので、きっと余裕綽々なのだろうと感じた。


 余程のイレギュラーが発生しない限り、無事に終了すると思われた。


 だが、状況は悪い方へと進み始める。


 北の海で起きていた怪獣決戦が、半島方向へと移動し始めたのだ。

 それに合わせ、帝国軍の後続部隊の動きが鈍った。


「多分、美影ちゃんが引き寄せているって判断したのね。

 下手に突っ込めば被害が広がるだけだから、突入を見合わせているのよ」


 傍らで共に鑑賞している美雲が、そんな解説を入れてくれる。


「た、戦ってる連中は見捨てんのか!? です!」

「自由行動中のAランクなんて、そうそう捕まえられないわよ。

 大部隊で広範囲をローラー作戦的に捜索するしかないわ。

 そんな事をしていたら、すぐに怪獣二人に巻き込まれちゃうから。

 一応、連絡くらいは入っていると思うのだけど……」


 どれくらい伝わっているかは分からない、と言う。


 なにせ、強襲部隊は寡兵だ。

 その為、数で押し潰されないように、位置情報などを隠蔽しつつ好き勝手に行動している。

 それは通信機なども同じであり、連絡が取れる者もいれば、一切取れない者もいる状況である。


 緊急時用の強制連絡手段くらいは用意されているが、現状では、多分、おそらく、という不明確な予想だ。

 それだけで全行動を停止し、速やかに撤退せよ、とは言えない。


 その為、連絡が遅れているのだという。


「組織が大きいと、迅速な行動って難しいのよね。

 うちもあっちこっちで滞っている案件も多くって。

 まぁ、優先度が高い物だと、最近は弟君が突撃して蹴り飛ばしにいくんだけど」


 末端まで意思決定がきちんと伝わっていない事も多く、また利権やら何やらで判断そのものが遅い事も多くある。

 民間企業ならまだしも、命に直結する軍隊がそれでは駄目だろう、というのが美雲の正直な感想だが、それでも人間である以上、一切の欲を排し、全てを合理的に正確に判断するなど、到底無理な事だ。


 雫としては、納得のいかない話である。

 命がかかっているのだ。

 常に死と隣り合わせだったからこそ、その尊さを知る彼女にとって、自分の物じゃないからと蔑ろにしているような判断は反吐の出る話だった。


 しかし、ここで雫が何を言っても仕方ない。

 今の彼女は、何の権限も権威もない、単なる一般人である。


 それに、美雲は解説しているだけだ。

 彼女に喚き散らしても、それは八つ当たりでしかないのだ。


 憮然とした様子で座り直す雫。

 その頭を美雲が優しく撫でる。


「良い子ね、貴女は」

「……ただの駄々っ子だぞ、です」

「良いじゃない。

 あそこで判断迷っている方々だって、自分の思う所でやっているんだから。

 あとは、そこに立場や権限が伴うかどうか。

 変な言い訳しないだけ、私は好ましいと思うわよ?

 大人になってくると、本当に口ばかり上手い奴が多くて疲れちゃうわ」


 正直は美徳だと言う。


「だから、自分の我儘を通したければ、功績を上げて、世間に認めさせて、立場を得ないとね」

「……うちは」

「出来ない、とは私は、私たちは思ってないわよ?」


 美雲は封じる様に雫に先んじて語る。


「私たちは、出来ない人にやれと言う程、鬼じゃないわ。

 貴女には可能性がある。

 栄達する能力がある。

 背中を押せば駆け上がれる。

 そう判断したからこそ、私たちは手を伸ばしたの」

「……です」


 ある種のプレッシャー。

 だが、それが雫には嬉しくもある。


 今まで人から向けられてきた感情は、失望や悪意ばかりだった。

 家族には愛されていたが、そこには同情や憐憫が同居していた。


 しかし、雷裂の者達は、そんな感情を持っていない。

 向けてくるのは、今までに感じた事のない、期待という感情ばかりだ。


 とても新鮮で、とても嬉しい。


 加えて、彼らは道まで示してくれた。

 こちらに行けるぞ、と。

 こうすれば行けるぞ、と。


 ならば、雫はその道を駆け抜けるだけだ。

 命と人生を救われたのだ。

 思惑に乗せられるのも悪くない。


 少しばかり落ち着いた雫は、心配を心に抱きながら、戦場の推移を見守る。


 やがて、戦場は危惧していた事態が実現する。

 魔王の二人が戦闘状況を維持したまま戦場に出現したのだ。


 こうなれば、もはや一般魔術師の出る幕はない。

 魔王に対抗できるのは魔王だけ。

 それに及ばぬ者は、ただ蹂躙が一秒でも早く過ぎ去る事を息を潜めて祈る事しかできないのだ。


「……それじゃあ、少し席を外すわね」


 美雲がそう言って退室する。

 雫には、それを見送る余裕はない。

 映し出される映像を食い入るように見つめる。


 そして、閃光が走った。


 自動的に光量が調整され、何が起きたのか、はっきりする。

 魔王ヴラドレンの咆哮を、俊哉がたった一人で迎撃していた。


「だ、駄目……駄目、です」


 送られてきている情報から、俊哉が押し負ける事は明白だった。


 まだ、彼には死なれては困る。

 興味を持ったばかりだ。

 この淡い心が、あるいは恋心なのか、それともただの興味なのか、それさえもはっきりしていない。

 なのに、言葉も交わす前に、何もはっきりしていない内に、勝手に死んで貰っては困るのだ。


「ど、どうする、です。どうしたら……」


 何か出来ないか、と、視線が彷徨う。


 こんな、遠く離れた場所から出来る事などある筈がない。

 普通ならそうだろう。


 だが、手段はある。

 今の雫には打てる手があるのだ。


 その為には、道具がいる。

 まだまだ未熟な雫では、身一つで実現は出来ない。


 そんな彼女の行動は、見抜かれている。

 だから、それは用意されている。


「……これ」


 先程まで美雲が座っていた場所。


 そこに、それはあった。


 それは、一つのデバイス。

 試作型だと言っていた、雫専用機の接続、及び起動キーとなるデバイスである。


 彼女はそれを取って、部屋を飛び出す。

 試作だけあって、それは巨大なままであり、別室に安置されているのだ。

 雫は生まれて初めて走るという事をする。

 もつれそうになる足を必死に動かしながら、一秒でも早くと向かう。


 やがて、辿り着く。


 そこにあるのは、巨大な装置。

 多面情報収集システム《サウザンド・アイ》との直結回線を有し、また魔力から魔力紋を消し去る濾過装置、雫専用純粋魔力精製器 《マギア・ドロップ》を組み合わせた物。


「起動、です!」


 息を切らせながら、雫はデバイスを挿し込み、装置を目覚めさせる。


 装置が唸りを上げる。


 莫大という言葉では収まらない、魔王の魔力を受けて大きく振動する。

 まだ耐久性に難があるのか、あちこちから火花が散っており、連続稼働は出来そうにない。


 だが、一回。

 この一回だけ耐えきってくれれば、それで良い。


 純粋魔力化は自動で行われる。特別な調整は必要ない。

 だから、雫は別の機能、《サウザンド・アイ》の操作を行う。


《サウザンド・アイ》が無差別に収集する膨大な情報の海から、キーワードを打ち込んで必要となる情報を引き出していく。


 最も必要なのは、俊哉の位置情報、正確な座標だ。

 加えて、空属性魔力による干渉を含めた、地球上の空間情報。

 可能な限り安定した空間でなければ、ロスが生じるどころか、目標がずれてしまうかもしれない。

 故に、最も安全な通路を選出する。


 視界の端に、俊哉の状況を映し出す。

 もう幾許も余裕はない。


 まだ十分とは言えない。

 最善を期するなら、まだやれる事はある。


 だが、時間がそれを許さない。


 ならば、あとはやるだけだ。


《マギア・ドロップ》の中から、純粋魔力化された魔力を取り出す。

 自身の中に再度それを取り込み、自分の魔力紋に再び汚染されないように注意しながら、雫はもう一つの力を発動させる。


 超能力と呼ばれるそれ。

 彼女が身に着けたのは、限定的空間能力。


 限定的でしかない彼女の能力では、人間などの生物は勿論、如何なる物質も通す事は出来ない。

 しかし、純粋なエネルギーであれば、別だ。

 彼女の認識している場所ならば、宇宙の果てにだって送り込む事が出来る。


 それによって完成するのは、純粋魔力の遠隔供給網である。

 まだ理論上の話。

 実践した事など、一回もない。


 だが、やらねばならない。


 緊張と不安を飲み下し、雫は叫ぶ。


「受け取りやがれッ、ですッ!!」


 魔王の魔力が、世界を飛び越えた。


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