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本気になった天才の所業【書籍化作品】  作者: 方丈陽田
八章:破滅神話 後編
334/417

Dieジェスト そのさん

話数がとんでる?

ダイジェストだから。


地の文とか、一切無しです、はい。

具体的な経緯とかは想像力だよ。

第四話:奴隷などあってはならない。故に、奴隷を皆殺しにした(例外あり)・表



『魔物領域から脱出したギリム(アホ)は、霊鬼国に向けて歩いているであるデスネ。』

『マァ、ツムギ=チャン(の偽物)を連れているであるデスカラ、獣魔側に行くよりは安牌であるデス。』

『道中、面倒を避けようと主要街道から外れた道を廃道を通っているデスヨ。ムダな知恵を。』

『と、そこで、同じように人目を避けている車列を見つけたであるデス。』

『どうやら、奴隷狩りのモノたちのようであるデスネ。マァ、珍しくもないであるデス。何処の国にでもあるものデスヨ。表向きは違法であるデスガ。』

『? 何をやっているであるデスカネ? ナゼか攻撃してるであるデスヨ? 近付くモノ、皆傷付ける思春期であるデスカ?』

『オヤオヤ、皆殺しにしておりますデスヨ。過激派であるデスネ~。』

『と、思えば、一人だけ保護しているであるデスナ。』

『女? 女だから? 美少女だからであるデスカ? ここまで清々しくクズなのも珍しいであるデスナ。』

『ナゼか助けた獣魔の少女を連れて、アホと愉快なお友達たちは、先を進むのであるデシタ。』



~~~~~~~~~~



第七話:人間の国へ・表



『ドウヤラ、ハゲ猿動物園にて、異変が起きているらしいデスヨ。そのタメ、ワザワザ行くそうであるデス。』

『ここまでクズムーブをかましておきながら、今更、善人ぶって意味があるのであるデスカネ?』

『シカシ、マァ、あの獣魔少女は懐いているようであるデスカラネ。需要はあるのであるデショウナ。』

『ワレが言うのもなんなんであるデスガ、男の趣味が悪過ぎるのではないであるデスカ? いくら、欠陥を治して貰った恩があるからって、ネェ?』

『ソウソウ、あの娘っ子、獣化変身出来ないからって奴隷になっていたのであるデスッテ。その治療として、ガルド=チャン(偽)から奪取した変身能力を付与する事で、障害を治療したのであるデス。』

『オカゲデ、メロメロになっているようであるデスネ。チョロイ。ワレなら、寝首かいて、とっとと逃げるであるデスノニ。』

『トモアレ、そんな感じで故郷に帰るヨウであるデスネ。』

『現在、あっちは地獄のヨウソウであるのデスガ、即死しないであるデスカネ?』

『エッ、なんとか生き残らせるのが仕事? ハードモードでは?』



~~~~~~~~~~



第十七話:なんか生まれたであるデスナ・表



『なんやかんやありつつ、順調にハゲ猿動物園に近付いている今日この頃、いかがお過ごしであるデスカ?』

『コチラは何やら寄り道でとある魔物領域に入っている所であるデスヨ。』

『異変調査はエエンカイナ、デスネ。悠長であるデスネ~。』

『向こう、既に国が半壊しているヨウな、そうでもないヨウな……。』

『マァ、なんだかんだであの連中が持たせているであるデスカラネ。精霊を相手に、ヨクやっているであるデスヨ。〝天道〟とかいう兵器、ヤバ過ぎであるデスネ。』

『と、視線を戻して、アホ一行であるデスガ、なんであの程度に苦戦するであるデスカネ。普通の幻属性領域であるデスヨ?』

『どいつもこいつも搦め手苦手そうであるデスカラネ~。正面戦闘を仕掛けてくれない相手には弱いのであるデスナ。』

『ただの雑魚であるデスネ?』

『ハテサテ、どうするつもりデスカネ。』

『オヤオヤ? なにやら、機械ゴーレムが妖しげなフンイキを……。』

『キィィィエエエエエアアアアアア!?!? シャ、シャアベッッッタアァァァァァァ!!?』

『イ、イエイエ、以前から喋ってはいたであるデスケドモ。あんな流暢な感じでは無かったであるデスヨネ?』

『資料によると、拡張性ゼロな無能行動しかしない、とあるのデスガ……。』

『イレギュラー、であるデスカ? 良いのであるデスカネ? ワレは面白いと思えるのであるデスガ……。』

『フゥーム、マッ、良いであるデスネ! フシギはいくらあっても良いものであるデス。』

『おそらくは幻属性魔力を吸収して、ナニカ、特殊な変化をしたのであるデショウ。』

『心が芽生えた人形、それを目の前で壊される様は、実に愉快であるデスナ。候補に加えておくであるデスヨ。』

裏編は、30分後に投下します。

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