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用語解説 第二回

他の事は本編内で説明を入れていたと思うのですが、もしかしたら勘違いかも……。


これってどういう設定よ?

という物がありましたらご指摘下さい。


ネタバレにならないものでしたら、書き加えます。

【用語解説】

・帝立高天原魔道学園

 太平洋上に建造された巨大人工島《高天原》に設立された、「戦闘に耐え得る魔術師」の育成を目的とした学舎。初等部から高等部までで教育課程自体は終了するが、一応、大学も存在している。進学者は少ないが。

 目的が戦闘魔術師の育成である為に、日常的に血生臭い事になっていたり、研究機関が併設されている為に、妙な実験体が闊歩していたりするが、いつもの事なので気にする者は少ない。

 特に、何らかの行事の際には、血と弾の雨の降水確率が100%を記録している。



・《守護の大月(ツクヨミ)》《天弓の小月(アルテミス)》《豊穣の小月(ルーナ)

 三重連月輪。

 美影とノエリアの戦闘によって砕かれ、再構築された新しい月の姿。

 ツクヨミは、要塞としての機能を搭載しており、ハイエンド版サウザンドアイや生半可なジャミング程度なら貫通する強力通信施設が備え付けられている。表面は頑丈な装甲で覆われており、もはや自然の月の原型は残っていない。

 継戦能力確保の為、内部には大規模な生産施設も造られており、自己完結したスペースコロニーの一種でもある。

 アルテミスは、攻撃要塞である。重力加速砲や超電磁砲、ビーム砲など、これでもかと攻撃する為の設備を詰め込んだハリネズミとなっている。全力で稼働させたならば、星の一つや二つは砕けるな、とは建造に関わった者たちの総意だ。

 ルーナは、エネルギー補給専門の要塞となる。表層部は、最新鋭の光変換施設で覆われており、太陽光だけでなく、星の光からさえも高効率でエネルギー生産を可能としている。しかし、それは本質ではない。ルーナの価値は、内部にこそある。小惑星を丸ごと一つ用いて造られた、魔力増殖機関こそが、ルーナの本当の姿だ。無数の魔力加速装置を連結させたそれは、理論上、始動させれば半永久的に魔力を増殖させ続ける無限機関となる。



・《ラグナロクシステム》

 地球の地脈に沿って張り巡らされた装置。

 それは、地脈を操作して、地球上のあらゆる天変地異を、あらゆる場所に任意で引き起こす悪魔の装置である。

 刹那が勝手に造っていた物だが、《蛇使い座》サラの協力によって計画は加速し、最後の一撃(ラグナロク)が遂に完成してしまった。

 その起動キーの在り処は……。



精霊島セレンディア

 惑星ノエリアの滅亡の際に、精霊たちが自らの生存圏の確保の為に創り出した閉鎖世界。エネルギー循環が完全に内部だけで完結しており、小さな一個世界とも言える。

 これを創る為に始祖精霊全八柱の内、実に七柱が自らを捧げてしまった。

 内部には、それぞれの始祖精霊たちの遺産が詰め込まれており、見た目には非常に雑多な状態となっている。

 実は、基底部には「マジノライン終式」という名の宇宙船が使用されており、内部ではかつての知的生命体たちのサンプルや遺伝子情報が保存されている。

 科学が未熟であった惑星ノエリアにそんなものがある筈もなく、それが何処からどの様にして渡ってきたのか……。

 今はまだ、歴史の闇の中のこと。

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