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三連月輪

カラオケに行きたい症候群を発症中。

何年も行っていないのに、唐突に行きたくなってしまった。

(……地球が、青いなぁ~)


 身動き一つできない状態で宇宙を漂流しながら、美影は地球をぼんやりと眺めている。


 またもや右腕が千切れて、胴体には穴が一つと大きな裂傷があり、中身も潰れたり、潰れないまでも損傷している物がほとんどだ。

 全身の骨も折れたり罅が入っていたりと、中々に酷い有様だ。


 だが、何よりも重症な部分は、全身の魔力流路及び疑似流路として使った体組織だろう。

 連弾によって普段よりも派手な負荷のかかったそれらは、細胞レベルでズタズタになっており、何もしていなくても全身が砕けんばかりの痛みを訴えている。


 流石の彼女も、まだ真空の宇宙空間には生身では適応していない為、根性で最低限の身体強化を行っているが、それだけで気を失ってしまいそうなほどの激痛が走る。

 普段であれば、手足を動かすように、特に意識せずとも出来る事が心底大変な思いをせねばならない。


 健康の有難みを噛み締めながら、美影は美しき地球の最後の姿を目に焼き付ける。


 なにやら抵抗をしているようだが、どうにも効果的とは言い難い結果に終わっており、滅亡の結末は避けられそうにない。


 特に、未練はない。

 美影にとって、青き故郷にさしたる執着はないのだ。


(……お姉は、まぁどうにでもなるだろうし。

 お父さんたちは……うん、まぁ、アレだし)


 強いて彼女が残念に思うとすれば、家族の命なのだが、どうせ姉は兄が何かしらの脱出手段を用意しているだろうから、何も問題とならない。

 両親は両親で、彼女をして理解できない変人たちなので、地球が壊れてもなんだかんだで生き延びていそうである。

 何の確信も根拠もないのだが。


 どうせ、今の美影ではどうにもならないのだし、華々しい最後を静かにしっかりと見届ける事とする。


「なんというか……少しは惜しいという気持ちを抱いても良いと思うのじゃが」


 しゅるしゅる、と二つに分かたれた月隕石に純白の羽衣が巻き付いた。


 ガクン、と落下速度が落ちる。

 完全には停止していないが、それでも暫しの時間はこれで稼げるだろう。

 羽衣の根元には、分かり切った持ち主の姿があった。


 ノエリア。

 黒に侵食された姿ではなく、元の神秘性を帯びた姿に戻っていた。


 尤も、うっすら透けており、輪郭もぼやけていて、今にも掠れて消えてしまいそうな程に希薄になっていたが。


(……うぜー。僕の勝手だろー)


 口が動かないので、思考だけで返答する。

 ノエリアは、やれやれ、とばかりに嘆息した。


「なんとも薄情な娘っ子じゃの。

 汝には、故郷を守ろうという気概はないのか」

(……ないね)

「即答か」

(……当たり前じゃん。

 そんな事よりも、お前、なんか透けてない?

 ダイエットでもしたの?)


 陽炎のように揺らいでいるノエリアの姿を指して、彼女は疑問を呈する。


「ダイエットではこうなるものではなかろう。

 汝がしこたま殴ってくれたおかげでのぅ。

 魔力がほとんど残っておらんのじゃ。

 全く。随分と無駄遣いをしてくれたわ」


 エネルギー生命体であるが故に、ノエリアにとって魔力とは生命力と同義である。

 特に、今の彼女は本体となる惑星ノエリアを失っている。

 そちらが無事であれば、時間と共に回復して再誕する事も出来たのだが、失われている今、死ねばそのまま死んでしまう。

 ごく普通の生き物のように、当たり前に。


 元々、ノエリアの器の大きさに比べれば、かなり少なくなっていた魔力であるが、それでも一般的な生物に比べれば遥かに多く残っていた。

 だが、先程までの戦闘によって、ほぼ底をついてしまっている。

 彼女の言葉通り、凄まじい無駄遣いをしてくれた結果である。

 自意識がある状態ならば、決してここまで追いつめられる事はなかっただろう、とノエリアは内心で負け惜しみをするくらいだ。


 とはいえ、彼女も自身の命にさしたる未練がある訳でもない。

 少し前ならば、色々と不満も未練もあっただろうが、今は心穏やかに死を受け入れられる。


 それというのも、守るべき民が生きていてくれたおかげだ。

 彼らが生き残っていると知れた今、敗残兵がうじうじとのさばっている物ではない。


 地球文明は、今となっては魔力無しでは存続できない。

 それ程に、ノエリアの与えた力が浸透している。


 ならば、魔力の塊であり、魔力循環を効率よく行える精霊種は、彼らに受け入れて貰えるであろう。

 実験材料にされる可能性も勿論考えられる。

 だが、今回の件で大きく傷ついた地球には、余計なリスクを背負う余力はないだろう。


 守るべき民が生きていける道があり、そして自分の他に守護者もいる。

 色々と不安になる輩ではあるが、力は本物であるし、義理や筋などは理解している。

 ある意味では、とても分かり易い相手でもある。

 なんだかんだで旧き精霊であるエルファティシアは、その年月に相応しい程度には老獪だから、上手い事操縦できるだろう。


 よって、己が生きていなければならない理由が無いのだ。


「……とはいえ、あれはどうしたものかの」

(……お前、なんとか出来ないの?)

「出来ん事はない……という所かの。

 確実に出来るとは言えぬ」


 本当に、自己を保っている事だけで精一杯、という程に消耗している。

 砕くにせよ、逸らすにせよ、巨大に過ぎるあれらをどうにかするには、些か心もとない。


 暫し、羽衣によって繋ぎ止めながら、最も確実な方法を脳裏で模索する。

 ちなみに、美影は完全に他人事で何も考えていない。


 危機感がまるで足りていないが、絶体絶命の窮地である。

 この場に一般的感性を持つ者がいれば、少しは焦燥感を持てと言うに違いない。


 そうしていると、一瞬、彼女たちの背筋に強い悪寒が走った。


 何か、ヤバい。


 悪寒の原因は、地球を取り巻く様にあちこちに開かれている異界門の向こう側だ。

 遂に星喰いの魔物が動いたか、と構えた瞬間、何故か一斉に異界門が閉鎖された。


(……あっ、お兄だー)

「ようやく帰ってきおったのか。

 真打、登場じゃの」


 大概の事態をどうにでもできるジョーカーが戻ってきた事を、彼女たちは悟った。

 その予測を証明するように、この場に僅かな空間の歪みが発生した。


「ふっ、待たせたね!」


 気取ったセリフを口にする刹那……の生首が登場した。


(……あれー? お兄、なんかまた体積減ってないかなー?)

「こやつは見る度に何処か欠けておるの。

 今回はまた派手に欠損しておるが」

「何を言うか。

 ちょっとしたダイエットに決まっているだろう」


 ふよりふより、と調子よく浮かぶ生首は、どう見ても妖怪変化の類である。

 そんな状態でも生命維持に問題なく、更には肺も何もないのに声まで発声できる辺り、無駄に芸が細かく人間を止めている。

 もはや生物ではない。


「流石に、星喰いは強かったかの」


 自身と同一であるが故に、刹那では勝てないだろうと踏んでいたノエリアは、彼の有様を見て、やられて帰ってきたのだろうと判断した。

 だが、刹那はそれを鼻で笑った。


「はっ! あのような獣にやられるほど、私は脆弱ではないぞ。

 これは単なる自爆の結果だ」


 最後の置き土産に放った終焉の光だが、制御とタイミングを誤ってしまい、自分まで巻き込まれてしまった。

 至近距離から思いっきり浴びた結果、首から下が消滅してしまうという実に愉快な事になってしまったのだ。

 つくづく、先に目標物を放り投げていて良かった、と自画自賛したものである。


「それこそ自慢にならんぞ」

(……お兄って、いつも自爆だよね。

 そんな所も好きだけど)


 ノエリアは呆れたように、美影は楽しそうに、それぞれに感想を言う。


 己以外に己を傷つけられる者がいない、という最強の証明だと、美影は非常に前向きに解釈していた。

 そして、同時に目を離していられないという母性本能も併発している。

 恋は盲目なのだ。

 何をしても好意的に映ってしまう物である。

 それがたとえ生首になるほどの自爆であっても。


「さて、そんなつまらない事はさておき、事態は地味に逼迫しているようだね」


 なんとかノエリアの羽衣で繋ぎ止めているのだが、地球の重力は中々に強力だ。

 完全に止める事は敵わず、少しずつ引っ張られ、今にも千切れそうな程に羽衣が細く伸びている。

 彼女の魔力が万全であれば、無限の再生と伸縮を行える羽衣であるが、現状ではこれが精一杯なのだ。


「おぬしならばどうとでも出来るのではないのかの?」


 ノエリアが水を向ければ、刹那は当然とばかりに頷く。


「当たり前だな。

 全知全能たる私に出来ない事など何一つとしてない」

「言い切りおったな」

(……お兄が無駄に自信満々なのは、今に始まった事じゃないしー)


 実際の所、出来ない事は多くある。

 ノエリアが知る所だけでも、時間流の完全停止からその発展である時間遡行だって、刹那には出来ない。


 とはいえ、今はそれは問題ではない。


 月隕石の処分。

 その程度であれば、地球というエネルギー源がある刹那ならば、それこそ自由自在にどうとでもできる。


 だが、何故か刹那は首を傾げる仕草をする。


「しかし、だ。

 どうにも乗り気にならん。

 ここはどうだろうか。そこの女怪に処理させた方が、何かと都合が良いのではないか?」

「おっと、我に来たぞ。何故ぞ?」

(……そりゃー、お前が力を使い果たして死んでくれるからじゃない?)

「流石は我が愚妹。

 とても良い線を行っている」

(……ふふふっ、そんなに褒めてもキスしかしてあげないよー?)

「……否定はせんのかのー。

 で、本当の所は?」

「間違っていないと言ったと思うのだが?」

「本気で言っておるのか?」


 こくり、と無言で刹那は頷いた。

 ノエリアは途方に暮れたくなった。


「まぁ、もう少し丁寧に説明してやれば、貴様の同胞の為を思って言っているのだよ」

「ほう? 興味をそそられる話じゃの」


 同胞の安寧とあらば、耳を傾けない訳にはいかない。


「貴様たちは異邦人だ。

 人種どころか、種族すらも違う。

 今まで人間しかいなかった地球世界が、そう簡単に貴様の同胞を受け入れられると、本気で思っているのかね?」


 返事を待つ事無く、刹那は答えを口にする。


「否だ。断じて否だ。

 人間は、それ程に寛容ではない」


 今の人間になるまでに、他に知的生命体となり得る種族は地球で発生しなかったのか。


 答えは否だ。

 他にも存在していた。


 だが、ならば何故今の地球にはいないのか。


 そんな事、簡単な話である。

 人間が滅ぼしてきたからだ。

 自分たちに追い付ける、自分たちを追い越し得る。

 そんな可能性のある種族を根絶やしにしてきたから、地球には人間しかいないのだ。


 そんな凶暴で凶悪な種族が、精霊種という自分たちよりも明らかに優秀な種族を受け入れられるのか。


 無理だ。

 一人二人ならばともかく、生き残っている種族の全てを受け入れる事など、人間には出来ない。


 それを覆すとなれば、恩を売り、利用価値を示すしかない。

 盛大に、文句の付けようのない程の。


「貴様があれを処分すれば、少なくとも話し合いのテーブルに着くくらいの事は出来るだろう。

 さぁ、自らの命を使って恩を売りたまえ。

 自らの同胞を想うのならば」

(……おぉー、それは良いねー。

 死んで、次代の為の礎となれー。

 ちょーカッコいいー)


 茶化す様な美影の言葉を無視して、ノエリアは小さく言葉を紡ぐ。


「……納得のできる話じゃの。

 元より、そう長くない命じゃ。

 同胞の未来の為に使えるのならば、本望というもの。

 しかし……」


 不安材料を提示する。


「今の我では、確実に処分できるとは限らんぞ?」


 先程も、それで悩んでいたのだ。

 今の消えかけのノエリアでは、確実な処分は出来ない。

 出来るとは言えない。


 失敗する可能性が大いにある。


 その指摘を受けて、刹那は言い返す。


「はっ! その時は、私の出番だ。

 所詮は老害。

 真打の為の前座に過ぎない、と高らかに嘲笑ってしっかりと後始末してやるとも。

 なぁに、安心したまえ。

 貴様が命を賭せば、その成否に関わらず貴様の同胞の保護を約束してやろう」


 もはや悩む時間はない。

 ぶつり、と限界まで引き延ばされていた羽衣が千切れた。

 邪魔する者のいなくなった月隕石は、全速力で地表へと落下し始める。


「さぁ、やりたまえ。

 その全身全霊を賭けて」

「そこまで言われては、やるしかないのぅ」


 苦笑しつつ、ノエリアは最後の魔力を振り絞る。


 これを使ってしまえば、完全に自らを保つ事もできなくなる。


 だが、それでも良い。

 同胞の未来の為に捧げられるのならば、命の一つぐらい惜しくなどない。


 無属性魔法《魔手(マジック・ハンド)》。


 魔力を手のように動かす、ごく基本の魔法。

 刹那の念力と同じく、最も単純にして、最も自由の効く奇跡の御手である。


 ノエリアは、魔力の手で二つの月隕石を掴み取る。


「ぬっ、ぬぐぐぐぐ……!」


 重い。大変に重い。

 それはそうだろう。

 対象は、半分とはいえ、太陽系で五番目に大きい衛星なのだ。

 残りカス如きの手には余る。


(……頑張れー)

(……気が抜けるから止めよ!)


 美影の力の入っていない応援を内心で罵倒しながら、ノエリアは歯を食いしばって力を入れる。


 グシャリ。


 魔手に握られていた月隕石が、握力に耐えかねて圧壊する。


「このまま流星にしてしまうのは……!

 ちと勿体ないのぅ!」


 ただ軌道をずらすだけでは、芸に欠ける。


 せっかく命を懸けるのだ。

 最後に置き土産くらいは残しておきたい。


 故に、彼女は握り潰した月隕石を引き寄せる。

 団子を作るように、形を丸く固め直しながら、無事な半分の月まで持ってくる。


「(がーんばれっ。がーんばれっ)」


「五月蠅い連中じゃ!

 手隙ならば少しは手伝うのじゃ!」

(……えー)


 美影は難色を示す。

 ぶっちゃけ、疲れているからだ。

 早く事を終わらせて、兄の腕の中で眠りたいという欲望で頭がいっぱいだ。


 刹那は、やれやれ、と生首を横に振りながら、了承を示す。


「ふっ、これだから雑魚は仕方がないな。

 良かろう。

 ほんの少しだけ、手伝ってやろう」


 何をしようとしているのかを察した刹那は、念力で半分の月を握り潰した。


 同じように丸めながら、地球と月の引力を再計算する。


 そして、丁度良く衛星軌道となる位置を導き出すと、丸めた新しい月をその軌道に放り投げた。


 同時に、ノエリアへと思念を伝達し、答えを伝える。


「うむ! 感謝するぞ!」


 答えを知った彼女は、最後の力を振り絞って、二つの月隕石を投げる。


 それらはゆっくりと進み、やがて近くの重力圏に掴まり、軌道を安定させる。


 三連月輪。


 空に輝く、新しいシンボルが誕生する。

 しっかりと衛星軌道に乗り、新しい月と、それを中心に回る双子星が出来上がった事を見届けたノエリアは、自身の終わりを悟った。


 さらさら、と彼女の身が燐光となって崩れていく。


(……思い残す事は、まぁ多々あるが。

 それでも、悪くない)


 もはや口を動かす事も出来ないノエリアは、思念だけで最後の言葉を残す。


(……では、さらばじゃ。

 新しい世代よ、我が同胞を頼んだぞ)


 そして、彼女の意識は、その身と共に溶けて消えた。


~~~~~~~~~~


「まっ、そう綺麗に終わらせてやる訳もないのだが」


 これから星喰いの魔物を叩き潰す算段を付けねばならないのだ。

 使える手は多いに越した事はない。


 刹那は、向こう側で手に入れた星核の欠片を取り出すと、ノエリアが崩壊した場所へと投げ入れた。


 適合するエネルギーに反応したそれは、周囲の魔力を吸い込んで美しいオーロラの如き輝きを放ち始める。


(……おー、星核って初めて見たけど、そんな感じなんだねー)

「うむ。美しかろう?

 女怪の本体とは思えない美しさだ」

(……お兄のも、そんな感じなのー?)

「さてな。私も見た事が無い。

 まぁ、地球が崩壊する事があれば、見る機会もあるのではないかな?」


 ノエリアの破片を全て吸い尽くした星核を回収した刹那は、念力でもって漂う美影を掬い上げる。


「さぁ、私たちも帰ろう。

 こう言っては何だが、私も大分疲れた。

 この疲労は賢姉様に添い寝して貰わねば取れるまい」

(……僕も混ざるー。

 美人姉妹と添い寝だなんて、この果報者めー。

 勢い余って手を出しちゃっても良いんだよー?)

「それは追々な」


 笑って受け流しながら、二人は地球へと向かう。

 宇宙から見ても猶、地球全土で火の手が上がっている、生命の謳歌している芳醇な星へと。


これにておしまい!

あとはエピローグをやって、三章は完全終了で、ついでに第一部も終了です!

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 地球を守ってテーブルにつけるぜ!展開ですが 俗に言う神様視点の読者側からは最初から最後まで女径が始めて後始末しただけしゃん。 自作自演、マッチポンプ。 被害出てるから大きなマイナスが辛…
[一言] なんか、きれいな光景のように語ってるけど、この場面で語ってるの生首とミンチ手前なんだよな~
[一言] お疲れ様ですねせっちゃん。守護者の魂って肉体にあるの?星核じゃなくて?
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