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リーンの日常  作者: Irene
12/40

散々なネームデー

「や……やっと……終りました……」←屍その1(私)


「長かった……」←屍その2(ジョージ)


「もう、これ以上は無理~……」←屍その3(ルカ)


「……あの野郎何時かコロス……」←屍その4(フィリッポ)


「皆お疲れ様~!」←ディア



皆様こんにちは。

しょっぱなから瀕死のリーンです。


今回はこの様な出だしですみません。


何故こんな事になっているのか……

それは昨日、そう5月4日の早朝ににさかのぼります_



ルルルル……


「はいもしもし?」


「あ、もしもしリーン?」


「あれ?会長?如何したんですかこんな朝早く?」←早朝6時15分前


「ウン!仕事のいら……


「謹んでお断りさせていただきます。」


何で~?!」


「言いましたよね?4日と5日は何もしないと!」


「5日はわかるけど何で今日は駄目なのさ~」


「大会があるんです」 キリッ!


「大会?射撃の?」


「いいえ某携帯獣のですが?」


「……」


「ですのでお断りさせていただきます、いま後二人来ていないので彼らを待っている途中なので……」


「高校2年時。」


「は?」


「当時の生徒会長の横領発覚。」


「え?」


「写真で脅して全額返金させた英雄。」


「どのようなご依頼でしょうかーーー!!!」


「話が早くて助かるよ~」



何で知ってるんですかあの事どうやって知ったんですか会長ーーー!!

ってあれ?これ脅し?脅しですか?

って言うかもう時効なのですっぽかしても……



「因みに~その時使った手段の証拠もあるからね~

うっかりすっぽかされたらウッカリ当時の生徒会長に送っちゃうかも?」


「ななな~に言ってるんですか!ちゃんと行きますよ!


ヤダナ~すっぽかすなんて……そんな非道な事しませニョ~?」


「ウンそーだよね~イイコなリーンはそんなことしないよね~」


「え、ええ、もちのろんですよ!それで何処に行けば宜しいのでしょうか?」


「ウン!アテネの○×ホテルに来てね~

お泊りセットを持って!」


「はい?」


「今回はちょっと日にちがかかるから覚悟してね~」


「ちょ、ちょっと待ってください!今日はしょうがないですが、私明日は働きたくないのですが……」


「ウン、諦めて!」


「そんな~」


~~~~~~~~~~~~~~~~


っとそんなこんなで(?)ホテルに着きました。


「すみません、馬会長(アレク)さんに呼ばれてきたのですが……」


「リーン様ですね?いま担当のものが案内します。」


「あ、はい……」


あれ?ホテルって部屋の担当とかいましたっけ?


「お待たせいたしました。」


「イエイエ、ぜんぜん待って……え?」


「荷物をお預かりします。」


「ハ、ハア……」


え?何で貴女が此処にいるんですか?


「此方の直通エレベーターを使います。

ご使用の際はカードキーを差し込んでから暗証番号を打つように。

その際指紋も認識させますので。」


「はあ……」


何でこんなシステム……

めんどくさい……




「この部屋にございます。」


「有難うございました。

……あの~荷物を返して……」


「それでは中に入りましょう。」



かちゃ


「「「ようこそ地獄へ!!!」」」


「何ですかその不吉な歓迎!?」


「おお~今回はつっこみがはいった!」


「嗚呼……俺らあっけにとられたからな~」


「いや、普通びっくりして固まるだろ……」


「どこの小動物ですか……?」


扉が開いたら其処にはイケメンが居ました……


こういう出だしの漫画がどっかにあったような……


「まあ、それは置いておいて自己紹介な!俺ジョージ!英語を担当してる。宜しく!」


「俺はルカ!イタリア語担当!

可愛い女の子がくるって言ってたから楽しみにしてたんだ~期待以上!」


「そして俺がフィリッポ。フランス語を担当している。

遠い所から来たから疲れたろう?其処のソファに座って休むといい

冷たい飲み物も用意してある。」


……担当?

え~とりあえず彼らの容姿を語ってみましょう←現実逃避


まずはジョージさん、

低い、背がとても低いです。


たぶん私と同じくらいでは?っと思うくらいに(因みに私は160cmです)

金髪緑眼の細身な方ですね。

鼻が高くその周辺にあるそばかすがやんちゃなイメージを見る人に与えますね。

たぶん性格もそのような感じかと思います。


次はルカさん、

なんかチャライ人。←暴言


きついカールが入ったクルクル茶髪で目は普通に茶色。

背は……平均的ですね。

派手なファッションを好んでるようです。

……お世辞をサラッと言うあたり女慣れしてそうですね……


最後はフィリッポさん、

此方はまあ他の二人より高いかな?ってくらいの身長。


優しそうな感じがします……女性限定で。

濃い赤茶の髪と深緑の目、

ストイックな服がよく似合ってる方です。

そして何故か近いものを感じ……


「リーーーーン!!」


ドン!!


「デ……ディア……お願いですからタックルはやめてください……」


「だってリーンが私のこと無視するもん!」


「以前仕事中に親しく話しかけられるのがいやだって言ってたじゃないですか!」


「リーンはいいの~!それにこの人たちに見とれてた~

駄目だよ~こういうタイプは女の敵なんだよ~リーンがケガサレル~!!」


「イエ、見とれてませんただ……」


「ただ?」


「イケメン滅びろ!!位は思いましたが……」


「「「?!」」」


あ、なんか三人が吃驚してます。

後ディアが満面の笑みです。

……何か変な事言いましたかね?


「ヤッホーみんな揃ってる~?ってリーン!よく来たね~」


「(スルー)さて自己紹介も済んだことですし、

お仕事の内容を教えていただけませんか?会長は何も言ってくれなかったので……」


「あれ?リーンちゃん?」


「(にやり)それなら単純だ。

ただこの部屋に送られてくる書類を翻訳するだけだ。」


「有難うございますフィリッポさん。

……それだけですか?結構簡単に聞こえますが……」


「電話もかかってくるから各言語での対応も求められている。」


「あの~フィル?」


「では先ほどから鳴り響いてる電話の音と運ばれているダンボールの箱って全部……」


「俺らが扱う仕事だ。

安心しろ、各デスクに置いてもらうようにしているからごちゃ混ぜにはならない。」


「もしも~しお二人さ~ん?」


「嗚呼、ではのんびりしてる場合ではありませんね。私せめて明日は仕事したくないんです。」


「明日?嗚呼、5月5日はあんたのネームデーか!」


「そうなんですよ~で、日本ではこどもの日ってやつで、

母が鯉のぼりを見つけてきたのでそれを飾る予定だったんです!」


「鯉のぼり……ってなんだ?」


「それはですね~……」


「フィルのスルーもさることながらリーンのスルースキルも凄いな……」


「ね~完全にアレクを無視してるよ……」


「うん、やっぱりあの二人似たもの同士だねー」



「……何してるんですか皆さん?」


「え?」


「お前らさぼんな、こうしてる間にもどんどん仕事が舞い込んでくるぞ?」


「……何時の間にデスクについたんだ?あの二人……」


「早く終らせて柏餅(しろ餡バージョン)を作るんです!」


「そして鯉のぼりを見に行くんだ!!」


「なんかこの二人一致団結してる?!」


何ごちゃごちゃ言ってるのでしょう?


「あの~リーンちゃん?もちろん柏餅俺にも作って……

「人の楽しみを途中で奪い、尚且つ脅迫する方にあげるお菓子はありません。」


「なにやってんの会ちょー?!」


「だ…だって切羽詰ってたし……リーン意外にやれそうな人いなかったし……」


「私今回の大会とても楽しみにしてたんですよ?

それこそ前日にわくわくのしすぎで眠れないくらい。」


「ウワッサイッテー」


「同じ男として恥ずかしいな……」


「だから会ちょーもてないんだー」


「皆が虐める……」しくしく


あ~ちょっとスッキリしました。

さて!やりますか!






そして5日の夕方、つまり今、冒頭の会話(?)に戻ります。


……疲れました……


何なんですかあの書類の山?!

嫌、もう山と言うよりタワーですよ。


ジョージさんなんか6回も雪崩(?)にあったんですよ?!

ホテルの人たちなんか箱ごしの書類を持ってくるたびにどんどん顔が引きつってたんですよ?!

簡単そうだと言ったあの時の私を殴りたいです。


「……嗚呼、成る程後から悔いると書き後悔と読むのですね。

……小学校のとき会長を池に突き落とした後トドメを刺すんでした……」


「なんか物騒なこと言ってる人がいるよ~」


「安心しろ可愛いもんだ。むしろこっちがやべえ。」


「へ?」


「……さて一通り拷問をした後ジャングルにに裸で棄ててサバイバルさせるか、

それとも血に飢えた男どもの中に棄ててたこ殴りにさせるか……」


「……」


「……」


「……」


「さ~て一段楽した事だし、どっかでメシ食いに行くか!」←棒読み


「あ!それいい~此処のレストランのフランス料理すっごく美味しいんだよ~」←引きつった笑み


「いえいえ、行くのでしたらこの隣のタベルナ!

家庭料理がすっごく美味しいの!

しかも安いし量も多いのよ!」←冷や汗だらだら


……あからさま過ぎる話題転換ですがまあいいでしょう。


「鯉のぼり……見たかった……」


「そうですね……今から村に行ってもつくのは夜中ですものね……

飾ってない状態のものならこの仕事が終ったらお見せします。

今はこの後作る柏餅モドキで我慢してください……」


「モドキ?」


「此方に柏が無いので……代わりにブドウの葉っぱで作ります!

後、黒餡は見つからないので手作りの白餡でやります。

上新粉見つかってよかったです。」


「厨房とは話はつけてあるからいつでも行っていいよー!」


「有難うございますディア。

さてバ会長が来るまでに作りましょうか!」



その後ホテルの人の善意で作っていただいた食事でネームデーのお祝いをし、

柏餅(モドキ)を食べてる最中に会長が現れ、

自分の分が無い腹いせに仕事を増やされ……

家に帰ることが出来たのがこの五日後でした……


会長許すまじ!!

~数日後~


ディア「ねえ、リーン、なんか会長元気が無いんだけど……」


リーン「嗚呼、弱愛している姪っ子に“将来スッピー君と結婚する!!”


って言われたらしいですね


その台詞言って貰うのに今まで頑張ってたらしいですよ?」


デ「スッピーって……リーンが男装したときの名前じゃあ……?」


リ「はい、この間“偶々”男装している時にその子が来たので、


“丁重に”持て成しただけですよ?


なのになんか懐かれたようで……」


デ「……結構怒ってたんだね……(会長の頑張りを無に返すくらい)」


リ「イイエ?オコッテマセンヨ?」にっこり


デ「あ……そう……」(まあ、自業自得って事で!)








感想お待ちしております!(ペコリ)

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