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音の生活  作者:
2/2

旅の理由

なぜ旅をしたかったか


私の地域には季節がなかった

しかし特別暑いわけでもなく、また寒いわけでもなかった、つまり年中春のような。


不便もしておらず今でもあの地域は過ごしやすいと思うが、違う地域は四季があると聞きぜひ身をもって体験したいと思った


そして今は夏

風が心地よく感じられる

風鈴の音も氷の音も愛と朱莉の扇風機の前の取り合いも、すべてが楽しく感じられる


私が初めてここに来た時には既に愛と朱莉はここで働いていた

最初は時音の子供かと思ったがそれにしては少し大きい気もした


積極的に話しかけてくる愛は、よくいるおっちょこちょいでコーヒーもこぼす

あの時も2時間で3回はこぼしていた


落ち着いて働いているように見える朱莉も実はいたずらっ子で今では愛と悪巧みしては何かしら仕掛けてくる


そんな2人が仲良く働いてるのを見ると妙に落ち着き、窓からの景色や店の雰囲気も相まって心がより穏やかになったようだった

そしてここに通い詰め、終いにはお気に入りのカフェで働きだしてしまった


賑やかで穏やかな生活、さらに私はここを気に入った

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