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ガーディアン†ブレイク

「フォリア、後ろは任せてくれて構わないわ。安心して進んで」


「ありがとうシール。あなたと組んで良かったわ」


「私もよ、フォリア」


シールとフォリアは石畳の廊下を進んでいた。


先を進むフォリアは大ぶりな剣を血に染めて。


後ろを歩くシールは棘の付いた大きな盾を血に染めて。


「いつになったら宝物庫につくのかしらね」


「ええ、さすがに疲れてきたわ」


二人が文句を言いながら歩いていると、大きな扉と甲冑の騎士がいた。


「噂をすれば……」


「ガーディアンね」


「今の私たちに勝てるかしら?」


「そろそろこの血に塗れた装備を変えたいと思ってた頃よ」


「そう来なくっちゃ」


ガーディアンは呪文字が刻まれた、全自動その場を守るマシーンと言ったところだ。


動きはたいして速くなく、行動パターンも少ない。


しかし、鎧を破壊するか、中の呪文字を欠けさせるまで動き続けるという厄介な特性を持っている。


「じゃ、今まで通りいくわよ」


「カバーは任せて、フォリア」


フォリアは全力で駆け寄り、力の限り剣を叩きつける。


あまりの力強さに剣は耐えきれず根元から折れてしまう。


ガーディアンの頭はひしゃげ、身長が10㎝程縮んだ。


だが、ガーディアンはそのままフォリアの首を切断せんと腕を振った。


金属同士の擦れ合う甲高い音が響く。


「シール。あなたがいなければ死んでたわ」


「その台詞、何度目かしら?」


フォリアは剣を止められ隙だらけとなったガーディアンの頭をつかむと、そのまま下へと押した。


ギシギシと嫌な音を立てつつ、ガーディアンの身長がどんどんと低くなっていく。


やがて、砕けるような音がしたかと思うとガーディアンは動かなくなっていた。


「相変わらずの馬鹿力ね」


「レディに言う言葉じゃないわよ、シール」


鉄くずと化したガーディアンを後ろに、フォリアとシールは宝物庫の扉を開けた。

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