平成26年度前後期履修科目
定期試験が終わり、2月半ばになると、
『 学習計画書作成 』
が実施される。
これは、次期修得しなければならない単位と照らし合わせて、履修しなければならない科目を、担任と決めるものであり、これに参加できない生徒は、如何なる理由があるにせよ退学処分となってしまう。
履修科目の一覧表を参考に、担任と話し合った結果、私の次期履修科目は、
『 科学と人間生活 』( 前期 ) 1単位
『 科学と人間生活 』( 後期 ) 1単位
『 家庭総合 』( 前期 ) 2単位
『 家庭総合 』( 後期 ) 2単位
『 社会と情報 』( 前期 ) 1単位
『 社会と情報 』( 後期 ) 1単位
『 体育 ① 』( 前期のみ ) 1単位
『 総合学習 ① 』 1単位
『 総合学習 ② 』 1単位
の、合計11単位である。
この単位をすべて修得すると、合計修得単位が、74単位となり、来春の卒業が確実となる。
同時に、
『 生徒会費 1600円 』
『 振興会費 3000円 』
『 保険振興費 252円 』
を納めてから、レポート一式を受け取り、本校指定の書店にて次期履修科目の教科書一式を買い求めた。
平成26年4月21日の始業式を経てから、いよいよ、平成26年度前期スクーリングが始まる。
昨年度に比べたら履修科目は断然少ないが、
『 科学と人間生活 』
『 社会と情報 』
の2科目は、今までに触れたことのない分野なので、普段の学習面においても決して疎かにはできないと思った。
いや、どの科目に対しても同じ気持ちであるが、この2科目に対してはより一層力を入れるべきだと心に誓った。
しかし、体育の授業だけは、前期のスクーリングで全て終了なので、内心、ホッとした。
体育の授業は、
『 体育館での、バスケットボールやバレーボール 』
『 屋外での、ウォーキング等 』
があり、体調等に合わせ自由に選択することが出来た。
私は、体育館でのバスケットボールをよく選択して、若者達と必死なってにボールを追いかけた。
しかし、開始5分もすると息が切れ、脚がもつれ、よろけ始める。
授業が終了すると、いつも体育館の隅で、
「ハアハア、ぜえぜえ」
と、苦しんでいた。
すると、男子生徒や女子生徒が心配そうに、
「今田さん、大丈夫ですか…」
「やだぁ、死んじゃうんじゃないの…」
と、わいわいがやがや。
「なぁに、これくらい何てことないさっ!オエッ」
( この体育も、あと5回で終わるのか… )
そう思うと、なんだか寂しい気持ちになった。




