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親父の英語教育

レポートも何とか期限内に提出する事が出来た。


高校に入学してからは英語も必死で勉強した。

埼玉県の分類センターに入るまでは、アルファベットさえ解らなかった。


ABCDEFG


までは言えたが、その次が出てこない。


ノートに、アルファベットを何度も何度も書いては頭の中で繰り返し復唱した。


アルファベットの次は、英単語を必死で覚えた。


『 note 』


という英単語は、


『 のて 』


という風に、自分なりに工夫して覚えるようにした。


『 picture 』


は、


『 ぴく、てぃーゆーあーるいー 』


と。


しかし英文法の主語や動詞などの意味がまったく理解できず、スクーリングのみならず工場でも、ちょくちょく、親父にその意味を教えて貰った。


ある時、工場で親父に尋ねた。


「おやっさん、動詞って、どういう意味ですか?」


親父は、


「なに、今田。お前、高校生のくせして、そんな意味もわからんのか~」


と、私に歩み寄ってきた。


巨体の左手が、私の右手の袖口を掴む。


巨体の右手は、私の襟に…


「今田~、動詞とは、こういう意味だ~」



また、柔道技をかけられた。

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