表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある夏の怪談!  作者: あきたけ
第2章『四大心霊ノ巻』
37/42

最終決戦2

幼い悟一は、自分がホラー映画の主人公の如く、無様に殺されるのではないかと考えた。


そして、それは避けなくてはならない。いや、そんな格好の悪い事にはなりたくないと直感したのだ。


次の日だった。


悟一は、見える世界が変わっていた。

時間という概念は存在しなかった。


これは実のところスピリチュアル的に覚醒したと、いうことだったが、無神論者であった幼い頃の悟一には理解できぬのであった。


「恐怖」という概念もまた人間が作り上げてしまった妄想、あるいは非合理的な思考であるとも、必然的に知っていた。


全ての事象に生死を超越した絶対の境地を手にいれていたのである。


が、しかしこれは少し問題であった。

想像すらしなかった、絶望的な罠が仕掛けられていたのである。


悟一が手に入れたこの境地は、このクオリアの情景の裏に、新たな悪霊を産み出してしまったのである。


それは、悟らねばならぬという強い思考が産み出した、煩悩を越えた固定観念、ともいうべきか、ニューエイジのもっとも排除すべきとするモノだった。


それは詰まるところ、悟一の生き霊だった。

悟一のその膨大な霊力がそのまま裏の世界へと現れた。


彼がそれを知るきっかけができたのは、自分の黒い影が現れる夢を見たり、金縛りにかかるとき、必ず自分の生き霊が自分自身を襲って来るからであった。


が、今のところ誰かに危害を加えるなどという悪事が無いため、この10年、ほおっておいたのであった。


しかし、その霊力を怖れていたのは事実である。










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ