表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある夏の怪談!  作者: あきたけ
第2章『四大心霊ノ巻』
29/42

彼は誰時にて!の怪


「業丸という刀は殆どがタルパで出来ているんですよ」


藤四郎は奴の攻撃を受け止めながら、苦し紛れにこう言った。


「コイツは相手の煩悩を切り裂く事が可能というとても変わった武器でね、亜死と戦う上でかなり相性の良い代物なんですよ」



「ゴタゴタ喋っている暇があるなら俺を殺してみるんだな」



 再び奴は爪を振り下ろす、藤四郎は業丸でそれを受け流し、奴を攻撃しようと試みる。



 が、反対側から奴の拳が飛んできたため、それをクルリとかわしてその反動で再び奴を切りつける。



 一瞬、奴は飛びのいた。肩にはほんの少しだが、切り傷が付けられていた。



 亜死が自分の肩の傷を目撃すると、にやっと不適な笑みを浮かべた。



 それを見て藤四郎はゾッとした。



「ほうほう!面白い!」


 彼はあからさまに声を張り上げた。

 体育館に響き渡る、よく通る声だった。


「今まで俺のこの業丸の攻撃をその程度の怪我で済ませる悪霊などただの一体もいなかった」


 そう言って、肩に刀をポンポンと当てる。


「況して俺は総合格闘技の全国大会で指折りの成績を残しているのが自慢なんだぜ。嘘だろ?」



「正直、強いと思った相手が実はそんなでもなかったなんてな事はよくあるこった。じゃあ、なんなら三人掛かりで俺をやっつけてもいいんだぜ?」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ