人生の旅路
長い長い旅の中いつの間にか疲れ果て
立ち止まれないはずの道
好きだった景色に気をとられ
心を置いてきてしまった
旅路の先は不明確
一歩先さえ見えなくて
転んでばかりの
空っぽの僕の世界
こんな世界に君が来て
手をさしのべてくれたから
僕はまた一歩踏み出せた
君の隣は暖かく
ずっと一緒だと思ってた
心のどこかでは分かってた
いつか居なくなってしまうって
分かってたのに勇気が出ずに
伝えたい一言が出なかった
結局君はこの手を離す
あの日誓った永遠にサヨナラを告げ
だんだん離れていく君
ずっとここに居てって言いたかったのに
ちっとも大人になれない僕は
この闇の中でまた嘆く