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俺様のすけじゅ~る。3
帰り道に俺はシゲさんの事では無く
真面目に聞いたゲンさんの話を軽く思い出していた。
『君に、お願い事が有るんだよ。』
ゲンさんが真剣に成りだした時は流石に俺も驚いていた。
『咲ちゃんの事なんだけどね。』
この時点で違う意味で驚き出したものだ。
『とうぶんの間、預かって居て欲しいんだよ。』
――ガシャン!!
此処まで思い出した俺は、いつの間にか誰かの自転車を投げ飛ばしていた
‥‥無意識とは怖いな
「‥‥家に帰りたく無いと感じたのは初めてだ‥」
家を見ながらも俺はやはり帰りたく無い‥‥
「‥‥はぁ〜」
大体にして預けていくなら、其なりに理由があるだろうが‥‥
家が狭くなったからとか呆れた理由で預けられるとは‥‥
奴はペットか!?
いやっ、それよりも此からか‥‥
「‥‥報酬は貰えるらしいしな‥」
たぶん、かなり疲れた顔をしているだろう俺は、考えるのも面倒に成る程に‥‥
「‥‥諦めよう。」
顔だけじゃなく、実際に疲れはてていた。