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――俺は仕事に好かれているなあ、とつくづく思う。


 そう思うと、なぜか毎回オフィスに飾られている時計に目をやる。そのたびに、現実は真ん中にあるんだなと思う。

 オフィスに飾られている時計が、あまり、というかかなりぱっとしない時計なのは、「いちいちそこまでこだわれるか! こっちは予算の関け――」途中で耳をふさぎたくなる上司の、赤字経営を誇張しすぎた、現実を通り過ぎた意見だ。

 

 時間帯は真昼であったり、夕方であり、朝礼直後であったり、午後を回って、設定にある通りかどうかは知らないし、違いが判らないが、とりあえず「高パフォーマンス」を維持していた会社の某パソコンの充電が30%を下回ったころであったりする。


 このように、四六時中、俺は仕事に振り回されています――いつだったか、プレゼンの内容を暗記しすぎて、お得意先のプレゼンを腑抜けみたいな顔で説明していたところ、最後の重要な一言を間違ってこういってしまったことがある。


 それ以来お得意先とは音信不通だが、同僚はそんな俺をほめてくれた。


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