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還暦厄災記  作者: 蘭鍾馗
7/20

【本厄の5】実家、屋根落ちたってよ

2023年、私は還暦を迎えました。でも、還暦は厄年でもあって、この年、私の身の回りで様々な厄介事が起きることになってしまいました。私自身にとっては今見ても頭痛の種でしかないのですが、他人が見たらちょっと面白いかもしれない。そう思って、日記をネタ帳に、私の還暦の年に起きた厄災をまとめてみました。還暦の厄年、あなたは大丈夫でしたか?

 九月のある日、とある現場で調査をしていると、姉から携帯に電話が。


 田舎の家が壊れたらしい。玄関のところの屋根が落ちたんだと。去年あたりから雨漏りしていたと聞いていたので心配はしていたのだが、ついに屋根逝ったか。

 この家は兄が住んでいたのだが、最近になって体がだいぶ弱ってきていたので、姉が食事と掃除つきのグループホームみたいた所に入居の手続きをとったらしい。で、家の方は・・・

「できるだけ早く解体してね。火事とかになったらご近所に迷惑がかかるから。じゃ、よろしくね(プツッ)。」

 おい。


 去年末の眼鏡に始まり、冷蔵庫、車、時計と立て続けに身の回りの物が壊れる事件が相次いだのだが、ついに家である。もう言葉もない。

 などと愚痴を言っていても仕方がないので、とりあえず色々調べてみる。


 調べてみると、市のほうから家屋解体の補助金(最大50万)を出す制度があるらしい。あと、家屋の解体前には、アスベストが使われていないかどうかの調査を行う必要があるとか。

 とりあえず、一遍有給とって、帰って様子をみてみるか(←結局、この年は忙しくて有給とれませんでした)。


 結局、いろいろ調べたり考えたりした挙句、解体せずにそのまま売却する手続きをとることになるのだが、2024年10月現在、まだ売れてません。誰か買って。


 もう、本当に、何かが壊れるのはこれで最後にして欲しい。頼む。

 でも、厄年の神様は非情でした。次、車の故障2回目です。


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