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還暦厄災記  作者: 蘭鍾馗
11/20

【本厄の9】トイレで外傷性腱鞘炎

2023年、私は還暦を迎えました。でも、還暦は厄年でもあって、この年、私の身の回りで様々な厄介事が起きることになってしまいました。私自身にとっては今見ても頭痛の種でしかないのですが、他人が見たらちょっと面白いかもしれない。そう思って、日記をネタ帳に、私の還暦の年に起きた厄災をまとめてみました。還暦の厄年、あなたは大丈夫でしたか?

 がん。


 鈍い音が響いて、左手に痛みが。

 トイレでズボンを下げようとした時、洗面台の端に左手を激しくぶつけてしまった。ユニットバスなので、トイレ回りの空間に余裕がなく狭い。うっかりすると、こういうことが起きる。

 痛い。じわじわ痛い。とりあえず冷やす。2023年の壊れ物リストに「左手」の追加だけは勘弁である。

 なんでこんなことになったかというと、その日、ちょっと下痢気味だったのである。


教訓:緊急時こそ冷静に周囲の状況を確認すべし。


 翌日、左手が軽く腫れてきた。小指を曲げるとかろうじて手のひらに着くので、思ったよりは軽いが、無視できる程でもない痛みがある。動かさなければ痛くはないが。PCのタイピングはなんとか出来るが、長時間は無理。

 で、これがなかなか治らないのである。腫れは引いてきたのだが、小指の付け根辺りの痛みがとれない。でもこの症状、なんか経験したことがあるような気がする。

 腱鞘炎?

 そうだ、腱鞘炎の症状に似ている。

 いや、トイレで洗面台に打ちつけたんだろう、ってその通りなのだが、左手小指付け根の膨らんだ部分はまさに小指の「腱鞘」の位置である。洗面台に打ち付けたことでこれが損傷し、炎症を起こしているのではないか?何しろ、症状がまんま腱鞘炎なのである。でも、打ち身で腱鞘炎になったりするだろうか?外傷性腱鞘炎?そんな病名ないと思うけど。

 調べてみた。

 あったよ。「外傷性腱鞘炎」。いや、調べてみるもんだな。外傷や内出血から発展してなることがあるらしい。


 対処法は、とりあえず安静。指だけね。


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