87.調査隊(15) 再びアッソー山
再びアッソー山の火の精霊の里に来た。
結界の中に入る。
『おー、来たな』
ここから出たいか?
『出たい、そとの世界を見たいぞ』
一つ方法がある、マイワールドといって、独立したプラベートの世界だ、そこに入って俺と一緒に出られるか試したい。
『わかった、それで頼むわい』
「マイワールド『火の精霊の里』クリエイト! この里を再現
さあ、まず実験で一霊入ってみてくれ」
『おぅ』
そのまま、火の精霊の里を出てみる。
出られた。この方法でみんな外へ出そう
火の精霊たちがマイワールド『火の精霊の里』に入っていく、そして外へ
『『『おー でられたぞい、外の世界だっ』』』
精霊たちは歓喜に湧いた、そして、マイワールド『火の精霊の里』に入っていった。
えっ?
『ここに住むのじゃあ』
あっ、やっぱり
『出たくとも出られない』から『何時でも出られるけど、出てこない』に変わっただけか。
いっしょじゃん。
ーーーーー
さて、次は調査隊が出入りできるようにすることだな。
「マイワールド『セキュリティゲート』クリエイト!」
結界の一部に出入り口になるようにマイワールドでセキュリティゲートを作った。
これで人が出入りできるはずだ、
「ライディ、出入りしてみてくれ」
「俺?」
「そうだよ、アイスとかにやらせる気か?」
「そうだな、わかった」
不服そうだが、こうも出番が少ない以上、従うしか無い、存在感は必要だと判断したようだ。
結果、大丈夫だった。
一応セキュリティーとして、登録許可制にしよう。
調査隊B班を連れてきて入場可能者リストに登録する。そして万が一のために携帯結界シールドペンダントを全員に渡す。爆発とかあっても命だけは助かるだろう、身につけいいれば自動起動だが一度だけの使い切りだ。
えっ?そんな物いつの間に作ったかって、『工房』に籠もってね、にたにたしながら日々色々なものを作っているんだよ、趣味でね。
あとはB班に委ねよう。クマモ王国には付近への立ち入りを禁止してもらった。




