86.調査隊(14) 第3回報告会
なんちゃって転移でB班を回収して本部に戻る。
第3回報告会だ
今回は大収穫だ、
・イズモーのシンジー湖の遺跡の痕跡
かなり古いものらしく痕跡のみ
・アッソー山の遺跡と火の精霊の里
呪い玉の秘密、呪い玉は一般に精霊石と呼ばれるもので、結界の制御をしている様だ
結界を解かないと入れないが、結界を解くと大爆発の可能性がある。
遺跡の状態はとても良い状態で、再調査を検討しても良いと思われる。
・サークラ山噴火と海の精霊の里の崩壊
移籍らしいものはあったが、火山で崩壊して調査できない。
マイワールド経由で出入り出来るかもしれないが、今は保留としておく。実験しないとわからないしね。
精霊石を全部外したら結界が消えるとは思うけど暴走するかもしれない。
B班は、鳥の糞まみれになって匂いで嘔吐しながら調査したらしい。鳥の糞以外はサンマル遺跡と同等の状態のようだ。
C班は、呪い玉の様な出土品の解析だが、やはり精霊石の変質したものらしい。呪い屋本舗でも呪い玉は人工精霊石を開発して使用しているらしい、初めて知った。幹部なのに。
A班は予定を変更して、魔王国とエゾー大陸に行くことにした。ジャパンゲア大陸をこれ以上調査してもあまり結果が代り映しないだろうと予想したからだ。
まず、アッソー山の結界の問題を解決して、B班を調査に向かわせ、A班は魔王国へ。
C班は引き続き古代文字の解析だ。 文字だよね。模様じゃないよね。という疑問は口にしない。
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呪い屋本舗のアウル本部に行ってみた
「呪い玉(人工精霊石)ってどうやって作るの。」
「極秘事項ですが、ロイ様なら問題ないでしょう。
そもそも人工と行っても精霊が作ったものです。疑似精霊石とも言われています。
実は魔王国に『錬金精霊』という珍しい精霊が居て、そこに発注しています。
呪い屋本舗では、その人口精霊石に呪いを書き写すことで呪いを発動させています。
精霊が作ったという意味では呪い屋本舗の物の方が本物の精霊石であると言えます。
遺跡の発掘物や遺跡の精霊から貰った物は人が作った物なので、そちらの方が人工精霊石ですね。」
「なるほど」
「精霊石はある程度意思を持ったいて、そこに術式を書き込んで発動させる事が出来るものです。
ですから、遺跡のものは遺跡の結界を制御させたりするものだと思います。外さないほうが良いですね。
里の精霊もそこに自らの属性を無意識に付与していたと思われます。
森の精霊の里の呪い玉も遺跡の人工精霊石に対して後の時代に付与されたものだと言うことです。
意思の消えた精霊石を媒体に霊が乗り移ったとかでしょう」
「魔王国に行く予定があるので、その錬金精霊さんを教えてください。」
「はい、関係者外秘ですよ」
「もちろんです。幹部としての自覚はありますので」
こんな重要なこと知らなかったけど。幹部でも一部の人しか知らないらしい。




